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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  ピクニック(1936) 何故?何てことの無いある家族のピクニックの風景に目が釘付けになり涙がこぼれてくるのだろう? 冒頭のブランコとシルヴィア・バタイユ。彼女のことが気になって仕方が無い地元の男2人が窓を開ける。2人の目に飛び込んでくるブランコの上のシルヴィア。2人の男も、通りかかった神父さんの一行も、地元の子ども達も、本作を見る全ての人も同じように目を奪われる美しさと躍動感。 そうか・・・。本作を紹介する資料に必ず使われるシルヴィアの屈託ない笑顔をとらえる1枚はこのシーンだったのか・・・。 やわらかな陽光、木漏れ日に、揺れる草木が作り出す影、シルヴィアの目に光る一筋の涙、移り変わる空模様と雨・・・。全てが感動的な美しさ。 こちらでルノワールの作品のコメントを書くのは3本目ですが、本作のような静かな風景も、同じく10点を付けた「フレンチ・カンカン」のラストのような賑やかなシーンも、ルノワールの手にかかればどれも感動的なまでに生きていることの素晴らしさを感じさせてくれます。 ジャン・ルノワールという人の人間の大きさ、大らかさを感じる。至福の40分。[DVD(字幕)] 10点(2012-07-15 15:13:14)(良:1票) 《改行有》

2.  PK 《ネタバレ》 傑作「きっと、うまくいく」の監督・主演コンビがまたしても素晴らしい作品を世に送り出してくれました。 「きっと、うまくいく」と同様に勢いのあるコメディをベースにしながらも様々なジャンルやメッセージを含んでいる、そのバランス感覚が素晴らしい。 本作の主人公は地球人の価値観に戸惑う宇宙人。コメディにSF、ラブストーリー、ミュージカルといった要素を盛り込んだ宗教映画といったところ。 人々が信じる様々な宗教の神様ごとに教えが違うことに戸惑う主人公。 多宗教の国インドを逆手に取り、この主人公に行動で大いに笑わせながらもしっかり問題提起を挿入する。 地球の人間の価値観、宗教観を学習中の宇宙人の純粋な疑問や発想を軸にしているので難解さや嫌味が全く無くどこまでも陽気。 前作と同じく挿入されるインド風の曲が良く、その歌詞がその時々の登場人物の思いを実にストレートに代弁しています。 そして最後の公開討論会ではホロリとさせられ、ヒロインに関する嬉しいサプライズまで用意する。 「服は〝踊るクルマ〝から手に入れろ!」・・・。笑わせてもらいました。前作同様、大満足の作品でした。 この監督さん、今後も目が離せません。[DVD(字幕)] 9点(2017-04-25 16:55:22)《改行有》

3.  ビッグ トム・ハンクスの映画で一番好きな映画は?と聞かれて僕が迷わず選ぶのがこれです。 随分久しぶりに見ましたが、何度見てもいい映画です。笑いがあって夢があって、少年2人の友情の物語でもあり笑わせられながらも切ないロマンスでもあり、最後はホロリとさせられる。映画って楽しいなあ・・・そんなとても単純な感想が素直に出てくる、とても単純でとても楽しい作品です。 子どもの頃、誰もが時に「早く大きくなりたいな」と思う。その願いが叶った、12歳の子供に見事になりきったトムがあまりにも素晴らしい。いつまでも子供のまんまではいられませんが、少年の心も、大人になってからもおじさんになった今も心の片隅には置いておきたい。そんなことを思わせてくれる素敵なお伽話のような映画です。[DVD(字幕)] 9点(2012-10-31 19:41:32)《改行有》

4.  瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 いい映画でした・・・。25年前の若い銀行員の妻の惨殺事件。主人公の男の事件の回想と真相を追う姿を物語の軸に、妻を殺された銀行員と犯人、裁判所を定年退職した主人公の男とその上司である女性、それぞれの事件の二転三転する展開と共に描かれる深い味わいのある人間ドラマでした。更に執念の捜査を見せつつもどこかコミカルな主人公の男の同僚の味のある存在感も見逃せない。 途中長く感じられる部分もありましたが、25年前と今を行き来しながら事件の回想と解明のドラマと、事件後のそれぞれの人間ドラマの二つのドラマがしっかり描き切られ、ミステリ・サスペンスとロマンス、この二つのドラマそれぞれの結末が鑑賞後も違った余韻となって心に残る映画でした。 度々登場する“A”の文字が打てないタイプライター。主人公の男が恐れを振り払うかのように自ら“A”の文字を書きラストの行動に出る人間ドラマの結末も、事件のその後の驚愕の結末も見事でした。よく練られた脚本、味わい深く美しい映像も素晴らしい映画でした。[映画館(字幕)] 9点(2010-08-31 21:22:11)(良:2票) 《改行有》

5.  ピクニックatハンギング・ロック 《ネタバレ》 実際にあったという今でも謎のままの少女たちの失踪ミステリー。幻想的で神秘的な映像美に引き込まれます。寄宿学校の少女たちが楽しいはずのピクニックに出かける天気のいい午後。しかし、今にも何かが起こりそうな言い知れぬ不安げな空気が漂う。少女たちを呑み込まんとするかの如くそびえ立つ岩山、少女たちの抽象的な会話、そして効果的に盛り上がり、時折荘厳さを漂わせる音楽。それら全てが神秘的で、不安げで、はかなげである。作品全体に漂うこの雰囲気こそがこの作品の大きな魅力となっている。そして少女たちに何かが起こった。何かに導かれるように岩山の奥に消えていく少女たち。本当に神隠しにあったのか、それとも事件だったのか。一人生還した少女の口から何があったのか語られることは無く、作品は真相を探ろうとも推理しようともしない。真相は闇の中だが、それがまた、この作品をより神秘的なものにしていていいのだと思う。[DVD(字幕)] 9点(2008-11-24 14:57:04)

6.  陽だまりの庭で TV用に製作された90分程度の小品ながら、いい映画を見たとしみじみと思える良作。 邦題の通り、祖父と孫娘がベンチに腰をかけ語り合う。その庭に差し込む陽の光のような温かみ感じます。 祖父と孫娘が夜の地下でレジスタンスのように”任務”を遂行する。 孫を悲しませまいと必死の祖父と、あまりにも可愛らしい孫娘の姿。 全編に渡り、そんな2人の姿が微笑ましくもあり、悲しくもある。 この監督さんは「まぼろしの市街戦」にしても本作にしても、 優しさや明るさ、ファンタジー的要素や笑いに包み込み、独特の話術で戦争を語ります。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-01-23 15:33:25)《改行有》

7.  ビバリーヒルズ・コップ やはりエディ・マーフィーと言えばこれですね。 人懐っこい笑顔、怒涛のように繰り出される軽妙な台詞まわし。エディの魅力が存分に出ています。 それをしっかりサポートするのが、結果的にエディと共に悪に立ち向かうことになるビバリーヒルズの地元警察の2人の刑事。 規則や原則に縛られた2人と自由奔放なエディの刑事ぶりとの対比が面白く、 彼らの存在が更にエディの魅力を際立たせています。 序盤、エディ演じるアクセルがバーで機転を利かせ、 バーで強盗を逮捕した際のウソの報告に対し正直に本当のことを喋ってしまう彼ら。 しかし事件解決後は上司も一緒になって、更にその上を行くような壮大なウソの報告を。 アクセルとの数日間で彼らもデカとしてすっかり頼もしく?なっていた姿に思わずニッコリさせられる。 ラストの「まあビールくらいならいいだろう」も同じく。 大ヒットしたサントラ、グレン・フライの“heat is on”に ハロルド・フォルターメイヤーのアクセルFのテーマも印象的。 本作といい、数年後の「ミッドナイト・ラン」といい、 この頃のマーティン・ブレストのこんな小気味いいコメディは面白かった。 またこんなコメディを撮って欲しい監督の1人です。[DVD(字幕)] 8点(2015-07-20 14:01:56)(良:1票) 《改行有》

8.  ピエロの赤い鼻 《ネタバレ》 主人公の男2人が勢いで起こしてしまった行動が引き起こす悲劇。赤い鼻をつけたドイツ兵のピエロや身代わりに処刑される事を選んだ男、彼らは死ななければならなかったのか?2人が早く自首していれば死なずに済んだ命ですが、自首すれば確実に自分達が殺される。果たしてその状況で自首できるだろうか?いくら後悔しても死んだ人は帰ってはこないし、生かされた人の心からその後悔の念と重い過去が消え去る事も無い。事の発端となる2人の男の行動を含め全ては戦争さえなければ・・・。という思いしか出てきません。あたたかみ、ユーモアのある人物描写と語り口の中に戦争というものを描き出した見事な人間ドラマでした。特に人質達の心に安らぎを与えたピエロのドイツ兵の優しさと勇気に感動しました。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-25 00:10:18)(良:1票) 《改行有》

9.  ヒア アフター 作中、霊能力者の男は何人かの死者と交信した。交信を求める人はその大切な人の死を受け入れられずに引きずっている人々だが、対話に応じた死者は皆、こちら側に残っている者に前向きに生きることを願っている。特に霊能力者の男を介し、死んだ双子の兄が弟に語りかける場面は感動的でした。「俺を引きずるな。もう助けてやらないぞ。俺の帽子を脱げ」、と。そして弟は最後はずっと被ったままだった兄の帽子を脱いでいた。本作に登場する3人ともそれぞれの事情で死と向き合いながらも、最後は迷いながらも前を向いて歩き出している。ファンタジー的題材でありながらもファンタジー的描写は抑えられ、死後の世界や死者の意識は感じるもののその姿はハッキリとは見せず、あくまでも描かれるのはそれぞれに死を意識し迷い苦しみながらも再び前を向いて現実的に今を生きていこうとする人々だ。イーストウッド的だとも思う。生きているうちには大切な人を亡くすこともあるだろうし、死を意識する事もあるだろうが、結局はそれを乗り越え前を向いて生きていかなければならないんだ。ラストの3人の姿はそんなことを感じさせてくれました。[映画館(字幕)] 8点(2011-02-21 23:22:17)

10.  昼下りの情事 《ネタバレ》 先日BSでやっていたので久々に観ましたが、いい映画は何度観てもやっぱりいいもんですね。こういう昔の落ち着いた品のあるラブコメは50年が経過した今に観ると逆に新鮮に感じられます。オードリーは本作でもやっぱり魅力的。駅での感動的な名ラストシーンも何度観てもいいですね。列車が走り出し、フラナガンに向かって精一杯強がるオードリーが何と可愛いことか。そして4人組の楽団の皆様!フラナガンさんからいっぱいギャラとチップ貰ったことでしょうけど最後は素敵な映画の締めまでやっていただいてお勤めご苦労様でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-05 22:12:24)

11.  ビヨンド・ザ・マット 《ネタバレ》 2000年頃まで僕はこの作品で描かれているWWF(現WWE)というアメリカの世界最大のプロレス団体の大ファンで、スカパーで毎週欠かさず見ておりました。週2回、2時間番組(現地のアリーナでの中継)が放送され、そこで繰り広げられる男と男、男と女、女と女、様々な人間模様の決して最終回の無い連続ドラマの面白さはケタ外れ的な面白さだった。WWFを見ていた人はお分かりだと思いますが映画にも登場するビンス・マクマホンという人、本当にWWFの社長なのですが、その辺の俳優じゃ太刀打ちできないほどの演技力の持ち主で、レスラーではなく、この人がWWFの真の主役でした。リング上で演説を始めれば、あの映画界の演説王、パチーノも真っ青になるほどのド迫力の大演説をブチかましてくれるし、レスラーでもないのに自らもリングに上がって試合までやってのけます。で、これらにはシナリオライターがいるのは当時から既に常識でした。当時アメリカでは社会現象になるほどの人気だったのでみんな脚本家がいることを知っていました。ビンス自身も「我々がやっているのはスポーツではない、スポーツエンターテイメントだ」と公言していましたしね。でも、あれだけ面白ければ関係ないと言うほど毎週よく練られた脚本で僕たちファンを楽しませてくれていました。映画のレビューではなくこの頃のWWFが面白かった!という以外何も語ってないよう無いような気もしますが、当時WWFに胸を熱くしていた私には特別な作品なのです。[映画館(字幕)] 8点(2008-12-15 20:58:42)

12.  ヒッチャー(1985) 《ネタバレ》 荒涼とした乾いた風景のハイウェイと車。 作品の出だしはスピルバーグの「激突!」に似た空気のある不条理サスペンス。 路上、荒涼とした風景に点在するガソリンスタンド、カフェ、警察署、モーテル。 主人公の行く所に確実に的確に現れるので、 そろそろまた出て来るなというのが見ている側にも的確に分かってしまうのですが、 その表情も佇まいも、主人公の男の前に現れる様も、とにかく不気味。 この作品はとにもかくにもルトガー・ハウアーですね。 一体何人殺したんだろう?ルトガー・ハウアー演じる男は残忍の一言なんですが、 残忍な殺され方をするその瞬間や、惨殺された死体はあまり見せない。 しかし、何が起こっているのか見る者には全て分かる。 この手の作品にしては見やすさもありつつ、よく考えられた見せ方であると思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-11 16:23:24)《改行有》

13.  ヒマラヤ 運命の山 ラインホルトとギュンターのメスナー兄弟と、その時のチームによる ヒマラヤの難航不落の峰、ナンガ・パルバートのルパール壁登攀を再現した作品。 冒頭、兄弟のチャレンジの様子を捉える、空撮によるダイナミックな映像にまずは圧倒されます。 山岳アドベンチャーだけでなく、子どもの頃からの兄弟のドラマ、チームの隊長との確執などのドラマも挿入される。 特に子どもの頃からの兄弟のドラマには兄ラインホルトの、ここで命を落とした亡き弟への思いを感じずにいられません。 作品の最後に触れられますが、実際にラインホルトは弟を探すためにその後も何度も当地を訪れています。 このチャレンジ以降も長年にわたってラインホルトと隊長の言い争いは続き、 窮地に陥っていると分っていながら兄弟の救出に向かわなかったチームメイトの1人は数年後に自ら命を絶ったという。 本作はラインホルトの証言に基づいた作品であり、それぞれに言い分があると思われる事情の全ては分りませんが、 山岳映画としては難攻不落のヒマラヤ8000m峰の美しさと厳しさ、その両方を見事にとらえていると思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-07 19:15:30)《改行有》

14.  ひつじ村の兄弟 もっと牧歌的でほのぼのとした笑いのあるコメディだと思っていたのですが、結構シリアスなドラマでした。 その中にも、隣同士に住み、ひつじを育てるという同じ仕事をしながらも40年もの間、口も聞かない、 どこか可笑しさを感じさせる不仲の兄弟のじいさんを演じる2人がいい。 話がある時は犬に手紙を持たせる。この犬の存在がまたいい。2人の日常にささやかに挿入されるそんなユーモアがいい。 しかし、ひつじを育てることが唯一の産業といっていいこの村のひつじに伝染病が発覚。ひつじを殺処分しなければならない。 過酷な自然の中に営まれているアイスランドの酪農の厳しさを感じる。 荒涼としたアイスランドの地方の風景。曇天の空模様。冬は当然暴風雪が吹き荒れる。 作品からひんやりとした、そして冬は凍えるような空気が伝わってくるかのよう。 唐突に訪れるラスト。しかしそこには確かな温もり、体温が感じられました。[DVD(字幕)] 7点(2016-07-26 20:19:34)《改行有》

15.  ピンチクリフ・グランプリ 「チェブラーシカ」などと同じく人形アニメらしい素朴な手作り感が魅力なのは勿論のことですが、細部にまでこだわりが感じられるキャラクターの動きから、テーブルや棚に置かれた、あるいは壁に掛けられた室内の日用雑貨などに至るまで本当に良く出来ています。 それらの中で一番素晴らしかったのは、レースのオープニングイベントでのバンド演奏です。ここは作者もきっと自信がおありだったのでしょう。1つ1つのキャラクターが楽器を演奏する表情に手や指の動きが実に自然で、楽しいバンド演奏をたっぷりと見せてくれます。そしていざ、レースがスタート!もう人形アニメであることを忘れてしまいそうな迫力でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-06 20:35:22)《改行有》

16.  ビッグムービー フランク・オズ&スティーブ・マーティン。僕の大好きな名コンビです。やっぱりこの2人が組んだ映画は楽しいですね!日本未公開なのが残念ですが、まあ仕方無いのかな・・・。 そこに2役を演じたエディ・マーフィーまでが絡みます。何度もコンビを組んでいるオズ監督とスティーブは息もピッタリという所ですが、エディも本当に上手くはまっています。様々なシーンで恐怖に怯えるエディの演技(特に駐車場とハイウェイのシーン!)には本当に笑わせてもらいました。 更にこんな映画に何故かテレンス・スタンプが出ていて、一人大マジメに硬い演技を披露しているのですが、これもまた作中のいいアクセントになっていたりします。 映画のノリとしては典型的スティーブ・マーティン映画で、好き嫌いが分かれるノリの作品ですが、スティーブとエディ、二大コメディアンの楽しい競演とコメディ職人フランク・オズの手綱さばきも冴えるアメリカン・ドタバタバカコメディです。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-21 22:26:08)《改行有》

17.  110番街交差点 これは隠れた力作じゃないでしょうか。暗黒街だった頃のハーレムを舞台に、白人マフィアとハーレムを牙城とする黒人ギャング、これら組織の構成員に警官まで殺害し組織のカネを奪い逃走する黒人グループ。そして捜査に乗り出す白人と黒人の刑事2人。白人と黒人、追う者と追われる者、視点を切り替えながら絡み合う対立軸、ハーレムの人間模様を迫力あるタッチで描き出す。ヤフェット・コットー、ポール・ベンジャミンなど、名作と位置付けられる有名な作品でも印象に残る存在感を示した黒人俳優達の競演も見逃せない作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-29 20:10:17)《改行有》

18.  ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 ヒトラーの第三帝国崩壊前夜のベルリンでヒトラーと、その側近たちはいかにしてその崩壊の時を迎えたのかがドキュメンタリータッチで描かれる。作り手のヒトラーとその側近中の側近達への私情や人物評価を極力排し、恐らくはかなり正確にその人物像、最後の時の心境や姿を伝えようとしたのではないかと思う。抑揚が少なく非常に長い作品ですが、最後の時司令部で何が起こっていたのかがリアルに観る者に伝わってくる非常に重厚で丁寧に作り込まれた映画です。それにしても発狂したかのように側近にわめきちらす姿や、全てを諦めたかのようにうつむいた気弱な姿など、ブルーノ・ガンツの身も心もヒトラーに成り切ったかのようなまさに迫真の熱演は実に見応えがあった。[DVD(字幕)] 7点(2009-08-18 22:39:15)

19.  ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! 《ネタバレ》 ちょっと前に「レット・イット・ビー」を観る機会があった。本作は解散間近の4人の姿を納めた「レット~」からほんの数年前のことなんですよね。しかし「レット~」の4人と比べると本作の4人の姿は若いなあ~と感じさせられる。やっぱりビートルズと聞いてイメージする姿は無精ヒゲもなく、お揃いのスーツをスマートに着こなして活き活きとした表情を見せる本作のような姿ですよね。そんな彼らのお茶目でユーモアのセンスたっぷりの姿を堪能できます。60年代の世界中を熱狂させた彼らが全力で突っ走っていた頃の若さあふれる魅力がいっぱい詰まったとても貴重にして愛すべき作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-11 12:41:11)

20.  百万長者と結婚する方法(1953) 《ネタバレ》 この頃のアメリカの陽気なコメディはいいですね。マリリンにはやっぱりコメディがよく似合う。本作でも陽気でかわいいマリリンの魅力が全開。そんなマリリンを観ているだけでも楽しい気分になります。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-17 00:08:22)

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