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プロフィール |
コメント数 |
61 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=0T0F |
自己紹介 |
映画好き。特にSFとヒーローものは生まれつきのファンです。しかし観察眼と視点は一般の方とは遥か掛け離れています。と思ったらこちらのHPでも、いろいろな方がおられ、世の中は広く人間は千差万別なんだなと改めて実感しました。最もそれが当然ですが(笑)。宜しくお願いします。 |
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1. 必殺! THE HISSATSU
《ネタバレ》 必殺シリーズのファンだった十代の頃に劇場で観た。ファンと言っても新・仕事人あたりからのソフト路線のファンだが、だからこそか非常に楽しめた。普段テレビで活躍していた彼らの映画版に相応しく、敵の勢力・事件の規模・お馴染みの殺し技のバリエーションがスペシャル版的にバージョンアップされており、しかしあくまで庶民のお話に留めているところが上手い。スペシャル版だからと迎えたゲストの二人、仕事人の朝ノ助は人生の影を感じさせながらも粋な漢を通し(殺し技の美しさはシリーズ随一と思う)、悪役の庄兵衛は子供好きを隠れ蓑にした殺人鬼(替え玉を使って生きながらえるトリックが狡猾さと不気味さを増していた)で、どちらも素晴らしかった。難点は何人かの方も仰る『潜水艦』。加えていえばコメディアンの起用。必殺スタッフってどうしても時流に合わせようとしたウケ狙いのオヤジギャグやるんですよね(笑)。そこを引いても楽しめた映画でした。テレビ番組の映画化の成功例。[映画館(邦画)] 8点(2010-08-06 10:16:12)
2. 必殺!Ⅲ 裏か表か
《ネタバレ》 公開当事、前作に呆れながらも性懲りも無く劇場に行った。前作を【砂糖と練乳とチョコを混ぜた飲み物】と評したが今度は一転、【渋さ苦さの濃い抹茶】に激変していた。パンフにも「前作の不評を受け、今度は進化の分岐点的映画にした」みたいな事をスタッフが記していたのを覚えているが、何もここまで渋く苦くしなくても、と変貌に戸惑った。私観だが、必殺シリーズは、小さな存在ゆえに踏み躙られた市井人の恨みを密かに晴らす程度の小さな、悲しい、しかし極めて人情味の厚い物語と見ていた。この映画はもう別物。必殺じゃなくて虐殺。小技の参が真っ先に抹消され、華麗に簪さばいてる場合じゃねえ!とばかりに秀が刀持って暴れる姿の違和感の凄まじい事。主水も然り。人生の酸いも甘いも知り尽くして万人を欺いて生きる狡猾さを発揮していた壮年が、小娘にあっさり誑かされたリ、事件の黒幕を私情剥き出しで痛めつける姿、なんというかセコく見える。人間性を強調したテーマだとしてもね。暴力的怖さ、閉塞感、無力感が随所に漂う映画でした。 若干付記……ヤケ酒を煽る主水を暗殺しようと近づく武装集団。これを迎撃したのは単身で素手の壱。『俺が相手だ!かかって来い!!』って…、集団で武装していて逃げる方も逃げる方だが、壱も相当に無茶なやつだと思う(笑)。 若干付記2……『汚名挽回』という間違い言葉、検閲しなかったのね。スタッフ。[映画館(邦画)] 6点(2010-08-12 14:03:53)
3. 必殺! ブラウン館の怪物たち
《ネタバレ》 まだ20代前半の頃、ファンゆえに前作に続き劇場に出向いて鑑賞。いやーくだらなかった。どうしても、大衆ウケを狙ったオヤジギャグを取り入れたい!という趣向に拘る必殺スタッフの、拘り過ぎた結果がこれ。そういえば当事買ったパンフにも『若い人にも楽しめる作品にしました。』とか書いてた。主水の両サイドを固める仕事人が、飾り職人の秀と三味線屋の勇次の類似品コンビにしか見えないのもがっかり。砂糖と練乳とチョコを混ぜた飲み物を出して、『こんなに甘いから若い子も美味しいって思うでしょ?』とか言われたような映画。[映画館(邦画)] 0点(2010-08-06 09:39:16)
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