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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 負け戦をボロボロになりながらも秩序を保とうとするゲルマン魂、もはやこれまでと我が子たちを毒殺する帝国の母、描き方は違うけどまるで「日本のいちばん長い日(1976)」を見ているような緊張感と凄味が伝わってくる。ラストで「語り部」である元秘書が吐露するホロコーストやアウシュビッツに対する大甘な言葉に、違和感と同時に自己否定を避けようとする人間の本質を感じてしまう。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-06 00:46:16) 2. ビフォア・サンセット 前作から9年後に同じキャストで9年後の世界を描いた今作、そしてまだ観賞していませんがさらに9年後の3作目へという流れ、また今作の映画の中の時間と実際の時間がほぼ同時進行している設定等、なかなか新鮮で面白かったです。3作目への布石とも思える曖昧なラストは、それぞれが背負っているものへの影響をあれこれ考えるより今の思いを最優先したと解釈したいです。前作で約束した半年後の再会が叶わなかった理由が明かされていく過程や別れの時間が迫りくるストーリーもなかなかミステリアスでサスペンス感にあふれ、1作目よりもずっと面白い映画だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-22 22:25:55) 3. ビューティフル・マインド 2回目の鑑賞。 実話との相違点を考えてしまうと酔いしれた感動も醒めがちですが、初見での作り物っぽい夫婦関係とか幻覚症状への違和感も薄れてくるのが意外… 心の病の克服にノーベル賞、孤独でないことと居場所があることの大切さをしみじみと感じさせる作品でした。[インターネット(字幕)] 7点(2018-04-22 20:28:05)《改行有》 4. ピンポン 随分前に観ましたが、バカバカしいけど結構面白かったという記憶が残っています。前回は気にもとめなかったペコやスマイルやドラゴンたちの非体育会系の華奢な手足に違和感を抱きましたが、相変わらずの面白さに御愛嬌ということで。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-15 22:00:25) 5. ビッグ・フィッシュ 良かったのはラストの方だけで、それまではちょっと退屈でした。回りくどさを感じる映画です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-24 17:44:57) 6. 光の旅人 K-PAX 《ネタバレ》 スタートから後半までのSF調のミステリアスでサスペンスフルな展開には引き込まれましたが、宇宙人なのか精神異常者なのかどちらとでも取れるようなラストにはちょっとがっかりです。原作未読で作者の思いは分かりませんが、人生の生き方を考えるドラマであればちょっとこの展開は回りくどいように思います。引き寄せられた心の後始末をつけてほしかっただけですが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-18 20:20:47)(良:2票) 《改行有》 7. ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 出だしのバイオレンス臭からファミリー、イジメ、セックス、ヒーロー、ミステリー、サスペンスとバラエティに富んだ展開にはそれなりに引き込まれるが、結局元殺し屋は不死身のヒーローか?「これで終わりですが何か?」みたいなラストに「別に」と言いたくなるような映画だった。[地上波(吹替)] 5点(2016-10-01 23:55:49) 8. 秒速5センチメートル 風景には感情移入できるけど、中味がねぇ・・・。思春期の恋バナをウジウジ引きずられても全然響かない。年かなぁ?[地上波(邦画)] 5点(2016-08-22 21:58:04) 9. 陽はまた昇る(2002) プロジェクトXのアンコールアワーだったような気がしますが「窓際族が世界規格を作った VHS・執念の逆転劇」を観た者としては、今作の無理に感動させるようなシナリオと誇張された演技にはちょっと複雑な気持ちにさせられます。実話の劇的な大逆転ストーリーのリアルな面白さが半減してしまった感がありますが、渡辺謙の演技はなかなか良かったです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-05 22:28:42)《改行有》
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