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プロフィール
コメント数 4750
性別 男性
年齢 41歳

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 私は昔から「廃墟」というものに非常に強い興味というか魅力を感じておりまして、廃墟の写真を見たり実際に行ってみたりすると、なんだか夢の世界を思い起こす様な、そういう不思議な気持ちになるんです。この作品に出てくる未来のL.Aというのは実にデカダンス的で、廃墟が持つ退廃の美というのに凄く似ているような気がするんです。廃墟というのは、宿命的に人の記憶と重なり合う要素がある。消えて崩れゆく思いで。そう、ロイが語ったあの最後の言葉の様に。降り続ける酸性雨の雨は、全ての建造物を溶かす要素があり、あちこちで漂うスモッグは、消えていく記憶の切なさを表現しているみたいです。そう、涙のように、雨のように、、、、、。そしてリバーブのかかりまくったヴァンゲリスの音楽は、切なくかなしい人の生き様も、過ぎ去る事である種の温かみを付加させる追憶の効果を描出しているようでもあります。レイチェルの子供の頃の写真がかすかに動きだし、最後に旅立つロイの魂は鳩によって表現される。現実と思い出と夢。この三つが、L.Aの無国籍雑多な世界の様に混ざり合い、人の人生を幻影の様に映し出す。そう、この作品は、人の内面を見事に外化し、外側の世界を見事に内面化することで、内と外が一体となった世界観を作り出している。単に美しいだけではない、単に緻密なだけではない、本当に素晴らしいビジュアルというのは、真に内的なものなんだ。ディレクターズカットから15年。全体的な色調も纏められ、ガラスに突き破って死ぬレプリカントの顔をデジタル技術で本人の顔にはめ込み、鳩が飛び立つシーンを当時思い描いていた背景に変えるなど、監督本人が本当に作りたかったものへと仕上げられました。いろいろあって紆余曲折しながらもついにファイナルとなった今作。四半世紀を経て、ようやく時代は「ブレード・ランナー」に追いついた。そしてこの作品は永遠となることでしょう。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2008-08-14 23:09:58)(良:1票)

2.  フラガール いや~面白かったですね~。蒼井優さんもよかったですけど、この話の真の主役はやっぱりまどか先生だと思うんですね。最初のつくけんつんけんした感じから、最後の「いい女になる」ところまで、その変化がいいですよね。実際のお話、舞台を1年前からリサーチして、キャラを活かした日本人好みのの素晴らしい脚本にして、いや実に緻密ですよ。それでまた本物のまどか先生に役者の人たちを学ばせて、実際に映画作りの中でフラガール実話と同じことやるわけだから、演技的にも説得力のあるものになる。そりゃ賞とるのも無理ないでしょう。[DVD(邦画)] 8点(2007-05-04 13:04:46)

3.  ブロークバック・マウンテン いい映画を観た後は、必ずいつまでもその作品の余韻が残るものです。この作品もまさにそうでしたね。全体的なこの控えめさ、純粋に人間の本質だけで物語を語ろうとするこの邦画にも似たタッチがとてもいいです。こんなにも見事な作品を撮ったアン・リーさんには本当に脱帽。彼はアクションも心情劇も撮れる超有能な監督ですね。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-09 02:17:22)

4.  ブロウ これはいい映画だよ。涙目になっちゃったよ。こういう親子の絆ストーリーを入れられると弱いんだよ僕は。実に忠実に手堅く、丁寧に描かれてるね。ほんとこの監督さん、若くして亡くなっちゃって惜しいです。8点(2003-03-08 02:02:17)

5.  ブラッド・ワーク 《ネタバレ》 単純に楽しめました。安定感のあるB級娯楽作品。 見えない犯人を突き詰めていく様子も見てて面白く、元FBI捜査官としての捜査能力が光ります。 いきなり暴走しちゃうようなところもその熱い想いが端的に出てるようで、こういうキャラは素直に応援したくなりますね。 元相棒のメキシコおっちゃんとの掛け合いが作品にユーモアを加える。なぜかドーナツのシーンが妙に笑えた。[地上波(字幕)] 7点(2016-12-30 09:22:03)(良:1票) 《改行有》

6.  フロスト×ニクソン 《ネタバレ》 こりゃまた新しいタイプのエンターテイメントですなぁ。単なるインタビューがこんなにも面白いなんて。全体的にドラマドキュメンタリーな作りで、勿論創作も入ってはいるんだろうけど、そのインタビューの裏側が多大なるリアリティーを持ってして描かれるのでついつい引き込まれますね。フロスト&ニクソン役を演じたお二方の堂々たる演技。下の方もおっしゃってる通り、殴り合いの無いボクシングですよこれは。俗物的なものに最近は流れていってるロン・ハワードが、オスカー監督としての力量を見せつけた渾身の一本ですな。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-03 20:30:51)

7.  プラネット・テラー in グラインドハウス 《ネタバレ》 超Z級の映画を装ったウルトラA級の作品。冒頭から意味不明の映画の予告編が始まるやら、フィルム焼きになるわ一巻消失するやら、やりたい放題ですけど、こういうテイスト、嫌いじゃありません。とにかく笑える!台詞に毒が効いてるし、ギミックにはセンスが光ってる。あそらくは体のほとんどが腫瘍になってしまったのでしょう、ゾンビたちが気持ちのいいほど血しぶきを上げまくるプシャ~!ドピュ~!ブチュ~!ゲーム的な爽快さがそこにはある。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-03 22:44:55)《改行有》

8.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 割と良かったと思いますよ。マジック同様、映画というものも起承転結がありまして、ここでいう確認・展開・偉業というのとよく似ている。だからストーリーそのものもラストの偉業であっと言わせたかったのかも知れません。が、確かにあのオチは、うーむ、、、と言いたくなる。プレステージになってない。しかし全体としてみれば雰囲気がよく出ていて、特に「瞬間移動」装置の妖しさはなかなかのもの。現実味がないとおっしゃる方もいるが、原作は空想文学。現実性よりも、雰囲気を楽しむおとぎ話と解釈して下さい。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-02 01:01:14)

9.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 RUFに攫われた子に教育を受けさせてる善人なおっちゃんが言ってましたね。人の善悪とは、おそらく行動で決まるんだろうって。まさしく悪人そのものであったディカプリオ扮するアーチャーが、最後の最後によい行いをする。あのシーン、ぐっときますなぁ。この作品のテーマは、「人間にとって本当に価値のあるものとはなにか?」であります。アーチャーにとってそれは宝石。しかし父ソロモンにとって最も大事なものは家族であり、息子はまさに宝石なのであります。二人の葛藤劇はそのまま「息子か?それとも宝石か?」のせめぎ合いであり、最終的にはアーチャーの行いによって、息子に軍配が上がる。ソロモンがロンドンで家族と再会した時、取引業者はその光景には目もくれず、ずっと石ころだけを見ていた、あのシーンが鮮烈です。そう、このテーマは普遍的なものです。アフリカという遠い遠い場所の出来事、全く関係がないよ、なんて思ってみても、この作品が投げかけるテーマはまさしく我々のような物質文明に生きる現代人に、そのまま大きく関わってくる根源的な問いなのです。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 02:49:13)(良:1票)

10.  ブラックブック バーホーベンさんはかなり刺激的な幼少時代を過ごしたそうで、それが彼の映画監督としての作風に大きな影響を及ぼしたことは言うまでもないのですが、本作はずーっと前から構想として温めていた、まさしく彼の原点、あるいは集大成ともいうべき、そういう作品なんだろうと思います。彼が小さい頃見たその世界、醜く下劣で残酷で、人間の本性むき出しの世の中を、まざまざと体感した。そういうのがこの作品を見ていると透けてみえてくるような気がします。だけど重くならない。真に娯楽に徹してる。これがまた凄い。そのせいか感情描写はとても浅薄なんですが、こういう実に重い内容を真に軽い娯楽にするその精神に、楽観性というか、救いを見るようで私は好きなんです。それにしても、これだけ体を張ってこの役を演じきった主役の女優さんは素晴らしいです。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 02:24:00)(良:1票)

11.  不都合な真実 《ネタバレ》 ドキュメンタリーというか、温暖化という問題を知らしめるための一つのいい宣伝素材という感じで、ゴアさんの見事なまでの講演を堪能することが出来ます。いかに人々にわかりやすく伝えるか、1000回以上もの講演を重ねて来た彼がなし得た、一種のパフォーマンス・アートと呼んでもいいくらい。まずは地球の映像を見せる。カール・セーガンの言葉を借りて、ボイジャーファイナルショットの青い点になった地球を見せる。そしてその星で起こっている事をわかりやすく説明。「これは政治の問題ではなく、モラルの問題だ」は素晴らしい言葉です。何事も矮小化して考える我々の癖をうまいこと指摘してますな。その後はいろいろな科学的データを見せて温暖化の恐怖を教えてくれます。一番印象的なのは、南極の氷が気温の上昇によって穴だらけのチーズ状みたいになっちゃって、一気に崩れ落ちるという話。あれがグリーンランド全域で起きていて、もしグリーンランドの氷床が溶けたら世界の大都市は海に沈んじゃうよって。実に恐ろしい!一番有意義だなと思った話は、経済と環境は両立するという説明。これが対立するものだと思ってる人がまだまだたくさんいるんだろうという事実。これこそが、温暖化阻止にむけての最大の阻害要因かもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-10 22:40:29)

12.  武士の一分 《ネタバレ》 例えばこのシーンは土砂降りの雨が降っている、このシーンは強い風が吹いている、このシーンは落ち葉、このシーンは突風、という風に、そのシーンそのシーンで周りの環境を使ってうまく表現してるのがいいですよね。それに、まったく無駄に動く事無く、常にシンプルなカメラの動き、構図がとても清々しくていいですね。もう迷いはないんだぞ、みたいな貫禄があります。個人的には山田洋次時代劇3部作の中では、この作品が一番よかったです。新之丞に割と共感出来たのと、キムタクの芝居も決して悪くなかったことと。[DVD(邦画)] 7点(2007-07-02 00:24:27)(良:1票)

13.  ブラザーフッド(2004) なかなか面白かったです。僕が今まで見た韓国映画の中では一番よかった。皆さん書かれてる通り、戦闘シーンがすごくよく出来てる。後半の戦闘機墜落などの一連のCGシーンには少々不満ですが、CGを使っていない戦闘シーンは、迫力あってリアルでした。みんななかなかの熱演ですし、ストーリーも人をひきつける力を持っています。兄貴が北の一味になってやってきたのはちょっと閉口しましたけどね、、、。7点(2005-03-28 02:38:55)

14.  ファインディング・ニモ いやー、またピクサーにやられてしまった。前作モスターズインク同様泣いてしまいましたねぇ。狙ってるのがみえみえだなぁと思いながら、じーんときちゃう。負けました。ピクサーの勝ちです。これからもどんどんボクを負かしていって下さい。 7点(2003-12-12 21:41:05)

15.  ブラックホーク・ダウン 決してドラマチックなストーリーではない。ある意味、つまらない映画、とも言える。でも、れこが本当の意味でリアルな戦争映画なのかもしれない。善悪に描かれているわけでも、無理に感動させようてしているわけでもなく、ただひたすらリアルな戦闘シーンに徹している。やはりリドリー・スコット、渦巻く黒煙や、降り立つヘリなど、美しいシーンが多々あった。混乱する戦地と、命令を下す基地の冷静さの対比が印象的であった。兵士の足に手を突っ込むあたりが実に痛々しかった。ある種新しい、淡々と、忠実に描かれた反戦映画。7点(2002-04-05 21:12:48)

16.  BROTHER こういう映画はあまり好みではないんだけど、でも静的なのにちゃんとエンターテイメントになってた。人情がよく描けてたと思う。たけちゃんまんは、暴力描写は痛くないといけないと言っていた通り、鼻に割り箸入れてカックンはマジ痛かった。よく言うキタノブルーが、すごく真面目に暴力を描いていると思う。銃殺シーンはどれもきわだったカット割りだった。たけちゃんまんは、たぶんこの国を愛して、そして考えてくれているんだと思う。そういった面も入れて7点。7点(2001-11-05 00:11:13)

17.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 レニー・ゼルウィガーの代表作といえば、やっぱりブリジット・ジョーンズ。 体当たり演技が光りますね。バニーガール姿とか、下着姿とかでその豊満な肉体を惜しみなく披露。 イケメン二人と三角関係演じてるわけだから、十分リア充やと思うんですけどね。 どこにでもいそうな、ぽちゃアラサー。だけどちゃんと夢も見させてくれる。そんな内容がヒットしたのかも。[地上波(吹替)] 6点(2016-12-30 17:24:41)《改行有》

18.  プリズナー(2007) 《ネタバレ》 主役の彼の熱演は悪くないし、 加害者と被害者の関係性という深淵なテーマを 題材にしているので、見応えはあると思います。 特に、実際に強盗殺人を犯して子供をさらい、 そして事故に遭う一連のシーンはよく出来ている。 ただ、良くも悪くも直球なんですよね。 前半を使って、それぞれの置かれた状況を じっくり見せて、後半の展開でやるせなさを しっかり見せつける。そういう作り。 ハラハラさせるサスペンスみたいのを期待してみると 肩すかしです。 ラストのテロップを見ると、被害者と加害者を 面会させるほうがいい結果をもたらしますよっていう 内容なんですが、その是非はともかくとして相手を 理解することは重要だという、そういうメッセージは よくわかります。加害者の彼も、実際には ハプニングで銃を撃ってしまい、そして男の子を すぐに解放しようと、そして救おうとしていた。 でもそれを証明出来る人は誰もいないわけです。 2人を殺した強盗殺人と聞けば極悪非道そのものですが、 彼はそういう奴じゃない。それを理解してあげるのも、 そして加害者が被害者の人となりをちゃんと知って 謝罪の気持ちを喚起させるのも、何事も「理解」が 大切だなと言うことですね。[DVD(字幕)] 6点(2013-11-10 11:23:46)《改行有》

19.  ブーリン家の姉妹 《ネタバレ》 衣装とか映像の美しさは本当に特筆すべき出来映えですね~。その当時のイギリスにタイムスリップしたような気分になる。ただ、その美しさを取り除いて鑑みると、内容的には昼ドラそのものです(笑)。あ、でも昼ドラほどどろどろはしていない。決して誰かが「泥棒猫!」と叫んだりするわけでもない。でもやっぱり昼ドラです。とても美しく、崇高な昼ドラ。長女のアンは、まぁある種高望みしすぎちゃって、その理想の高さ故に身を滅ぼしたみたいな、そういう役柄ですよね。でもだからといって、処刑されるほどの罪なのか。こういってはなんですが、「生まれた時代が悪かったんや」てところじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-11 22:14:16)

20.  ブロークン(2008) 《ネタバレ》 このショーン・エリスっていう監督さん、初めて知りましたが、フォトグラファーをしている方なんですねぇ。映像センスが凄く光っていて、監督2作目とは思えない完成度です。制作費はあんまりかかってなさそうだけど、だからといってチープなわけでなく、むしろスタイリッシュで高級感すら漂うような映像です。下手なホラーよりも、よほど不気味な雰囲気が漂っていて怖い。音のない静けさと必要最小限に挿入されるサスペンスな音楽の切れ味。何かを感じさせる暗闇。フラッシュバックの巧さに事故のスローモーションの見せ方。どれもこれも印象深いですねぇ。恋人がもしかして別人なんじゃないかと感じるときの、その恋人の雰囲気とか、ものすごい妖しさが出てていいですよね。「サイコ」のオマージュであるバスタブでのシーンもなかなかのショッキング。ただ、ストーリー的にはよくあるタイプというのかな。ドッペルゲンガー風の、鏡の中の住人がこっちの世界にやってきて入れ替わるっていう。ラストのどんでん返しも、目新しいものではありません。なんというか、印象としては、使い古された陳腐なホラー話を、もの凄く上品に素晴らしいクオリティで撮り上げた、みたいな感じです。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-16 00:15:15)

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