みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 普通じゃない 脇役に到るまで、皆さん演技が達者なので、かなりイってる世界が構築されています。愛がテーマなので、ダニー・ボイル独特の毒成分は控えめですが、「間」のとりかたはまぎれもなくヤツです。ユアン・マクレガーもいきいきしてます。電話ボックスで叫ぶキャメロン・ディアスも可愛い。レインコートのデルロイ・リンドウ&ホリー・ハンターにも爆笑。でも、隠れ家の隣人連中が強烈! かなりイってるので必見の価値アリですよ!7点(2004-01-22 18:36:00) 2. プレデター2 《ネタバレ》 ただの敵ではなく、プレデター種族の背景などに広がりをもたせ、前作とは違うアプローチをしているところに、前作のファンとしては嬉しい限り。もちろん単品で楽しめるあたりも間口が広く、出来のよい証拠だと思います。小道具も増えたばかりか、騎士道精神を重んじる誇り高き連中だったなんて、いやあ、ファンの心をわかってますねぇ~。ラストの銃も衝撃的! そんな昔から来てたのね。色々と勉強になった「2」でした。6点(2004-01-19 19:18:06) 3. フォレスト・ガンプ/一期一会 アメリカ激動の時代を飄々と生きたガンプに、言葉では言い表せない魅力を感じてしまう。彼をとりまく人物達にも強い個性があり、物語を引き立てている。アメリカ文化史と良質のファンタジーを、説得力ある映像でうまく融合させた、お手本のような作品。トム・ハンクスの演技力のすばらしさは、いまさら書くまでもない。「アメリカ文化」に拒否反応を示す人は観ないほうがいいだろう。8点(2004-01-18 07:12:18) 4. プライベート・ライアン 矛盾した救出命令にどうして従うのか?当然、兵士の口からも不平が出る。様々な戦闘や仲間の死を乗り越え、理由は異なるが、各々の答えを見つけだしてゆく。とかく数でかぞえられる兵士達だが、彼らはまぎれもなく、名前を持ったひとりの人間であり、それぞれのストーリーがある。フランス人の子供を助けようとする者、神に乞うて引き金をひく者、勇敢なベテラン兵士や立ちすくむ新米兵士…。また、膨大な数の墓標に刻まれた名前のそれぞれにもストーリーがあったはずである。彼らは最期のその時まで「生きた」。大切なことは生きることであり、人生は尊いもの。この、当たり前すぎるが日常では忘れがちなテーマを、戦争を通して頭ではなく心で理解させてくれる、壮大なヒューマンドラマである。10点(2004-01-17 03:33:20)(良:2票)
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