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プロフィール |
コメント数 |
304 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。 |
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1. フォーリング・ダウン
《ネタバレ》 渋滞から外れた車=社会から外れた主人公、から物語が始まる。そこからは、ただ堕ちていくだけ。主人公が取る行動はどう考えてもただの八つ当たりだし、どこからどう見ても変人。しかし、誰もが普段世の中に抱えているであろう不満、鬱憤を晴らしてくれるその姿はスカッとするし、本当の意味での等身大のヒーロー、善悪の基準を揺るがす絶対的な存在にも思えた。
誇大化していく自意識が、強力になっていく武器で表現されていながら、最後の最後で武器が水鉄砲になるという皮肉。二人の男が最後にたどり着き、対峙した場所が二人の人生の行き詰まり具合をあらわすような桟橋であったりと、その映像による表現にも凄さを感じた。[DVD(字幕)] 8点(2015-09-04 21:20:03)(良:1票) 《改行有》
2. ブギーナイツ
《ネタバレ》 世間的に見れば落伍者の集まり。子供に会わせて貰うことも叶わず、ポルノ映画に関わっているという事で融資を受けることも出来ない。一歩外に出れば後ろ指をさされるような人生。人間的にも真っ当な人間とは決して言えない。
でもそこにはプライドがあり、夢がある。みんな誇りを持って人生を生きている。誰にそれが馬鹿に出来ようか。
それぞれが手にしたものは大きな成功ではなく、ささやかであるが新たな人生の始まりの予感や自分の居場所。でもみんながみんな本当に人生を楽しんでいるように見えた。笑えて、泣けて、ハラハラできて一度に何度もおいしい素晴らしい映画だった。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-08 20:22:48)《改行有》
3. フライド・グリーン・トマト
《ネタバレ》 冷め切った夫との関係を何とか良くしようとあの手この手で努力するも中々うまくいかないエヴリン。暴力を振るう夫に悩まされるルース。男性社会に真っ向から立ち向かうイジー。エヴリンとイジーやルースの時代は違えども、三者三様にたくましく生きた三人の女性の姿は見ごたえがありました。いつの時代のどんな人間でもそれぞれの悩みや問題と戦っているんですね。その中で生まれる人間同士の絆を大切に、忘れずに生きていこうというメッセージを自分はこの映画から受け取りました。お袋の味ってわけじゃないですけど年をとっても忘れない懐かしい味“フライドグリーントマトが結ぶ人の絆”って何かいいですね。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-08 00:48:33)
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