みんなのシネマレビュー |
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21. ブリジット・ジョーンズの日記 レニー・ゼルウィガーってこんなデブだったっけ?と思ってシカゴを確認したら見事な劇ヤセぶりで、しかも本作の続編ではまたデブってるという話なので、役作りのために±10kg程度の体重操作を意図してやってるんですねってところは素直に凄いと思います…。ただ、少々デブったって美人は美人、腐っても鯛ってところで、普通に見りゃ「とうていお嫁に行けないような」モテない30女にはなっていません。かと言って本当にリアリティあり過ぎる女優さんが主演していても興業的に成り立たないでしょうから(笑)それはいいんですが、実際この話は、モテない女の話なんかでは全然なくて、平均以上に充分幸せな女の話でした。性に奔放なアメリカ人の感覚では(ってかなり偏見的な言い方ですが)、真性の30代負け犬女性(すみません、世間一般にそう呼んでるって意味で使ってるだけで)に勇気を与える作品など作り得ないだろうな…。などと、観ながら何となくそう思ってました。かくいう私は30代負け犬男ですけど(笑)。[DVD(字幕)] 6点(2005-11-17 02:26:32) 22. フリーダ 正直に打ち明けると、私はこの映画を観るまでフリーダ・カーロという画家のことを全然知りませんでした。じゃあ何故観たのかというと、エドワード・ノートンが出演してるというのが動機だったのですが、そのノートンの出番と言えばほんの一瞬だけでした(爆)。なので、この際ノートンのことは置いといて、純粋にこの映画に対する感想を。率直に言うと、ラテン人の感性や生き様って、純日本人の自分には何だか情熱的すぎて、相容れないなぁなんて思ってしまいました。ですが、彼女の、夫への愛憎・苦悩・死への恐怖・自らへの憐憫といった感情が、絵を通して痛いほど伝わってきました。そういう意味では、非常にパワフルな文芸映画ではあったと思います(面白かったかどうかは別として)。因みに、このフリーダ・カーロという人のことがちょっと気になったのでインターネットで探したところ、本人と夫とのツーショット写真を見付けました。本人、すごい綺麗な人ですねぇ。確かに眉は繋がってるんだけど…。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-20 20:47:04) 23. ファインディング・ニモ CGのクォリティには相変わらず目を見張るものがありますが、ストーリーは良くも悪くも子供向きです。ドタバタコメディとベタな感情表現が満載で、このノリに付いていけない大人には向いてないです。ニモを見てたら昔世間を騒がせた人面魚を思い浮かべてしまった。ニモって可愛いのか不気味なのか微妙なキャラクターですよねぇ。6点(2004-08-15 21:01:49) 24. プレステージ(2006) ちょっと期待しすぎました。オチには思わずアッと驚くようなタネ明かしがあるのかとわくわくしていたのですが、単なるSFで、だったらトリックなんか考えなくても何だってできるじゃないか!とツッコミたくなりました。つまり、この映画の宣伝に見事に騙されました。[DVD(字幕)] 5点(2008-03-28 00:50:24) 25. PLANET OF THE APES/猿の惑星 オリジナルの作品の方も大体の映画ファンなら一度は見たことがあると思います。そういう状況の中で、敢えてバートン監督がリメイクである本作に挑戦した意図がよく分かりません。単なる「焼き直し」としか感じませんでした。オリジナルを観たことが無い人だったらそれなりに楽しめるかもしれませんが、観ている人間にとっては全く新鮮味の感じられない仕上がりになっています。でも観たことが無い人にも、オリジナルの方をお勧めしますけどね。[DVD(字幕)] 5点(2006-01-02 18:52:48) 26. ブレードランナー 最初から最後まで抑揚のないストーリー展開、四六時中陰鬱で気だるい雰囲気…正直言うと、途中何度も睡魔に襲われそうになりながら見ました。それ程面白い作品でしょうか?確かに2019年のLAの街並み、建物内のインテリアなど、独特なコンセプトで構築された映像美には目を見張るものがあります(他のSF映画などで目にする近未来都市と比べると退廃的で不潔なイメージですね。結構斬新な映像です。)。でも肝心の話の部分が少々退屈かなぁと思います。5点(2003-11-03 21:01:05) 27. フォー・ルームス 自分の感性には合いませんでした。何が面白いのかさっぱりわからない。まあ、3、4話はそこそこでしたが、それにしても特段面白いと言うほどのものではない。1、2話に到っては全然意味不明。0点+0点+2点+2点=合計4点ってことで。4点(2003-12-14 02:32:39) 28. プライベート・ライアン 最初のノルマンディー上陸作戦が終わった辺りからどうにも退屈で…。1回目に見たときこの辺りから爆睡してしまって、起きたときには殆ど終わってました。今日こそは最後まで見るぞと気合を入れて臨んだ2回目も、やはりここで寝てしまった。そして今日、やっと通して見ることが出来ました。正直言って、大して感情に訴えかけてくるほどのドラマ性は無いし、戦闘シーンのビジュアルくらいしか印象に残りませんでした。しかし、あれほど弾が乱れ飛んでくる中、皆よく前へ突っ込んでいくものだ。自分だったら、降りた船の後ろでずっと隠れてるだろうなぁ。4点(2003-12-07 00:44:08)
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