みんなのシネマレビュー |
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21. 復活の日 《ネタバレ》 これだけのスケールを持った邦画があったとは知りませんでした。予算をかけている分、さまざなロケ地でよくぞこれだけの俳優を集められたものだと感心しましたが、「復活の日」ではなくて「人類滅亡への道」という名の悲劇を見させられているようで、観おわった後の爽快感がないのが残念。[DVD(邦画)] 6点(2006-11-27 20:53:55) 22. フェイク 下の方も仰るように、どうも全体的に歯切れが悪い。マフィアへの潜入も含めて序盤からわかりづらい。個々人の人間関係も見えにくいから感情移入しづらい。よって最後のレフティの悲哀にも涙は流れない。単なるマフィア映画ではなくて、人間味あふれるストーリーだっただけに、作り手にはもう少し観客に分かりやすく作ってほしかったというのが本音。[ビデオ(吹替)] 4点(2006-07-18 12:21:11) 23. プレイタイム(1967) なんてこった。このサイトのレビューと自分の感想がここまで違うとは思わなかった。全編通じてほとんど楽しめず。唯一、矢印のネオンサインに惹かれて人が入って行ってしまうシーンぐらい。いったい、どこをどう楽しんだら良いのか。せめてもっと分かりやすくしてほしい。最後まで見るのがものすごく苦痛だった。これまでに見てきた映画の中でも最低の評価。[CS・衛星(字幕)] 1点(2006-01-27 21:13:41) 24. フェリスはある朝突然に 「フェリスはある朝突然に」なんて題付けられたら、誰だって気になってしまうもの。実際は、フェリスという少年がある朝突然学校をサボる決心をし、そこから彼のやりたい放題をする、という内容。前半はフェリスの強引さにイライラしたものの、物語が進んでいくにしたがって一線を超えたコミカルさに惹き込まれた。ただ「デトロイト・ロック・シティ」のように突き抜けたぶっとびさはなく、それが平均点の低さにも繋がっているのかも。「人生はすごく早く動いているから、ときどき立ち止まって周りを見てみないと。」という台詞は、名言でもあり、単なる言い訳でもありますね。「死ぬまでに観たい映画1001本」のひとつ。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-01 18:59:27) 25. フェノミナン 主人公が超能力に気がついてどうしようもなくなった時に、家から飛び出して叫ぶシーンが良い。それからヒロインに髪を洗ってもらうときの、至福の笑顔が良い。所々に流れる音楽に心がほどけ、人間の可能性を教えてくれるストーリーに共感できる。[DVD(吹替)] 7点(2005-11-19 19:15:47) 26. プリンス・オブ・エジプト 迫力があり、人間ドラマもしっかり描かれているのでこの点数かなと思いました。実写版である「十戒」は未見。比較されている方が多いので、一度見比べてみたいと思います。しかし、聖書にあまり馴染みのない私たち日本人にとって、この映画を見ることは何をもたらしてくれるでしょう。幼いころから学校で教わったりしている西洋人とは、考え方が違って当然だな、などと考えさせられました。[CS・衛星(吹替)] 6点(2005-08-27 20:25:00) 27. ふたり(1991) 《ネタバレ》 最初に戸惑ったのは、石田ひかりの喋り方。今どきこんな喋り方をする女の子はいない。とっくに淘汰されてしまっている。本人が素で演じているのなら、とんでもない素質を持っている人だと思った。それでも、見ているうちにそれも慣れ、大林ワールドにずるずると引き釣り込まれてしまった。ただでさえ死が絡む重いテーマで、なおかつ家庭崩壊ややっかみ等、みていてつらいことが多すぎるが、それを姉と共に乗り越えていくところが好き。とりわけ舞台裏での会話。「ここからは世界のあらゆるものが見えるわ」。こういう台詞があるから、大林作品は捨てがたい魅力がある。マラソンのシーン等合成シーンはいただけないが。[映画館(字幕)] 7点(2005-07-19 11:00:11) 28. ブルース・リー/死亡遊戯 前半は少しひどい出来です。相手の組織といい、どろどろしたストーリーといい、痛快なアクションが封じ込められたアクション映画は緊迫感がありません。しかし、後半からラストシーンへ至るところ、特に塔内でのシーンは、ほぼ完璧。これぞブルースリーの面目躍如で、魅力が存分に楽しめます。子供の頃、この映画をみた直後にヌンチャクらしきものを振り回すなど(笑)、そうとう影響を受けまくった覚えがあります。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-06 18:00:13) 29. フォレスト・ガンプ/一期一会 この作品を見る前にみた「パルプ・フィクション」と対極をなす映画と言うことで、アカデミー賞を取っただけある優良で上質であることは間違いありません。私が感心したのは、アメリカの史実に沿ってストーリーがうまく展開していくところと風景ですね。フォレストが走るシーンや夜の濃厚な雰囲気が出ているところなどもうまく出来ていると思います。これが「キャッチ・ミー~」のように史実に基づいたストーリーなら、文句なく7点以上なのですが。いろいろな人に影響を与えてきた映画で、これからもきっと映画史上に残りつづけることでしょう。7点(2005-02-26 16:06:06) 30. ファミリー・ゲーム/双子の天使 双子の天使を演じた主役のリンゼイ・ローハンのキュートさもさることながら、よき父とよき母を初めとする脇役たちの素晴らしさ。どうしてこの二人が10年も別れて音信不通だったのでしょう。そんな細かいことはさておき、この映画には、笑いと感動以外にも大切なものがたくさん詰まっていますね。アメリカ英語とイギリス英語の微妙な違いが分かれば、もっともっと楽しめそうです。それにしても、双子の意地悪さは度を越しています。子供だから、とはいえそれさえなければ完璧でした。9点に近い8点を献上します。8点(2005-02-23 21:54:02) 31. PLANET OF THE APES/猿の惑星 ここでの評価が低いので期待しないで見たが、意外と楽しめた。オリジナルと違う展開に、次どうなんだろうと興味深々。ただ、話の流れが一部理解できなかったり、アクションシーンが多すぎたりとマイナスの評価もあり、結局無難な点に落ち着いた。やはり、オリジナル「猿の惑星」は超えられない。(TV、日本語吹替版)5点(2005-01-30 22:37:51) 32. プロジェクトA子 えっ、これってあの「プロジェクトA」のパロディではないの?でもB級アニメとしては及第点?うーん、わからん。とにかく勢いはすげえ。(VIDEO)5点(2004-11-27 20:12:12) 33. プロジェクトA 体を張ったアクションシーンは見事というほかない。若いからこそ出来る無茶なシーンの連続は、観るものを惹きつける。だが、後半ではストーリーが先行していて肝心のアクションが気迫だったり、演説をぶちまけちゃったりして政治的すぎるところもあり、マイナス評価。個人的には「酔拳」のほうが好み。怪我をしてまで体を張ったジャッキーに敬意を表しておまけのプラス1点で6点献上。(LD、広東語)6点(2004-10-30 11:29:40) 34. フェイス/オフ 最初のほうは銃撃戦ばかりで「二度と見るまい」と思っていたけれど、途中で顔が入れ替わってから俄然面白くなってきた。人間ドラマの部分が大きくて、感情移入できるせいだろうと思う。最後も感動できる作りになっているし。でも、最後まで銃でむやみに人を殺す場面が多いうえに長いので、結果としては5点。(VIDEO、日本語吹替版)5点(2004-10-28 09:27:15) 35. フライド・グリーン・トマト こりゃー!テレビで放送してくれるのは嬉しいんだけど、電車から飛び降りる名シーンをカットせんでほしい。それはさておき、女性の方には心の糧となるべき映画でしょう。特に前半の若きイジーとルースの友情を育むシーンが秀逸。蜂蜜とフライド・グリーン・トマト。「Towanda!」(TV、日本語吹替)7点(2004-10-22 18:41:00) 36. ブリジット・ジョーンズの日記 女性を主人公にした映画なんだが、あくどい。退屈。人間関係がややこしい。見事に三点揃っていて、最後まで点数は3点とどまり。何より、主人公がまったく好きになれない。(VIDEO、日本語吹替版)3点(2004-10-22 18:40:12) 37. ブレア・ウィッチ・プロジェクト なんだ、この映画って「事実」ではないの?ご丁寧に日付まで拵えて、本物の事件そっくりに製作した振りしていただけのことなのね。それなら、この点数。終始ヒステリー気味にギャアギャア言っておいて、最後に私のせいなの、ごめんなさい等とのたまった女の人間性が一番怖かった。(VIDEO、日本語吹替版)2点(2004-10-13 17:59:27) 38. ブレイブハート 映画としての完成度がものすごい。戦闘シーンも妥協していない。リアリティがありすぎて少し残酷すぎるほど。3時間弱という長さにしては、一気に観ることができた。音楽も○。(ビデオ、日本語吹き替え版)8点(2004-10-04 11:39:33) 39. フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白 切ないストーリーですね。ちなみに、ビリーホリデイの曲名は「君を想いて (THE VERY THOUGHT OF YOU)」です。7点(2004-08-28 10:25:40)《改行有》 40. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 冒頭から「スナッチ」に似たものを感じた。「スナッチ」同様、この映画が高い得点なのに衝撃を受けた。テンポのいい奇想天外なストーリー、自分が気がつかないものを気づかせてくれた等々賞賛の声があるのは分かる。でも、9.11で何を学んだというのだろう。最後にビルが崩れ落ちていく場面で、現実の悪夢を思い出した。映画は、人々に夢を与えるもの。現実逃避ではなく、明日からまた生きていくことのできる、明るい希望を与えてくれるものと信じて疑わない。二度と見たくない映画。3点(2004-08-18 13:07:53)(良:1票)
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