みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. フィフス・エレメント キャストは派手な割に造り込みは地味。いろんなこだわりが随所に垣間見えるのだけど、ギャグ風味が強すぎて微妙に空回り。正統派SFでない分、楽しめる要素はテンコ盛りのはずなのに、何だかあまりに安っぽくなっているのが残念。クライマックスシーンもその辺から取ってつけたみたいな感じで、あまりのお粗末さにがっかり。これではブレードランナーのごとく、こだわり派を唸らすまでには到底いかないだろう。でもオールドマンのバカっぽさとミラ・ジョヴォビッチの醸す好みの雰囲気にちょっと甘い点を献上。5点(2004-12-29 10:09:57) 2. ファイト・クラブ こういう展開になるとは思っていませんでしたので、意外性の高い映画と敢えて言わせて頂きたい。テロリスト養成課程を垣間見る感じでした。けど、何か薬でも使わないことにはクラブ員(?)をあんなに服従させる事は難しいのではないだろうか・・・???6点(2004-11-12 15:38:55) 3. プリティ・リーグ タイトルを聞いた時、また、マドンナが出演すると知った時は「どうせまた、話題性だけのしょーもない映画だろ」位に思っていたのだが、これが意外にも面白かった。なるほどいい作品撮ってる監督だもんね・・・。厳しい環境の下で健気に頑張る女性選手達の姿は結構感動モノ。国威高揚のため等といった理由ではなく、自分たちの為にという雰囲気に清々しさを感じた。限られた中で多くの出演者の個性が上手に生かされていた点は評価できる。トム・ハンクスも、案外良くはまっていたと思う。んで、やはりジーナ・ディビスはこういう颯爽とした役が良く似合うなぁ・・・少々お高くとまった表情がなんともいい。6点(2004-11-12 15:38:02) 4. プライベート・ライアン 戦場の描写という点では、自分が今までに観た「映画」の中で間違いなく一番リアルな映像だった。出演者それぞれの個性がいい感じに出ていたと思うし、ストーリーもストレートで解りやすかった。 劇中の登場人物それぞれの感情・行動を考えてみたとき、正義も善悪も混沌の戦いの中で、はたして人間らしい行為とは一体何なのか・・・?ということを考えさせられた。7点(2003-10-19 17:19:58)
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