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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ブレイブ どうしようもない気分にさせられたなあ。世間の評価の低さはわかるけど、私に与えられたインパクトはあまりに大きかった。 この先救えるかどうかわからない人類のために、自己満足かもしれない状況で、助かる道も考えず十字架にかかるキリストは崇拝の対象。 この先救えるかどうかわからない家族のために、自己満足かもしれない状況で、助かる道も考えず拷問イスに座るラファエルは馬鹿な負け犬? けれど、最後まで見た私の中で、両者は同じだった。 階段を上っていくラファエルに思わず涙した。9点(2003-11-26 13:36:06)(良:1票) 《改行有》 2. フォレスト・ガンプ/一期一会 アメリカの「季節」をこんな風にセンスよく捕らえられる監督はそういない。批判とか反省ではない色づけが実に上手い。最初と最後で「寓話である」という比喩を使っているあの演出。人物描写の温かさ、エピソードからエピソードへつなぐテンポの軽やかさ。そして人間を愛する者だけがかもし出せる空気。この作品を生み出せる国としてだけ、アメリカを好きになれる気がする。8点(2003-10-02 01:00:18)
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