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コメント数 814
性別 女性

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  フィオナの海 この映画を傑作だ、と言う人は私以外にいないような気がする。退屈な、何でもない映画と一蹴すべき映画なのかも知れない。アイルランドの荒涼とした原風景に、神秘的な海鳴り。寓話的でひどく浮遊感のある、現実性のない不思議な空気。どうしてだろう、私の琴線に触れてしまった。折に触れては観たくなる映画。そして、観ることのない映画。亡くなる前の淀川長治氏が、その年の良作の1つとして挙げていたのを後に知った。とても好きな映画。あまり人の手に汚されて欲しくない作品。だから、また観たいと思うけれど、なかなか観れずにいる。私自身が、この映画の孕む不思議で神聖な空気を汚してしまいそうな気がしてやまないのです。10点(2004-01-01 15:47:18)(良:1票)

2.  プロスペローの本 《ネタバレ》 まず映像美だけで8点献上。シェイクスピアの「テンペスト」をグリーナウェイ流に味付けした圧巻の映像絵巻。そのグロテスクな描写、そのイマジネーションの奔流には圧倒された。しかしストーリーは非常に難解で、はっきり言って訳が分からない。意味が分からない。何だコリャヒャ~。おお、おいらはとんでもない映画に手を出しちまったぞぅあ、と頭を抱えた。1回寝た。2回寝た。結局観終わるのに3日かかった。分かったようなレビューなんて書けない。いや、ほんと1mmも意味が分かりませんってばよ。それでもこのグロテスクで完全に1つのテーマの下に閉じている世界観にはプチ惚れした。特にエンドロールが一切なく、本当に1つの「劇」のようにぱっきりと終わったのには感動した。それで1点追加。ところで、「ザ・セル」ってこの映像世界をパクっ…参考にしているような気がするのだけれど、どうでしょうか。でもあっちがCGで表現したものをこっちはアナログでやってますからね、その点はやっぱ凄いですよ。一見の価値ありです。でも勧めません、こんな訳分からん気取った芸術映画(どっちだよ)。9点(2004-03-26 23:32:05)

3.  プロヴァンス物語/マルセルのお城 下手に趣向を変えず、前作「マルセルの夏」と同じアプローチで作られた続編。ちょっと恋愛要素や切なさが加わったりもしているけれど、ほわほわで牧歌的な雰囲気を壊すことなく、可愛らしい作品に仕上がっている。ラッセ・ハルストレム監督作品の牧歌的な雰囲気が好きな方にはこのシリーズをお勧めしたい。8点(2004-02-15 21:15:16)

4.  ブギーナイツ 安っぽくも華美でエネルギーに満ち、そして虚飾に満ちた一時代が終わった、そんな「祭りのあと」的な余韻を残す作品。日本でのバブルの弾けた後のような空しさにも似て、うたかたの夢と何とも言えない喪失感と虚無だけが胸に去来するような、そしてどこかその時代に対する感謝と慈しみがあるような、そんな作品だと思った。8点(2004-02-04 20:38:18)(良:1票)

5.  ブッチャー・ボーイ 《ネタバレ》 1人の少年が狂っていく様を目撃してしまう作品。社会的閉塞感が精神的閉塞感を育み、その行き詰った精神が、絶え間なく襲う不安要素の重ね合わせで、どんどんどんどん歪曲していく。そして行き着く先に待つあの惨状。悲惨で、陰惨で、凄惨。しかし、なぜかどこか奇妙に滑稽で、軽い。衝撃的で救いなど全くないのに、不思議に心はそれほど重くない。監督の手腕だろうか。この作品はベルリンで監督賞を獲っているそうで。カンヌとかベルリンとかってどうも病んだ映画がお好きなようですね。ええ、私もです。8点(2004-01-22 20:58:36)

6.  プロヴァンス物語/マルセルの夏 こんなに何も起こらないのに、充分に人を惹き付け満足させることも出来る。10代の頃の私の目から大きなうろこを落とさせてくれた作品。ああ、いいなあ。のんびり、ほわほわ。牧歌的で、ゆったり。心のささくれ立った方にぜひぜひお勧めしたい。8点(2003-12-26 16:57:12)

7.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 クライム・ロード・ムービーだと疑いもせず観た。余計な情報を何一つ頭に入れずに観て、本っ当に良かったと思う。あんな異質な映画体験をしたのはこの映画だけだ。本当にびっくりした。「はいよ、監督交代!イエイッ」というような、通常なら有り得ないレベルの前半と後半の格差(笑)。そして後半の出鱈目っぷりと、あのテンションを保ち続けたまま最後まで突っ走るスタミナ。素晴らしい。タラの野郎、好き放題で滅茶苦茶な脚本書きやがって…。このあたりでもうすでに、vol.1と2で全く違った様相を見せる「キル・ビル」に通ずるものが垣間見える。そういう意味でこの映画はキル・ビルvol.0、もしくはエピソード0なのかも知れない。この映画は好きだし、貴重な映画体験をさせてくれたということで10点あげてしまいたくなるけれど、基本的にこの映画はタランティーノの完全な趣味映画なので、心を鬼にして点を減らします。それにしても、「ドリームキャッチャー」や「ジーパーズ・クリーパーズ」も、この系統なのだろうか…。でも、あっちは情報を仕入れてから観たから衝撃は感じなかったのだよな…残念だった。8点(2003-12-25 21:12:37)

8.  ファーゴ 《ネタバレ》 「雪」という漢字は、「雨」と「箒」という2つの漢字で成り立っている。雪が降ると周囲一帯が、箒で掃き清められた様に美しく見えるから。全てを蓋い尽くし、浄化したように見えるから。そしてそれは、悪意のない残酷なまやかしだ。真っ白な世界に撒き散らされる真っ赤な血と肉片。真っ白な雪の上で進行する人間の滑稽な業の物語。雪はまた、それを無感情に多い尽くすかも知れない。でも、雪解けを随分前にして真相はいともたやすく露呈する。雪はまた、それを見ている。その姿は、無感情で残酷で、美しい。8点(2003-12-12 22:25:40)

9.  フィフス・エレメント 《ネタバレ》 すごい制作費をかけて作ったちょっと個性派なB級風味SF。キッチュでポップな未来世界の造形は結構好き。シャネルのメイクゴーグルとか、ああいう遊び心のある小物使いがイイ。20歳位のミラ・ジョボビッチも初々しくて可愛い。ラスト、ほんとに文字通り愛が世界を救いおった。笑いが止まらなかった。ごめん、好きです、この映画。8点(2003-12-01 20:30:51)

10.  ブレインデッド かなり完成度の高い天然の友人が、乙葉みたいな声で、「血がチーズっぽいねん、芝刈り機でバリバリ」と言っていたので、その言の葉を解読する為に観てみた。実は公開当時の子供の頃から知っていてずっと観たいとは思っていたのだけれど、各国で上映禁止になったとか失神者続出だとかいう脅しの文句を色んな雑誌で目にしていて、手が出せずにいた。20歳を超えてやっと観る機会が出来て、真夜中に真っ暗な部屋で1人、どきどきしながら見始めたのだけれど、画面内のテンションが上がるにつれて、こっちのテンションは穏やかに低くなっていった。てゆうか、ラットモンキー、コマ撮りかよ…なんつーか、出来損ないのシュヴァンクマイエルだ…。だけどここまで独自の展開をハイテンションで繰り広げる映画は逆に大名作なのかも知れない。血しぶきの量もギネス級だ(キル・ビルがブレインデッドの血の量を超えたとか言ってるけど、とんでもねえ)。見終わると、天然の友人の言っていたことは珍しく意外とまともだったことに気付いた。血なんかもう血じゃねえし、芝刈り機もバリバリとゴキゲンなまでに駆動している。いや…凄いな。こりゃ凄いや。もう無条件降伏だがや。この監督がこの作品以降からどういう訳で指輪の話の監督に抜擢されるに至ったのか、その経緯を知りたい。そっちのがホラーだ。この監督はとにもかくにも、凄まじいまでの引き出しを持っているということがよく分かった。8点(2003-11-30 23:32:54)

11.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 以前、特に何を借りようとも決めずにレンタルビデオ店に行き、この作品が目に留まった。《よし、今まで興味も湧かなかったけれど、この際観てみるか》と手に取った瞬間、脳の後ろ辺りに一瞬「えび」という単語が浮かんだ。《……うん…?えび?》と不可解に思いつつ、帰って観てみた。観進むに連れて脳内に「えび…えび…」という声が響き渡り、ある時点で「えびの話が出て来る!」と確信した直後、本当に出て来た。そこでやっと気付いた。「…これ、わし、前に1回観てるやん」。あの、えびに関するくだりまで、1度観たことをすっかり忘れていた。世間的評価が高くても、自分にとっては全く心に残らない作品だったのだな…とその時思った。でも1回目は気付かなかったことも分かって得はしました。ジュニアがハーレイ君だったということは初見時は知らなかったし(「シックス・センス」以前に観たから)。ちなみに、何でえびのことだけ頭に残っていたのかは全くもって不明。ほんとに不可解。自分が不可解。全くもってどうにかしている。7点(2004-02-10 20:27:09)

12.  フォーリング・ダウン もっとキワモノでアナーキーで滅茶苦茶な話だと思っていたのだけれど、ひょんなことから道を踏み外していく人間の姿を描いた社会派ドラマだった。安全圏にいる人間でも、怒りやフラストレーションが臨界点に達したら、誰もこの作品の主人公のようにならない保障はない。私だって、あまりにも理不尽なことにブチ切れたことも何度もある。それで立場を悪くしてしまったことも。だから一概に他人事とは思えない映画ですね。7点(2003-12-30 19:01:45)

13.  フェノミナン 人間は本質的に孤独だと思う。人は自分の脳みその中から一歩も出ることなく生き、死ぬ。確かに、絶対的に存在するこの世界は確固としているけれど、そこに70億人いれば70億人分、それぞれの脳で処理され、それぞれの網膜に映るそれぞれの全く異なる世界がある。人はつまり、100パーセントの主観の中に生きている。1つの世界を内包し、内包されている。主人公はそれを知ってしまった。そしてそれを、本当は誰もが知らなくてはいけない。世界とは自分であり、自分とは世界であるということ。人が1人死ぬということは、1つの世界が未来永劫喪われるということ。I can change the world.僕は世界を変えることが出来る。それは誰だって、いつだって。最後の瞬間が来るまでは。“自分が変われば世界は変わる”それは格言だと思う。ほんとうにほんとうのことだと思う。6点(2004-12-19 14:16:45)

14.  フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白 《ネタバレ》 ところで10代の若い方は、この頃のイライジャが「アメリカで最もセクシーな12歳」とか言われてた事実を知らなかったりするのだろうか(笑)。目がくりくりで顔もまだ四角くなっていなかったあの頃は本当に可愛らしかったですね。私はリアルタイムでイライジャ君やカルキン坊やの子役時代を見て来たので、むしろ「ディープ・インパクト」でイライジャが大きくなったのを見た時にかなりびっくりしました。何であんなに不思議な顔立ちになってしまったのでしょうか。映画のレビューというよりイライジャのレビューになってしまいました。映画自体は、“幸せになった浦島太郎の話”という感じです。6点(2004-02-15 16:22:10)

15.  ブロークダウン・パレス アホなヤンキー娘の自業自得ストーリーであることは確かだけれど、これは誰の身にも起こり得ることだと思う。どこの国でも似たような事例は幾らでもあるし、現在進行形でまたどこかで新たに起こっているのも確か。海外に行ったら気を付け過ぎる位に気を付けるべし。そういう教訓映画として観たらよろしいのではないかと。まあ、作り手がタイ(てゆうか東洋全般)を馬鹿にしているのは確かでしょうけど。そう言えばクレア・デーンズは主演作のプロモでフィリピンを訪れた時、「マニラはゴキブリの匂いがする」とか言っちゃって大騒ぎになって、フィリピンで超絶バッシングされてたこともありましたね。6点(2004-01-28 19:26:46)

16.  フリー・ウィリー 確かに何の新しさもないけれど、普通にそつなく作られている作品だと思う。ただ、製作者側は「動物虐待はしていません」と高らかに前置きをしていたけれど、それはありえないだろうとは思う。動物にとっては訳の分からない状況下で訳の分からない人間達に囲まれているってだけでも相当なストレスだから。観ていてそれがひどく気になった。まあ、派手な見せ場などはほとんど作り物のシャチらしいですけど。それが救いでした。6点(2004-01-19 15:21:04)

17.  プリティ・ウーマン ジュリア・ロバーツをスターにした映画ですねぇ。みんなが求めていた分かり易いシンデレラ・ストーリー。今観るとダサいのに、やっぱりそれでもどこか小洒落た雰囲気がある。当時この映画のホテルに日本人カップルが殺到し、みんな苺とシャンペンを頼んだらしい。泣けて来ますよバカップル。こういうことするから、海外で日本人が馬鹿にされます。あとこの映画のジャケ写の2人の写真が首から下はボディ・ダブルだって知った時はか~な~りショックだった。6点(2003-12-21 20:45:28)

18.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 宣伝媒体の使い方が素晴らしかった。インターネットや雑誌、各種メディアを利用して、「映画学校生の謎の行方不明事件」という擬似現実を世界規模で作り上げてイベント化した、その総合戦略は10点。でもそれを全く考慮せず映画だけを観れば、2点位のものです。劇場で観たこともあってちょっと厳しいです。でもこれを超えるイベント映画は今後もそうそう出て来ないのではないかと思う。200億円超の制作費で2000億円稼いだあの船の映画よりも、300万円の制作費で200億円儲けたこの映画の方が、考えてみたら凄いのではないかと思う。総合評価で6点。6点(2003-12-19 20:02:53)

19.  フル・モンティ 「イギリス労働者階級どん詰まりモノ」は好きなのだけれど、これと「ブラス!」はなぜだか世間的な評価ほどハマれなかった(近年の代表的なものなのに…)。以前TV番組の「世界オロロン滞在記(仮名)」で、勝村正信がイギリス行って同じことやってました。嫌で嫌でたまらないのを我慢して頑張ってたところ申し訳ないけれど、引きました。イギリスではこの作品のように普通のおっさん達が実際に男性ストリップをやってます。5点(2004-02-04 20:23:40)

20.  ブラス! イギリスの労働者階級ものの映画が好きなのだけれど、これは珍しく私の心にはヒットしなかった。この作品は確か近年のそういう作風のイギリス映画が日本で取り沙汰されるようになったきっかけの作品のように記憶しているのだけれど。何が悪いというものは別に1つもない作品ですが、なぜか私の心を普通にスルーして行きました。何でだろうな…。5点(2004-01-21 16:40:18)

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