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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ブレア・ウィッチ・プロジェクト まず、発見された映像は誰がどういう目的で編集したのか、という根本的な疑問がある以上さほどのめり込む気にもなれないのですが、偽ドキュメンタリーとしてまあまあの出来だとは思いました。作った人たちは、当時「次はコメディを作りたい」と言っていたけど、多分つまらないと思う。映画で一山当てるには宣伝がいかに大事か、という事実を教えてくれるとともに、宣伝さえうまければ中身がスカスカでもいいのか、という映画そのものに対する疑問さえ考えさせてくれる、ある意味貴重な作品ではありました。3点(2004-06-05 00:23:10) 2. プライベート・ライアン 想像以上に大人の映画だった。偉いさんの偽善のための妙な任務に命をかけざるをえない下っぱ達。それでも下っぱたちは腐ることなく自分なりの存在意義を考えつつ真面目に任務を遂行する。そんな男たちの揺れたり揺れなかったりする様がとても良かった。8点(2004-05-13 00:49:22) 3. ファーゴ コーエン兄弟初体験。率直な感想は、何て悪趣味な兄弟だ、と。袋の中のミミズやさらわれる奥さんの大股開きなど、いちいち見せなくていいよ、と言いたくなるシーンが多い。しかし主題として力を入れるべき犯罪や殺人シーンへの執着を手放し、淡々と突き放して撮り続ける妙なセンスは他の作品も見たいと思わせるのに十分な魅力があった。8点(2004-04-14 01:31:13)(良:1票) 4. ブレイブハート とても悲しくて鬱な映画。最大の敵が英国王ではなく、味方の欲や自己保身であるところが何ともやり切れない。憎むべき老人たちが寿命で死のうとしてるところもやり切れない。何から何までやり切れない。見事。9点(2004-04-14 01:00:04)(良:1票) 5. フォレスト・ガンプ/一期一会 狭い視野を保って一直線に進んで、知らないうちに成功してたというよくできたおとぎ話。世渡りがヘタだとか空気が読めないとかいうことを気にしないのが最強だと学んだ。8点(2004-04-07 16:23:50) 6. ブラス! 最底辺の人々が見る小さな夢。イギリス映画でこの手のものをいくつか見ましたが、何か好き。映像に凝り過ぎず自然に見せてくれるというか。内容で一つ気になったのは、結局男の理屈で女をねじ伏せて生活とか大事な問題をうやむやにしてしまっている印象を受けたところ。7点(2004-02-27 21:44:27)
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