みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 ○極左の映画。クレジットカードの会社(のビル)を潰していくんだからそりゃもう凄い。その他の細かいエピソードも魅力的で面白い。○話の中に多重人格の要素を入れたのも、話に深みが出る要因となっている。○エドワード・ノートンというのは本当に凄い俳優。どの映画に出ても、どんなに難しい役を演じても自分が出せる稀有な存在。彼なくして本作の成功(興行的には大失敗だが)はない。ブラッド・ピットもやはり脇なら際立つ。今作では持ち前のカリスマ性を発揮。ヘレナ・ボナム=カーターもらしさを出した。○観る度に発見があり、何度も観たいと思わせてくれる傑作。[DVD(字幕)] 10点(2006-08-29 21:32:20) 2. フェイス/オフ 《ネタバレ》 ○自身の映画好きを決定づけた思い出の作品。○要所のアクションシーンがそれぞれ素晴らしく、何度見ても見入ってしまう。○ディテールこそ目を瞑るとして、顔を入れ替えるというアイデアを抜群に生かす設定と素晴らしい配役。○今までのジョン・ウー映画と比べても、演出や映像美が洗練され、まさしく彼の集大成的作品。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2006-04-16 10:55:49) 3. フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 ○アメリカの歴史のハイライトの中に生きるフォレスト・ガンプ。見せ方がなかなか斬新で面白かった。フォレストとジェニーの対比も印象的だった。それぞれのエピソードが極端に目立つことなく淡々と描かれているのが良い。○当時の楽曲を交えながらも、アラン・シルベストリのスコアは存在感を示した。○泣くこともないが、じわじわ感動を与えてくれる作品。何年かに1度は観たいと思う作品。[DVD(字幕)] 9点(2006-08-29 21:57:41) 4. ブレイブハート 《ネタバレ》 ○メル・ギブソンの自己陶酔映画ではあるが、歴史スペクタクルとしての完成度はかなり高い。○スケール、臨場感共に素晴らしいアクションシーンがやはり一番評価できる。肉弾戦の迫力を感じたのは今作が初めて。○多少は曲げられているだろうが、メル・ギブソンという俳優がこの役を演じたことに意味があると思う。○スケールを大きく感じさせる撮影の仕事は素晴らしい。○スコットランド伝統のバグパイプを活かしたジェームズ・ホーナーらしいスコアもなかなか。[DVD(字幕)] 9点(2006-08-29 20:43:11) 5. ブレーキ・ダウン 《ネタバレ》 ○ほぼノンストップの90分で、ストーリーはほぼ立ち止まることなく突き進む。○正義の主人公カート・ラッセルとザ・悪役のJ・T・ウォルシュのシンプルな対立構造も文句なし。○ただし、終盤のカーチェイスはもう少し凝ってほしかった。1対3なのに相手の雑魚があっさりやられるのはな。○この翌年、J・T・ウォルシュが急逝したが、ハリウッド映画における悪役として、惜しい人材を亡くしたものだ。[DVD(字幕)] 8点(2008-08-16 09:48:53)(良:1票) 6. フェノミナン 《ネタバレ》 ジョン・トラボルタ良いねぇ。悪役から素朴な人間と、彼の演技の幅には感服です。脳腫瘍だとか話の結びつけは強引だが、ファンタジーと割り切れば普通に観れると思う。人との関わりから得られる温かみって必要だなぁと感じられた。登場人物もそれほど多くないので、それぞれの人物のエピソードも深みのあるものであったと思う。そして、エンディングの「チェンジ・ザ・ワールド」は反則級。[DVD(字幕)] 7点(2007-02-28 11:51:25) 7. フライド・グリーン・トマト 《ネタバレ》 人から人への影響っていうものをすごく感じられた作品です。自分勝手なイジーに心優しいルースが影響を受け、その話をする老人に影響を受けるエブリン、そしてその夫、などなど…その影響も時が経てばまた変わっていくもので、汽車が廃線になって町が廃れたり、ルースの死に際にイジーが話したかもの話などがそうである。いわゆる「運命」と言うものではないかなぁと思った。そして老人の話も少しミステリー調になっているので、この映画を面白くする要素にもなっていると思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-14 22:24:41) 8. プライベート・ライアン 《ネタバレ》 ○戦争って本当に無駄なことを愛国心と言う大義名分の下やらされるだけなんだよな。○その無駄な戦争がリアル感に溢れる演出で描かれることで、より一層際立っているように見える。○誰だ、こんな訳のわからん邦題つけたのは。本当に残念。[DVD(字幕)] 7点(2006-09-01 16:04:28) 9. ブロークン・アロー 《ネタバレ》 ○ストーリー展開はそれほどのものではない。核の扱いも適当。○充分とまではいかないまでもジョン・ウーらしさが随所に見られる。娯楽アクションのとしては及第点。○トラヴォルタは次回作の前哨戦という感じで楽しそうに演じている。○ハンス・ジマーの音楽がなかなか渋い。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-31 22:02:15) 10. フィッシャー・キング 《ネタバレ》 ○とにかくメインの3人の演技を楽しめる作品だった。○内容としてはギリアムらしからぬ展開だが、演出的な部分はらしさを感じさせる不思議な作品だった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-28 19:55:38) 11. フェイク 《ネタバレ》 アル・パチーノの役どころが新鮮。いつもならトップに居座ってるのに、今作は中途半端な位置でボスにへコヘコしてるのが新鮮だった。ストーリーはぼちぼち。[DVD(字幕)] 6点(2009-05-10 23:29:08) 12. ファーゴ 《ネタバレ》 凄い映画だと言われればそんな気もするのだが、実話だと信じて淡々と進むストーリーを観たからか僕自身表面的にしか観なかった。面白いかどうかより不思議な感覚を覚えた。また観直してみたい。[DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 08:53:55) 13. ブレイド(1998) 《ネタバレ》 娯楽映画としてはまあ良い出来だと思いました。[DVD(字幕)] 6点(2006-09-10 23:02:58) 14. プロジェクト・イーグル 《ネタバレ》 ○いつものジャッキー映画でマンネリ化は感じずにいられない。金塊をめぐる話もいまいち。○ジャッキー映画のカーアクションはあまりいい印象は持っていないが、今作も頑張ってこそいるものの、ワンカットをつなぎ合わせているだけで流れで見ると不自然。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-09 17:22:08) 15. フラットライナーズ(1990) 《ネタバレ》 ○アイデアは割と面白いのに、みんな過去の追体験をするだけで、それ以上のものがなくて残念。○ケヴィン・ベーコンが誤りに行くシーンは自己満足極まりない。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-06-02 22:10:46) 16. プロポーズ 《ネタバレ》 ○一言で感想を言えば、普通。リメイク元の「キートンのセブン・チャンス」の方が遥かに面白い。○リメイクとの差で言うと、主演俳優にあり。追いかけられる様子はキートンの方が百枚上手。クリス・オドネルはそういう俳優じゃないんだろうけど、あまり印象に残らなかった。ヒロインで言うと、そりゃ本作です。リメイク元はヒロインがそんなに登場しなかったしね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-17 12:46:34) 17. ブラス! 《ネタバレ》 印象的なシーンはあるものの、心理描写など物足りないものがある。しっかり描いていれば、ラストに演説などいらなかったはず。内容としては、労働者の居場所がなくなり、娯楽さえも奪われていくと言う話。当時のイギリスの悲惨さを表すのに全編通して乾いた雰囲気なのだが、迫りくる重圧感がなかった。嫌いではないが、テーマ性の割りにあっさりしすぎているのでこの点数。[DVD(字幕)] 5点(2008-05-20 22:32:09) 18. フランケンシュタイン(1994) 《ネタバレ》 何故そんなにもクローンを作りたかったのか、作ったら作ったですぐに殺そうって、主人公に感情移入できなかいのが痛い。もっとホラーが多いと思っていたが、意外に切ない感じで、それは良かった。[ビデオ(吹替)] 5点(2006-09-01 17:26:11) 19. フィフス・エレメント 《ネタバレ》 ○久しぶりに鑑賞したが、世界観含めタイトルのフィフス・エレメントの意味がよくわからんな。○一番残念だったのは、最後にゲイリー・オールドマンがやられるところが仕掛けた爆弾に引っかかるという安直なもの。なぜ直接対決させなかったのか。○長年温めていた企画の割に世界観だけで展開などいまいち。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-01 17:18:36) 20. 普通じゃない 《ネタバレ》 ○割とありがちな恋愛ファンタジー。オチも見えている分、そこに向かうストーリーが重要だが、かなりの力技。○天使が人間以上に人間っぽいところなどの面白さはあるが、コメディとしてはまあまあ。○最後のアニメは?○前作「トレインスポッティング」に続き粗削りな印象は変わらず。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-06-04 00:48:17)
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