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1. ファーゴ
凄惨な事件の話なのにコメディーのような印象を受けます。それこそがコーエン兄弟のおかしな作家性の賜物なのでしょう。もともと配役がクドイところに加えて登場人物それぞれにとても個性的な演出をしてあるために出てくる人物人物みんな変人に見えます。おまけに一見無駄とも思えるようなシーンをあれこれ加えることでさらに登場人物のキャラに妙な奥行きをもたせてあります。そこへさらに独特の映像テンポ、構図、音楽の使い方が加わり、これまで見たこともないようなユニークな映画に仕上がっています。作品として面白いかどうかと言われるとなんとも言えないのですが、とにかくコーエン兄弟というなんかスゴイ奴らがいるぞという強烈な印象を植え付けた映画なのではないでしょうか。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-08-15 02:36:09)
2. フェイク
マイケル・マドセン出てますね。タランティーノの映画で怖いおっちゃんだなと昔から思ってましたが、この映画でもやっぱり怖いですね。ただ彼は迫力も存在感もすごいんですがあんまりボスっぽい風格はないですね。ハリウッドで最も凶暴な幹部が似合う俳優なんじゃないでしょうか。そんなマイケル・マドセンが大好きです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-06-27 23:39:30)
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