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1. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 まさかブレードランナーの正当な続編が見られる日が来るとは・・・それに尽きる。美術は文句なし。完全に前作の延長線上の世界が構築されていたと思う。その、まんまぶりに訳もなくジーンしてしまう瞬間がいくつもあった。只、「ブレードランナー」の世界を現代の技術で再現していたことには違いないのだが、前作の30年後の世界としてみた場合、テクノロジーの進歩具合にちょっと違和感があった。それと旧作の公開当時はレプリカントの存在意義にそれ程疑問を抱かなかったが、今となってはクローン技術や再生医療も現実味を帯びてきているので、わざわざ人造人間を作る意味や、有能だが身体検査でオフ・ワールドに行けない人々の存在等、設定に無理が生じているように感じた。しかしながら、個人的にはブレードランナーの続編としては想像以上の出来だったと思う。興行がコケたとかはどうでもいい。そもそもこのシリーズで扱われているテーマなぞ深遠なようでいて実際は私のような暇人にしか興味のない事柄なのだから。ラストシーンの「Tears In The Rain」はかなりグッと来た。[映画館(字幕)] 8点(2017-11-02 00:20:50)
2. プーと大人になった僕
《ネタバレ》 クリストファー・ロビンが疲れた大人に成長してる時点で全て展開が読めてしまいますけど、なかなか面白く見られました。
でも詰まるところ、くまのプーさんでやるストーリーだったのかというと少し疑問が残ります。迷子になっていたのは実はクリストファー・ロビンの方だったり、怪物の正体は大人の世界だったりと子供にはちょっと難しいですよね。最近、子供向けの原作をシニカルに実写映画化するのが流行っているのでしょうか?[地上波(吹替)] 5点(2023-04-01 15:57:49)《改行有》
3. プロメテウス
何だこりゃ?映像は贅沢だが脚本がサイアク。余りにも内容が無さ過ぎる。捻りもなければ何もない。今迄散々作られてきた「エイリアン」の亜流やらバッタモンと同じようなものを本家を創り出したリドリー・スコットが作ってしまうとは。笑い話にもなりゃしない。
[映画館(字幕)] 1点(2012-08-05 01:15:33)(良:3票) 《改行有》
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