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1. ブラック・スワン
《ネタバレ》 ジャンル分けが難しそうな作品です。
周囲からのプレッシャー、母親からの干渉、そして自らの葛藤によって精神的に追い詰められていく主人公。
主人公が見る幻覚や自傷行為は一種ホラー的で、謎を秘めた演出はサイコスリラーのようです。
しかし、見終わってみれば「バレエに人生を捧げた女性の自立心の芽生えとスポ根物語」へと印象が変わります。
抑圧された心の表現が特徴的な映画と言えるでしょう。
ナタリー・ポートマンに思い入れがあれば見所たっぷりです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-10-13 21:12:07)《改行有》
2. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 シュワちゃんが主演した一作目へのオマージュが詰まった作品。
「LOST」や「CUBE」を思わせる不条理な設定で戦いの舞台を作り、「プレデターの人間狩り」という原点に帰っています。
全体的にあまり目新しさはないですが、まぁこんなもんでしょう。
製作にロバート・ロドリゲスが関わっている割に意外と普通です。
ヤクザvsプレデター、ローレンス・フィッシュバーンの出演時間あたりが見所(笑い所?)でしょうか。
透明になって襲ってくる卑怯さと武士道を併せ持つプレデターは、相変わらずワケ分からんやつらですね。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-30 21:51:16)《改行有》
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