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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
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1.  ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 《ネタバレ》  この映画は、主人公二人の友情がとにかく良くて、お互いべた褒めしまくるところも良いんですけど、一方が落ち込んで自己卑下しまくりだしたところで、もう一人が「私は私の親友を悪く言うことを許さない!」と言って親友をぶん殴るところが最高! で、すごい良いです大好きです! て感じでした。  あと、周りの人たちも実にいろんな人がいるんですけれども(人種とか、家庭状況とか、性的嗜好とか)、最初は一見嫌な奴かなーと思ってたのが事情が明らかになるにつれて、それぞれの人にはそれぞれの事情があって、根本的にはどの人も良い人で面白いところもあるじゃん! てのがわかってきて、この作品、基本的に悪人がいないんですよね。  そんな感じで、とても気持ちの良い作品でした。  あと、ずっとラリッてて、どこにでも現れる実はとても面倒見の良いジジ(ビリー・ロード)が、あなた、前の場所でこの会場の場所分からんって言ってたのに何で先回りして居るんだよ! という事態が頻発する、神出鬼没ぶりが面白かったです。  そんなところです。[映画館(字幕)] 8点(2020-11-04 20:08:52)《改行有》

2.  フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》  私は仕事がら、中間管理職であるシェルビー(マット・デイモン)に感情移入して観たのですが、そうすると、この映画ってタイトルに偽りあり! で、フォードvsフェラーリというのはフレーバーに過ぎなくて、本当はフォード vs クリスチャン・ベイル&マット・デイモンなんじゃないかと思いました。  なので、レースの話はおまけで、メインはフォードという、どうしようもなく腐敗した巨大組織の話という認識(レースに勝つ・名誉を得る、という観点で)。  ぶっちゃけ、あのさんざん嫌がらせをしてくるレオ・ビーブって、現代の価値観で言えばパワハラ上司以外の何者でもないのですが、いちおう映画上の言い訳は、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が技術は素晴らしいがとても独断的で合わない人にはとことん合わない性格で、加えて、レオ・ビーブとの最初の遭遇が最悪の印象になってしまったのを引きずって、あの映画中のような対応ばかりになってしまったのは、巡り合わせと人の相性の問題で仕方ない、という見せ方になってて、今だと明らかにパワハラで労基の監査を入れる案件と思うんですけど(証拠がバリバリあるし)、まあ当時はそういう権力の横暴が放置されてたのでしょうがなかったのかなあと、思えなくはない。  で、この映画で一番のハイライトと思うのはシェルビー(マット・デイモン)が、上が埒が明かないので、会長のフォード氏に直談判したところと思います。  これが、普通のエンタメであれば、上の経営者層の人は、人格者で、しかし常に多忙を極めて主人公側に配慮できてなかったが、直訴で状況改善される、とかになると思うんですが、この話では全然そうならない(笑)。上司がろくでもないパワハラする組織で、なんでそんなひどい上司がまかり通るのかといえば、その上の上の経営者層がろくでなしだからである(ただし、人前に立つ関係で、体裁を取り繕って偽装するのだけはうまい)、という現実の腐敗組織のあるあるがまさに体現されていて、それが毒素のようにじわじわ効いてきて、最終的に悲劇的な終わりになる。  シェルビー(マット・デイモン)も、あまり良い管理者とは言えなくて、自らル・マンに優勝した経験があり、命がけでやる気概のある者でないと勝利できないとわかってるのに、いざ管理職になると、上からの支持を唯々諾々と受け入れて初回のレースではケン・マイルズを外し、最後のレースではやっとケンが仕事に専念できるよう防波堤の役割をするよう、かなり改善するんですけど、最後のいざという決断の時に、自分では何も決断をせずに、上からの支持をケンにすべて伝えた上で、最終決断をケンに丸投げする。  いちおう 「担当者に決断を任せる、という決断をする」 という言い訳をしていて、以前の、担当者に話を聞きもせず決定するのよりは改善しましたが、本来、管理者のやるべき仕事って何かっていうと「決断すること」であり、担当者はその決断に従って全力で問題解決するという役割分担があり、それができない場合はせめて担当者と話し合うべき(特にシェルビーは、どうするのが良いと思うという意見を述べるべき)……ということを何もせずに結局決断を担当に丸投げしていて、現代の価値観だとそういう一番やるべき仕事の決断をせず、丸投げする、仕事しない管理者のことを「土管(俗語)」とか言うんですが、まさに仕事しない無能な上司をやってる。  ただ、当時だとあそこまでの譲歩が限界だったのかな、というのはわからなくもないです(一応後で悔いてはいるし)。  その腐敗しきった組織の中で、記録に残らない最大の功労者のケンの話を掘り起こしたのは、すごいと思って、終わりもあれ以上ないかっちょいい終わりで、良かったです。  いろいろグダグダ書きましたが、組織の話として非常に面白かったということです。[映画館(字幕)] 8点(2020-01-25 05:39:57)(良:1票) 《改行有》

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