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1. ペイネ愛の世界旅行
ここまでベタベタだと逆に気持ち悪かったりするのですが、これはギリギリのところでセーフという感じです。元々「小さな恋のメロディ」とか苦手なタイプだしなぁ。物語は既に十分ラブラブな二人が更に真実の愛を求めて世界を旅するという安直なものですが、その中にもけっこう大々的に戦争批判のテーマなどが掲げられていて興味深かったです。イタリア、ロンドンと渡ってその次に出てくるのが何と我らが日本!例によって描写はちょっとアレですが、着物姿のバレンチナというのもまたなかなか乙なものでした。結局何だかんだ言ってこの二人の恋は応援せずにはいられません。度々出てくるキューピッドの姿が可愛らしく、恋人クラブの名簿にさり気なく「ロミオとジュリエット」などのカップルが登録されていたりなんかするところも素敵です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-22 18:29:47)
2. ベニスに死す
ダーク・ボガードのビョルン・アンドレセンを見つめる時のあの目の輝きといったら忘れられない。思わず観ているこちらが目を逸らしたくなってしまう。美しい映像に美しい音楽、もうただそれだけで良いんじゃないでしょうかね(ビデオの画質は大分悪かったけど)。それから最後の汗は化粧ではないでしょうか?8点(2004-12-04 19:22:38)
3. ヘルハウス
《ネタバレ》 正直役者の演技に尽きるような・・・。映画が始まる前に「この物語はフィクションだが、
劇中に出てくる現象は事実だと思っていい」とかいうテロップが流れて、信じちゃって良いの!?と思っていたけど信じるのもアホらしい気分でした(^^;。古臭いのは仕方ないだろうけど、ホラーとしてあまりにも怖くなさすぎ。ラストの展開もちょっと強引だし、パメラ・フランクリンに至ってはただ単に自滅しているだけとしか思えない。逆に雰囲気はおどろおどろしくて良かったです、家の外見なんかは本当に”地獄邸”って感じがするし。それから時間表示が効果的に使われていたかな。文句ばっかり言ってすみません、これだったら個人的には『エクソシスト』の方が好きです。6点(2004-07-15 22:12:04)《改行有》
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