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プロフィール |
コメント数 |
854 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
<レビュアー引退について>
他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、 こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。 理由はあまり映画自体を見なくなった事と、 結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。
長い間、お世話になりました。 2021/11/27 <ジャンルの好みについて>
・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。 ・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。 ・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。 |
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1. ヘル・レイザー
痛みを齎すために降臨するという発想がスゴイ。当時としてはピンヘッドを始め、魔道士たちのキャラデザもなかなかインパクトがある。しかしストーリーとかはぜんぜん覚えていない。キャラだけで持っているような作品で、もう少し奥深さを出せそうな世界観だけに惜しい。
「ベルセルク」のゴッドハンドの元ネタという事で+1点(笑)。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-04-17 12:52:11)《改行有》
2. ペット・セメタリー(1989)
《ネタバレ》 意外と評価が高いのが分からないなあ~。
ミクマク・インディアンという実在の部族の墓地に死者を埋めると怪物として甦るなんて、あまりにも失礼でしょう。神社に死者を埋めたら、ゾンビになって甦ると言われたらハラ立つでしょ?こういう「怪しげな現象」は異文化、異民族のものとしてしまうアメリカ人の発想の偏狭さに呆れる。
そういう部分には目を瞑るとしても、普通にホラーとして見ても、まったく予想通りの悲劇的展開には意外性が無く、演出も安っぽく底が浅い。復活した死者の描写も小奇麗過ぎて、身の毛のよだつような「おぞましさ」がまるで感じられないし、愛する者を手にかける際の葛藤や後悔も薄い。幽霊の存在もストーリー構成上必要なのか疑問。
またラストも殺された奥さんを墓場に運んでいくシーンですっぱりと終わらせるべき。余韻もクソも無い、甦った奥さんとキスさせるオチなんて完全に蛇足。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-10-21 10:22:20)《改行有》
3. ヘンリー/ある連続殺人鬼の記録
《ネタバレ》 ヘンリーというアメリカの実在の殺人鬼を元に、彼の日常を淡々と描写した「擬似ドキュメンタリー」。まるでちょっと食事にでも出かけるような気軽さで人を殺していくヘンリー。そこには道徳や倫理、相手に対する同情や後悔など微塵も存在しない。その感覚はもはや「異常」とか「正常」と言う常識的な二元論では語れない境地ですらある。
過激な殺害シーンや、ミステリー的な謎解きが出て来る作品ではない。しかし、見るものにこれだけのインパクトを与える作品はめったにないだろう。マイナー作品ながら、「連続殺人鬼もの」としては、色々な意味で群を抜いていて、下手なホラーやサスペンスなど、まるで太刀打ちできない衝撃に満ちている。あまりにヘンリーのキャラクターが強烈過ぎて、私の中ではマイケル・ルーカーと言えば、この作品を思い出すほど。
ベッキーという彼に好意を寄せる女性が現れ、心の渇望を癒すような展開に持って行きつつ、そんな「一般人の希望的観測」や「常識」を突き飛ばす衝撃のラスト。何者の理解をも拒み、そんな期待すらも持っていないであろうヘンリーの心の闇の深さに、ただ慄然とするしかない。
9点(2004-10-17 13:55:38)(良:1票) 《改行有》
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