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プロフィール |
コメント数 |
210 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
自己紹介 |
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1. ヘアー
オリジナルの舞台が1968年。1979年の映画化はいかにも証文の出し遅れの感があるが、ビデオになったことで、世界中でいつでもこれを観ることができるようになった。中盤まではなんじゃこれはという展開だが、最後のたたみかけはそれを吹き飛ばすだけのものがある。エキストラが一杯のラストシーンには、映画館ならばさぞやと、圧倒された。戦闘シーンが全く無い反戦映画の傑作。舞台の方は観ていないが、テーブルの上でのダンスシーン、ネバダの錬兵場での訓練のリアル感、そして最後の数分間などが舞台では表現できず、映画ならではの部分だと思う。9点(2004-05-13 18:45:25)
2. ベニスに死す
主人公のキャラクターは、自分からは遠いが、全く共感できないかというとそうでもない。この映画の成否は、タッジオが初めて登場したときに美しいと思えるかどうかで決まる。私には美しい少年に思えた、というか、はじめは美少女かと間違えたくらいだったので、そのまま主人公にすんなりと感情移入できた。ベニス駅にきっちり荷物が着いていたらグスタフはそのままミュンヘンに帰っていたのだろうから、運命の偶然とは恐ろしい。8点(2004-03-26 19:04:42)
3. ペーパー・ムーン
昨日ケーブルTVで観る。この父娘らしいコンビには既視感があるなとおもっていたら、この秋に封切られた「マッチスティックメン」と似ているじゃない。あ、向うがこちらに似ているのか。われながら単純と思うのだけれと地平線が見えるラストシーンには無条件に感動してしまう。たぶん西部劇が好きなせいだろう。8点(2003-12-08 07:50:44)
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