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プロフィール |
コメント数 |
210 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8512182 |
年齢 |
49歳 |
自己紹介 |
映画は娯楽である。笑ったり泣いたり学んだり、空想という鑑賞時間を過ごす「芸術作品」である。実際に映画づくりを体験していない人間に、映画批評が出来るとは思えない。プロの批評家でもなく映画を作った経験も無いのだから、作品のシナリオや背景など、基本設定に理屈っぽくケチをつけるようなナンセンスな行為はなるべく止めにしたい。映画好きのハシクレとして、作家が作った作品を、素直に楽しみ、感動できる姿勢を何よりも大事にしたいと思う。 |
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1. べクシル 2077 日本鎖国
いつか観た「ファイナルファンタジー」や「アップルシード」と比較すると、CGの不自然さは飛躍的に改善している。まだ映像に「重量感」は不足しているが、観る側が引いてしまうようなオメメパッチリの秋葉系キャラの立体版も見られなかったし、動きや表情も良く作られていた。まだまだ2次元のアニメには遠く及ぶおよばないが、これから先のアニメーション界には期待が持てる作品だろう。……「日本鎖国」というタイトルに、欧米を相手に躍進する超近代軍事国家日本を期待したが、フタを空けてみればその鎖国の実態はあまりに拍子ヌケで少々がっかりした。[映画館(邦画)] 5点(2007-09-30 22:44:23)
2. ベオウルフ/呪われし勇者
《ネタバレ》 予備知識不足で、これがほぼフルCGアニメーションだとは思わなかった。ちゃんと調べて、せめて3D映像で鑑賞するべきだった。大スペクタクルを想像して行ったものの、始まりから「シュレック」並みのアニメーション、これでハリウッド俳優をわざわざ使う意味が分からない。物語自体はとても魅力的だと思うのだが、ほとんどCGにした理由は、予算が無いのか、新しい映像に挑戦したかったのか。…「ファイナルファンタジー」から数年、だいぶ映像にも進歩が出てきたが、相変わらずCG独特の違和感が拭えない。動きや皮膚の質感はリアルになっていくが、重量感の無さはテレビゲーム並みで、登場人物や馬ですら、「地面を踏みしめている」質量の感覚が無い。後ろめたさを背負って王となった主人公の哀しさ、これも生身の人間であれば、もっと美しく演じ得ただろう。どんなに映像技術が進んでも、超えられない壁があるのかもしれないし、ぜひそうあって欲しいと思う。[映画館(字幕)] 3点(2007-12-31 13:08:14)
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