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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 設定の時点でファンタジーなのだが、もう少し各エピソードを大げさな寓話的に 描いてもよかったのでは?と思うけど、十分ぶっ飛んでるのかな?複雑。 特異な人生って設定だけが先行した感じで、ただただ長かった。 雷に打たれたおじいちゃんのような話が多く詰め込まれてればなぁ。 ただ、この作品自体の長さも「悪い意味」ではないところがくせ者で。 監督の丁寧に描き過ぎた姿勢が見て取れる(そこで気軽に勧めるか悩む)。 ブラピに害なす人も居なければ、ブラピ自身もまた悟りの境地というか。 人生や境遇、体質(?)に対しての恐怖や葛藤があれば違ったかな。 設定とビジュアルだけが特殊な”普通の恋愛映画”という印象が捨てきれない。 人生とはかくも美しく、素晴らしい。生や愛、出会い、別れがある。 その傍らには"時間"が在る、皆その中で生きている。 ベンジャミンもまた例外ではない。そんな一期一会、人生賛歌。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-29 20:36:52)《改行有》 2. ペイチェック 消された記憶 《ネタバレ》 20個のアイテム、むぅ・・・もっと効果的に使えなかったものか。 それらを用い、ピンチを切り抜けるよりも終盤のガンアクションの方が突出し過ぎ。 そのアクション部分も褒めるべき点が無く普通のドンパチで物足りず。 悪役も薄けりゃ、ベンアフレックも主人公としては華が無く そこに添えられるユマも微妙でイマイチ乗り切れず。 未来を見る機械が凄いのはわかるが悪役の誰も彼もが考えること同じで萎え。 主人公のキャラクターも簡素なものでもう少し背景描写に力入れて欲しかった。 余計な考えを挟む前に展開がポンポン進むのはいいが何も残らない。 技術をパクるスパイアクションを期待するとガッカリするし、 消された記憶に迫るサスペンス物を期待してもガッカリする、コレは邦題が悪い。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-17 22:32:24)《改行有》 3. ヘルボーイ 《ネタバレ》 クロエネンが素敵過ぎる。 仮面を豊富に取り揃え、構える二刀でバッサバッサと切り刻む。 音楽を嗜むなどお洒落なヤツです。 対する、ヘルボーイ・・真紅の親父です。 角が折れてます、猫大好きです、恋する中学生のごとき精神の持ち主です。 こちらも負けず劣らずなかなかのキャラです。 しかし、戦闘能力に関しては少々パンチに欠けます。 巨躯から察するとおりパワーキャラ、超人的身体能力を有するが鈍ちん。 石の手には特別な力や必殺技が無く期待ハズレ。 リズの復活にも首を居傾げざるをえない、何を見せたかったんだろう?[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-09 19:46:39)(良:1票) 《改行有》 4. ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア ヘルレイザーとしてではなく一つのサイコサスペンス物としてやれそうな。それぐらいピンヘッド他の出番が無い。そのサスペンス的な要素もコレといって衝撃的なものでもないわけで・・。話がユル過ぎて進んでるのか進んでないのかサッパリ、展開が鈍足。起伏も無い。結局のところお約束として何一つわからないままに終わる。別にいいんじゃないかな、と思ってしまう自分がいやだ。コレはもうダメかもわからんね。[DVD(字幕)] 4点(2005-11-05 22:19:48) 5. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 純粋な愛を謳った映画。酷く退廃的なストーリーがこの手には多いのだがそういう要素は無し。歌う、歌う、歌いまくる。ロックロックロック!自分はノーシスとの別れがグッと来た。愛に傷つき・・それでも半身を、真の愛を求め彷徨う迷い子ヘドウィグ。女装はこんなものか、といった具合だが随所で惚れかける。彼は立派に「女」してる、コレは驚きだ[DVD(字幕)] 6点(2005-10-20 00:54:59)
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