みんなのシネマレビュー |
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21. ホーンテッドマンション(2003) 「ホーンティング」(断じてワイズの「たたり」の方ではない)と「13ゴースト」を足して2で割ったような映画…というのが見る前の感想で、見た後もその感想は変わる事はありませんでした。アトラクションのギミックもチラホラ挿入されていて、なかなか面白い作りにはなっていますが、どうも一味足りないというのが正直な感想。お化け屋敷という、使い古されたネタのせいもあるんでしょうけど、もう少し痛快さを入れるか、「次はどっから来るんだ?」というびっくり系ホラーの緊張感をもっと増やしても良かったのでは?と思います。しかし…そー言えばこれ、ディズニーなんだよね。じゃあちょっと後者は無理…かな(笑)いや、しかしラムズリーのキャラだけは立派に“ホラー”してたぞ?後半部分はなかなか良かったよ。それゆえ一層その他が惜しい!もっとこーゆー要素を入れてくれれば…!でも、なんだかんだいって、ラストで少し評価を甘めにしてしまったオイラでした(笑)6点(2005-02-03 17:48:37) 22. 火垂るの墓(1988) スタジオジブリ作品の中で、唯一“大っ嫌い”な作品。2点(2004-11-22 04:47:04) 23. ポリス・ストーリー3 珍しくジャッキーが銃火器を使ってたり、列車の上でのカンフーバトル、ヘリコプターも交えたカーチェイスそして潜入捜査云々は面白いけれども、やっぱり肝心のカンフーが少ないし、そもそもジャッキーが食われてる。まあ、近年と比べてジャッキーのアクションにまだ鋭さがあるのがせめてもの救いだけど、できればミシェル・ヨーとの闘いを見せて欲しかった(きっと激しいものになっただろうに…)6点(2004-06-18 19:32:59) 24. ボイス なんか展開は昼メロやよくあるサスペンスみたいにちょっとドロッドロなんですが、それにリングや呪怨とかの要素をそこはかとなく挿入したような作品ですね。これはもう怖い怖くない以前の問題です。第一、近年のホラー(と銘打ってるもの)はその殆どが音響とかで驚かしてたりするものだし、この手の映画を何本も見てると大体「お!この辺でそろそろ来るな?…ほら来た。もうばれてんだよ」て言う風に判るんですよ。いい加減そう云う作品はやめて欲しいです。4点(2004-06-07 18:50:06) 25. ホワイト・クリスマス やっぱりミュージカルとはつまるところ、劇中の音楽にどれだけのれるかで評価が決まってしまうと思うんです。で、これなんですが、中盤まではやっぱり、どうしてものれませんでした。しかし、それと対象にストーリーの方が少しずつ面白くなってきて…ってありきたりな展開だとは思うんですが、それでも、こういうものは好きなんで面白かった。でも、やっぱりどうしてもミュージカルの部分がのれなかったので少し点数を落とします。それと、個人的には、“ホワイトクリスマス”よりも“オヤジ賛歌”の方が好みの曲でした(笑)6点(2004-05-23 17:16:50) 26. 炎のランナー やっぱり、皆さんの言うとおり、作品よりもテーマ曲のほうが圧倒的に知名度が高いですね。宗教どうのこうのや国のため、王のためと色々なことが言われてますが、↓黒猫クロマティさんが仰っているように、要は個人個人の信念を貫くって事だと思います。個人的には少し感情移入できない部分もあるのですが、それでも語られてる内容は素晴らしいと思います。冒頭、そして最後の、全員で海岸を走ってるシーンがとても印象深いです。6点(2004-05-02 14:17:58) 27. ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 要は、CIAの特殊工作員が記憶喪失になったら路頭に迷うだけじゃすまないってことでせうか(笑)マット・デイモン初の本格派アクションエンターテイメント、ということで、中盤のジェイソン邸での殺し屋との死闘やパリ市内でのカーチェイスなど見所も多い事は多いんですが、アクションシーンの不自然なカット割等でイマイチ臨場感にかけるし、話自体も“結局は任務失敗も全て作戦(実験)の一部”っていうものなのでそれほど面白くもありませんでした。最悪でも、もう少しアクションシーンを上手く撮ってくれれば…5点(2004-04-30 00:49:50) 28. ポセイドン・アドベンチャー(1972) 物語前半までは群衆劇のごとき演出で主人公となる一人一人の描写をし、津波によって船が転覆、天地がさかさまになるというダイナミックな映像からは「いかに脱出をするか」という脱出劇に切り替わるこの手法が上手い。タイタニックに影響を与えた映画だそうだが、こういっては悪いと思うが比べる事自体が間違ってる。パニックそしてヒューマンドラマ両要素をバランスよく盛り込んだ傑作。8点(2004-04-16 20:31:00) 29. ホーンティング “膨大な金をかけ、最新の技術を駆使すればいい映画が出来る、というわけではない”ことを見事に実証した映画。1点(2004-03-27 15:56:13) 30. ホワイトハウスの陰謀 物語が進むに連れて犯人や謎が次々に進展する構成が面白いと思う。スリリングなシーンや次々に浮かぶ上がる謎などサスペンスとしてはなかなかの出来。6点(2004-03-20 21:12:41) 31. ボーイズ・ドント・クライ 同性愛をテーマに据えた映画、といった言葉で切り捨ててしまえばそれでお終いですけど、ことはそう単純なものではないですね。実際、性同一性障害に悩む人も結構いると思いますし。確かに周りの目から見れば異常かもしれないけど、本人であるブランドンからすれば彼女(彼)はれっきとした男であり、そういった障害をもちながらそれらを全て受け止めて彼女(彼)を愛したラナのような大らかな心で接する事が大切なんじゃないんでしょうか?周囲とは異質の存在だからといって“化け物”の一言で切り捨てるのはあまりにも不条理だと思いますけどね。日一つだけ確かな事は、この物語の中で異常なのは明らかにブランドンではなく、ジョンとトムの2人の方ですね。8点(2004-03-10 15:28:05) 32. ぼくの神さま 《ネタバレ》 一応ノベライズ本も読みましたけど、この作品ってどうにも好きになれないんですよ。簡単に言ってしまえば子供の目から見た反戦映画って感じですけど、確かに戦争を無垢な子供の目から捕らえればこれほど痛烈に戦争の愚かさを謳っているものはないんでしょうけど、それにしても内容が薄っぺらい。そもそも僕はキリスト教至上主義ってのが嫌いなんですよ。約2000年前にイエスが説いた原始キリスト教は良いんですけどその後のキリスト教は自分たちの都合の悪いものは全て異端として排してきて今に至っているので、つまりは自分たちが一番な訳です(勝手な解釈ですが)それに同じ反戦を謳っているものでも(個人的な見解による)反戦映画の最高傑作である【西部戦線異状なし】や【ジョニーは戦争へ行った】などのものと比べてしまうと、こんな上っ面だけのお涙頂戴映画には感動もしなければ“重み”も感じられないんですよ。例を挙げるとすればナチスの描写。確かにナチスが非道な事をやっていた事は事実ですがそれは戦争中であるから。戦争にはどちらが善でどちらが悪なんてものはないんですよ。ただの殺し合いでありお互いの信念の戦いでもあるんですから。こちらが善でそちらが悪という勝手な解釈で反戦を謳わないで欲しいんですよ。好きな方たちには申し訳ないんですがね。最後に、何故トロは汽車に乗ったかですが、あれは彼がキリストになるための彼なりの“処刑”だったんだと思いますよ。4点(2004-03-10 15:13:05) 33. ポネット ある意味で【禁じられた遊び】みたいなもんですね。まだ死というものをよく理解していない子供が必死にそれを理解しようとしていつまでもママを待つというのは、大人の目からしてみれば確かに異常だけれども、本人にしてみればごく自然でそれが自分なりのやり方なんでしょうね。ラストはある種のありきたりなハッピーエンドですけど、これはこれでいいとおもいますよ。6点(2004-03-09 17:44:20) 34. 北斗の拳(1995) 平均点ワーストランキング堂々の1位に輝いてる本作。北斗の拳は好きですけど、元々小説を始め漫画、ゲーム等の映画化には微塵も期待してないのでそれが幸いしたのかなかなか楽しませてもらいましたよ。勿論突っ込みを入れればいくらでも入れられますけど、カンフーは今の似非カンフーよりはマシですし、↓わーるさんの仰るとおり、北斗の拳の元ネタがマッド・マックス2とわかればそれほどシドい物でもないと思います。それと、もし鑑賞する時はこの作品に至っては字幕より吹き替えをお薦めします。幾分かマシになってますよ(笑)5点(2004-02-29 02:56:53)(笑:1票) (良:1票) 35. ホーリー・マウンテン ホドロフスキーって人は本当にこういう題材が好きですね。“意味不明”という言葉で片付ければそれでお終いなんですが、この作品って人間の物欲や肉欲などの精神面を描いた作品ですね。しかしながらあのオチは…ねぇ。なんかどーでも良くなってああしたようにも思えるんですが、あれも一つの答えを見つけた…ということで良しとしますか(笑。それにしても、ラブ・マシーンね(笑7点(2004-02-28 20:13:32) 36. ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ・・・ 本人(へザー・オルーク)死んじゃったよ…!。結構好きだったので、その後の元気な姿が見れなくて残念です。家族が出てこないのは、親父か母親役のどちらかが死んだからなんでしょうか?それにタンジーナ、あんなに活躍したりしたのに、あんな最後はあんまりでしょう。最後に、シリーズを通してお亡くなりになったスタッフ、キャストの皆さんに、ご冥福をお祈りします。5点(2004-02-17 18:34:30) 37. 暴走特急 セガールの作品はどれも一本調子のような気がするんですけどその中でこの作品はなかなかよく出来た部類だと思います。設定やあらすじは結構陳腐なんですが以外に見せ場などが各所に散りばめられているし、カンフー映画の類ではないのでそれほどド派手な格闘シーンが登場するわけでもありませんが本物の合気道の達人、セガールのアクションが今回も冴え渡ってます。ヒロインのキャサリン・ヘイグルも結構可愛いというか美人ですね。僕が見たセガール作品の中ではかなり楽しめたので今回は7点を献上します。7点(2004-02-16 00:06:10) 38. 砲艦サンパブロ マックイーンは本当に存在感のある俳優だ。たとえ台詞が少なくても持ち前の演技力で自分をアピールするし、台詞1つ1つにも深みがある。中国が荒れに荒れていた1920年代に、人情を貫き通そうとした主人公がとにかく印象的。7点(2004-01-25 00:14:08) 39. ボウリング・フォー・コロンバイン ドキュメンタリーとして、この作品は非常に引き込まれる作りをしていると思います。しかし、扱ってる内容については、正直に、個人的にちょいと共感しかねる部分がありました。アメリカ人てのは真の馬鹿野郎共ですね。殺人に使われたから銃が悪いとか言いたいだけ言っておいて、人間の改善を全然行おうともしない。確かに銃は殺人を引き起こす。しかし、それは単に“道具”として“使われる”だけであって、実際に殺人を行うのは使用者である“人間”。銃を使うか使わないかの選択は使用者に委ねられてるのであって、その使用方法、「銃さえあれば安心」「どんなゴタゴタでも銃さえあれば全て解決」という考え、そして、そのような考えを引き起こす「自分以外は皆敵である」という国民の潜在的な考えを改めない限り、いくら銃や弾薬の規制を行っても全くの無駄です。現に、劇中でも描かれているように、お隣の国のカナダは人口の殆どが銃を所持しているのに対し、銃による殺人は米国よりも遥かに低く殆ど無きに等しく、これは使用者がしかるべき知識や考えを持った人間であるからだということがいえます。それに対し、米国は先ほど挙げたような考えが国民の心の根底に根付いている国であるから、マンソンや「銃は死んでも渡さない!」という発言をしたヘストンもなんら間違った事は言ってません。今の銃反対派の人々がなんと言おうが元々本質的にアメリカってのは“そういう国柄”なんですから。国(国民の潜在的考え)が変わらない限りそういう意見が出てくるのは至極当然ってものです。なので、この作品で僕がいえる事はたった一つ、銃どうのこうのではなく、銃を使う“人間”が問題だ、ということです。 5点(2004-01-06 02:16:15)(良:2票) 40. ボーン・コレクター …何といったらよいか迷いますが、中途半端です。動機がありきたりだし、犯人も無理があります。いきなり本編と関係ないことズラズラ言われても説得力がありませんし困ってしまいます。つまらなくは無いけど、面白くも無い映画です。5点(2003-12-05 04:02:19)
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