|
プロフィール |
コメント数 |
811 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
今年は映画見れてないです。 |
|
21. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
《ネタバレ》 カンヌ映画祭で主演男優賞(だっけ?)、、、へぇ~。。。
タイに行ってもみんなにイジメられちゃって、気がついたら仲良しですか、良いですね。
まさにこれは映画の黄金率です。
まあ、向こうでせっかく出していただいた食べ物を食べなかったら嫌われちゃうのはわかります。
その土地のものを「食べる」ということは、その土地のものを自分の体の中に取り込むことで、その土地の世界(価値観)を受け入れる(儀式的な)ことだと思います。彼はその土地の恩恵を拒んでしまったのかもしれません(現代的なカップラーメンなんて、そんな、、、)。
でも最後はちゃんと食べれていたから、なにか変化が表れていたのかな?
でもでもホントにあんなに最初は嫌だった少年たちが最後はあんなに仲良しになっちゃうなんてね。
やっぱり本人の「見え方」の問題ですかね?
そこの雰囲気になりきることが大切なんだね。
そこの象の学校の校長先生も良い人でした。
坂本龍一の音楽がいいです。美しい。
「ジャングルの森」と「坂本龍一の音楽」が重なったとき、それはとてつもない一体感があってとても美しく感じた。
もしかして坂本龍一の音楽には「自然」「大森林」を感じさせるなにか美しさがあるのかもしれません。(だから僕の感じた「自然の美しさ」は「映像」よりも「音楽」にあったのかも、、、)
序盤、お母さんがちょっと嫌だった(言い過ぎかな)。
少年がバイクで出発する場面では、その後に起こることがもうだいたい想像ついちゃうよね。(そんなのタイトルで分かるわい!)
なにか「それを予感させる前兆」みたいなものが映像の中にあったのかもしれません。
そういう雰囲気ってあると思う。
でも子役って(少年の事ね)、なんだか大きくなるのが早いように感じます。
ジャケットに使われている少年の写真がインパクトあり過ぎです!
[地上波(邦画)] 5点(2008-02-09 03:04:19)《改行有》
22. ポゼッション(1981)
《ネタバレ》 素晴らしい作品だと思う。
全編に流れる冷たく乾いた無機質な雰囲気が美しい。
音楽もとても淡々としていて、乾いたモノクロな感じのサウンドだと思う。
登場人物たちが皆様ぶっ飛んでいて、イカれちゃっていて、とても個性豊かだ。。
彼らは本気でそこに生きていて、狂っていることに何の躊躇もみられないほどの本気度。 主人公マーク(?)がバイクでコケるところなんて超本気だ!
地下鉄の通路での「アンナ」の発狂!絶叫、暴れっぷりには、ただただ感動するしかありません。
「無機質な冷たい空間」と、「グロテスクなクリーチャー」や「ドロドロした人間像」のギャップが見事。
「クリーチャー」が暗闇に隠れていてあまり姿を見せないので、あくまでそこに生きる人間模様を描いている。
「クリーチャー」を物語の前面に押し出さないで、それはむしろ人間関係のドロドロとした「闇」の部分が形になったものでしかない。
そういう人間の「闇」の部分、日常の「陰」の部分を描いているので、僕はこの作品が好きです。
こういう世界で、こういう世界観の中で生きている人たちもいるんだなあ、と思いました。
言葉にできない独特のシュールさもある。こんな狂気な事をやって映像作品として芸術的に優れているんだから凄い。
保母ヘレンと主人公マーク(?)とが寝るシーンではとても独特のエロティックな雰囲気を感じた。
保母さんだからかなぁ?本来はあるまじき背徳的な関係だからかなぁ? なんで?あの異常なまでのエロスは何だろう?
そしてレオタードのエロス!
また、どうやら同じタイトルの作品が他にもあるようなので注意したいところです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-02-09 01:11:26)《改行有》
0 | 1 | 0.12% |
|
1 | 7 | 0.86% |
|
2 | 33 | 4.07% |
|
3 | 62 | 7.64% |
|
4 | 56 | 6.91% |
|
5 | 87 | 10.73% |
|
6 | 92 | 11.34% |
|
7 | 152 | 18.74% |
|
8 | 209 | 25.77% |
|
9 | 101 | 12.45% |
|
10 | 11 | 1.36% |
|
|
|