みんなのシネマレビュー |
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41. ホームレス中学生 《ネタバレ》 すでに指摘されていますが、前半のホームレス生活が、服は綺麗なまま、髪はサラサラ、お肌はつるつるで、何のリアリティもありません。友人宅で食事にありついた際の描写にしても、えらく落ち着いて普通に食しており、それまで飢えた生活を送っていた人にはとても見えません。なので、そこから3人の生活が始まるに至っても、予定調和にしか見えないのです。なお、当時27歳の池脇千鶴が女子高生というのも凄いキャスティングなのですが、いろいろな意味で巧すぎで、周りの芝居を助けています。[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-09-02 00:59:34) 42. 僕らのワンダフルデイズ 《ネタバレ》 人物設定とか、バンド再結成に至る経緯とか、危機の迎え方やその乗り切り方とかが、いちいち説明的で、かつありきたりなのです。この安直な脚本だったら、俳優陣もどう演じていいか困ったのではないでしょうか。あと、肝心の演奏シーンが(本職ミュージシャンの稲垣潤一を除いて)それほど格好良くないのも問題で、そんなんで作品としてオヤジロックを語るなよ、と思ってしまいます。救いは、それ目当てで見た紺野美沙子の出番が、予想よりは多かったこと。[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-05-22 03:12:19)(良:1票) 43. 冒険者たち(1967) もっともらしくあれこれ活動していますけど、前提となるスリルが感じられないのです。それぞれのパートも、あまりつながっているようには思えません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-04-20 02:34:29) 44. ホワイトアウト(2000) 《ネタバレ》 背景の省略できるところは省略してどこまでもアクションと対決に徹するなど、頑張っているのは分かるんですよ、頑張っているのは。だけど・・・制作側のセンスの上でのいろんな弱点がもろに足を引っ張ってしまいましたね。まず、セットや映像が綺麗すぎ、明るすぎ。その上で、せっかくダムを舞台にしていながら、ダムの雄大さ、堅固さを示す映像がほとんどない。つまり、その辺の山小屋を舞台にしているのと同じなのです。そしてやっぱり、終盤では変な感傷的表現の大暴発。流れと統一性を破壊しているのに気づかないのかな?[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-03-31 23:08:33) 45. ボーン・アルティメイタム 結局、前2つと同じようなことを繰り返しているとしか思えなかったのですが。何でわざわざ1作で済む中身を水増しして3連作にしたんだろう、という程度にしか感じませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2013-01-10 03:14:28) 46. ボーダー(2008) 中途半端に格好良くしようなどとせずに、オープニングの馬鹿なノリで最後まで行ききってしまった方が、まだましだったのではないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-11-27 01:45:12) 47. 望郷(1937) この系統の作品は、すでに後続に抜き去られてしまったのではないか。登場人物が未整理な上に人物設定も弱く、誰が何をしていてもスリルを感じなかった。[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-07-17 00:25:14) 48. 墨攻 各国合作の悪いところが全部出てしまった感じ。登場人物をどういう人として描きたいのか、その思想やメッセージが何もないまま、戦闘シーンだけを手間暇かけて作ったものだから、巨大なハリボテだけが完成してしまっている。[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-03-22 23:26:26) 49. 本日休診 いきなり次々に訳あり患者が飛び込んでくるラディカルな出だしは初期衝動的インパクトがありましたが、後半は勢いが落ちてちょっとごちゃごちゃになってしまいました。登場人物はもっと絞ってもよかったのでは?[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-02-19 00:42:39) 50. ボー・ジェスト(1939) 全体的にえらくのんびりしてて、緊張感がなくて・・・どこに着目して見ればよいのかさっぱり分かりませんでした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-12-07 00:06:22) 51. 僕は君のために蝶になる 《ネタバレ》 せっかくの幽霊ものなのに、全体がえらく安直に進んでいて、幻想性もなければ、現実とのギャップがもたらす切なさも感じられない。というか、やっていることがただの男女の痴話喧嘩レベルなのです。したがって、ロマンス的観点からどうのという以前に、主人公の妄想を延々と見せられているだけという気すらしてしまいます。ラストも中途半端で、息切れが見えてしまいますね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-11-16 00:11:15)《改行有》 52. 砲艦サンパブロ 《ネタバレ》 とにかく長かった・・・主題もはっきりせず、同じような一本調子で最後まで終わってしまいました。肝心の最後の決戦も、あまり迫力はなかったと思います。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-06-13 00:06:58) 53. ぼくの最後の恋人 ラブロマンス色はあまり感じられず、むしろ生活の中のああだこうだで笑わせようとするコメディ作品に近いのだが、そのネタが別に笑えないのです。それよりも、いろんなところでギャーギャー騒がしいのが気になります。[DVD(字幕)] 4点(2011-05-21 02:44:27) 54. 鉄道員(ぽっぽや)(1999) 《ネタバレ》 原作の、短編ならではの切れ味が全然生かされていません。時間を保たせるために苦心して積み上げたようなシーンが目につきます。それから、この主人公は、業務以外には何も考えられないくらい不器用なところに意味があったはず(だからこそ、娘の行動が感動を呼ぶ)。健さんだと、結局は何でも解決しそうに見えてしまうので、明らかなキャスティングミスです。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-04-11 23:01:25)《改行有》 55. ポリス・ストーリー3 《ネタバレ》 マギー・チャンの出番全然ないじゃん、と前半は面白くなかったのですが、後半のミシェル・ヨーが凄すぎる。そりゃ、スピンオフもできるっていうもの。しかしこのシリーズ、1は肉体奮闘系、2はほんのりラブコメ系、3は大規模アクション系と、一応色分けされていたんですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-28 02:31:18) 56. ボーン・スプレマシー ジョアン・アレンが出てしまうとですね、すべての作品中のポイントが彼女に行ってしまうのです。どんなカーチェイスよりも銃撃戦よりも、彼女1人の存在感の方が上です。[DVD(字幕)] 5点(2010-09-19 23:50:14) 57. ポカホンタス これはやっぱりあまりにも安直ではないでしょうか?単純に見えて細かいところまでこだわっているとか、意外に深い裏の含意があるとかいうのがこの種の童話エッセンスの作品を見るときの注目点なのですが、この作品にはそういった裏がまったくありません。最後も「えっこれで終わり?」という感じ。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2010-08-11 01:07:32) 58. 菩提樹 《ネタバレ》 これが「サウンド・オブ・ミュージック」のオリジナル・・・というか、トラップ・ファミリーに関する「サウンド~」より先の映画作品です。もちろん「ドレミの歌」も「エーデルワイス」もありませんが、その分、登場人物の心理のやりとりにポイントを絞った鑑賞ができます(逆に、「サウンド~」はいかに上手く各楽曲を構成・挿入したかについてもよく分かります)。ただし、あっちでは3時間かけて行った描写を、こっちでは正味90分程度で行っていますので、かなりの慌ただしさは禁じ得ません。あと、オーストリア脱出は実にあっさりと完了しており、むしろその後のアメリカ入国の方が時間をかけてスリリングに描かれています。そりゃ、アメリカ映画ではカットされるわな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-08 00:43:33) 59. 僕らのミライへ逆回転 《ネタバレ》 ジャック・ブラックを使っている割には設定や展開が回りくどく、各人のキャラも引き立っていない気がする。そもそも、スタートのビデオ全部が駄目になるという問題発生の理由付けからしてかなり強引なので、この種のオタクコメディに必須である「日常生活感」が削がれており、その辺で一貫性のなさが生じてしまっているのです。[DVD(字幕)] 4点(2010-02-25 04:00:23) 60. 暴力脱獄 予想に反して終始単調で同じようなことの繰り返しでした。刑務所ものや脱獄ものでここまで緊迫感が欠落した作品も珍しいかも(意図的にそうしたのかもしれませんが)。最後の方の妙に安らぎと穏やかさを感じさせる展開のみ印象的でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-16 22:41:20)
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