みんなのシネマレビュー |
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41. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy 内容的には「星になった少年」より、「象になった少年」の方がぴったりの作品。 主人公の夢を追いかける姿は共感できるものの、取り立ててグッとくるようなエピソードはない。 結局家族愛を絡めてストーリーを作るしかない訳だが、そもそも主人公の家族構成は複雑で、 さすがにこじつけ感は否めず、作品全体が中途半端で薄っぺらい印象になってしまった。 柳楽優弥は、評判の割には演技がうまくない。常磐貴子は感情入れ過ぎ。 映像と音楽が中々良く、日本映画の中では比較的サラッと観れる部類の作品だと思う。[地上波(邦画)] 3点(2011-07-28 08:41:18)《改行有》 42. ボクは五才 実話をベースにしているようだが、男の子視点でお話が進み、 ナレーションの説明までもが入っているという何とも親切な作り。 映像も演出も昔ながらのオーソドックスなもので、決して見栄えはよくないけど、 それだけに物語には入っていき易く、小さな子が鑑賞するにもちょうど手頃な作品だった。 男の子の寂しい気持ちや本当にお父さんのことを好きなんだな、という心情も伝わってくる。 個人的には万博のシーンが懐かしかった。[インターネット(字幕)] 3点(2011-07-24 03:54:50)《改行有》 43. 僕の彼女を紹介します 「猟奇的な彼女」の監督と主演女優がコンビを組んだ、新たなラブストーリー。 主役の二人は爽やかで、前作の無駄な演出も減ったものの、代わりにギャグ色も激減、 今度は無茶なストーリー展開がやたら目立ってしまった。 ヒロインがこれほど涙を見せる映画は初めてだが、そんな演技をさせるより、 見ている者を感動させるストーリーを考えるほうが先だと思う。 後半はもろ大ヒット映画のパクリで興ざめ。ラストでタイトルの意味がようやく理解できたが、 本作のストーリーには何の関係もないし、「猟奇的な彼女」を見ていない人は首を傾げるだけ。 内輪的な自己満足の演出などまったく無意味だし、センスのなさを感じさせるだけ損。 過去の評価の高い作品の内容をパクるのではなく、どうして評価が高かったのか、 制作者側はそのノウハウを盗むべきだと思う。[DVD(字幕)] 2点(2011-08-23 15:25:04)《改行有》 44. 仄暗い水の底から ネタもオチもリングとほぼ同じ。新鮮さもなければ、 スケールが小さくなった分、面白味に欠ける。原作は読んでないけど、 この映画のストーリーで母の娘を思う気持を押しつけられても、ただ白けるばかり。 ラストも呆気に取られるほど無茶。タイトル通り、確かに仄暗い映画ではあった。[地上波(邦画)] 2点(2011-08-23 07:37:31)《改行有》 45. ポセイドン・アドベンチャー2 前作の人間ドラマの余韻を残しつつ、サスペンス、パニック、アクションの 要素をすべてぶち込んじゃった続編。やたら中途半端なうえに、登場人物が多くて複雑。 というより、お話自体が面白くないというのが一番の敗因。はっきり駄作。[地上波(吹替)] 2点(2011-08-18 20:55:43)《改行有》 46. ボディガード(1992) 状況設定が、あまりにもお粗末でびっくり。 プロ意識の強いボディガードが、傲慢な依頼者とこの展開はないでしょう。 「あなた、仕事で来てるんでしょ。それでもプロか?」と思わず突っ込みを入れてしまった。 まあそこに文句を言ったらお話は始まらないんだけど、後はお決まりのベタなラブストーリー。 サスペンス性などまるで感じないし、これまた陳腐な付け足し程度でしかなかった。 ホイットニーは相変わらず歌がうまいけど、これは彼女のPV映画か? 日本のアイドル映画と違って、映像と演出で何とか見れるようには仕上がっているけどね。[ビデオ(字幕)] 2点(2011-07-24 05:25:24)《改行有》 47. ボンデージ・エンジェル 人間のパワーを限界にまで引き出す特効薬。 その秘密を知るのは亡き博士の一人息子だけということで、 悪の結社が彼を襲うといったストーリーなんだけど、もうほとんど仮面ライダーのノリ。 戦闘員はボンデージを着た女戦士たちで、アクションがとてもヌルい。 息子のママ母でもあるセクシーな母ちゃんもボンデージを着出して、 終盤は完全にコワれちゃいました。くだらなくても面白ければいいんだけど、 エッチなシーンもほとんどなく、これじゃ目の保養にもならない。呆れを通り越して、 寂しささえ感じる始末。鑑賞した記憶を抹殺したくなるような映画だった。[ビデオ(字幕)] 1点(2011-09-24 03:36:32)《改行有》
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