みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 星に想いを お茶目で、肩の力が抜けてて、いいじゃないですか。ティム・ロビンスって私はこの頃のほうが好きだなあ。マッソーのアインシュタイン、かなり似ていて笑えたし、メグも白い襟のきちんとしたおじょうが妙にはまっていて、私は好きでしたよ、これ。いつだったか深夜のTV放映でボーッと見てたら、「アリーmyラブ」のリチャード・フィッシュ(役名だよ)も出ていたんで、ほーと思ったりしたなあ。6点(2004-06-16 22:17:12) 2. ホーム・アローン ドイツ映画「点子ちゃんとアントン」でこれのパロディーシーンを見たとき、ハ~やっぱり大したヒット作なんだな~と実感しました。実際にはありえないドタバタを「お約束」として見てるから、安心してバカ笑いしていられる。疲れてるときのチョコレートみたいな映画ですね。それにしちゃ、ビターか・・(笑)。マヌケな2人組をはじめ、キャスティングが抜群でした。ヒットの大きな要因でしょうね。カルキン君にしてみたらこの映画に出たことでつらいこともいっぱいあったでしょうけど、ほかの少年がこの役をやっていたらここまでヒットしなかったかも!? お母さん役のキャサリン・オハラの演技もけっこう面白かった。母親ってよくもわるくもああいう短絡的な部分を持っていますからねえ。かたや、けっこういい加減そうででもいい家に住んでるくらいだから世渡り上手?みたいなあの父親も、いかにもいそう。そういえば、今年のゴールデングローブ賞かアカデミー賞かのどっちかで、キャサリン・オハラが歌っているシーンを見かけたけど、あの人もともと歌手だったのかなあ? 7点(2004-05-05 11:20:46) 3. ホーム・アローン2 「さあ寝よう」と思っていたのにこれの放映を発見してしまい、1人で見てしまった。おかげで寝不足(笑)。掘り出し物の作品というわけじゃないんだから「また今度」にしときゃよかったのにねえ・・。悔しいからせめてレビュー書いとこ。前に見たときもウケタが、ホテルのマネージャーの狼狽ぶりがおかしかった。まじめくさった人間のマヌケぶりがなかなかうまくデフォルメされていて、何度見てもおかしい。ひきかえ、2人組の痛められ方は前回よりハゲシクて「おいおいやりすぎだろう」と、必ずしも笑えないんだけど、「1」と同じレベルじゃ芸がない、ということになってしまうだろうから仕方ないかもね。「アローン」ということのダブルミーニングということか、前回同様、孤独に生きる行きずりの人が出てきてケビンと心を交わす。すごーくいいというわけでもないけど、まあまあ。隠れる場所が広くなった分ちょっと(作品として)パワーダウンだからこの点にするけど、シリーズ2作目にしては案外わるくなかったですね。6点(2004-05-05 10:52:48) 4. ぼくらの七日間戦争2 「全然期待しないで観たら、ひょっとしたらひょっとする」というところに期待をかけて、4点とします。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-01-15 18:50:02) 5. ポンヌフの恋人 2回見たけれど、私にとってはいまだよくわからない映画の1つ。かといって6点じゃあんまりだから一応7点にしておきますが、何か点数をつけることを拒否されてるような気がする作品の1つです。私は何と評していいのかわからないのでありますが、友人(偶然同じ頃に「道」を見直し、似た感想を持っていてお互いにびっくりしたこともあるその人です)はこの映画に心酔しているのです。どのくらいのほれぶりかというと、BSはついているもののWOWWOWは未加入のためザーザーのあの画面でもこの作品は見たいとスイッチをいれ、全時間、見切った、というからすごいじゃありませんか。ザーザーの画面でも、ほとんどすべてをそらんじている彼女にはどの場面かわかって、泣けたんだって (そんなに好きならビデオを買えばいいじゃん、というツッコミはこの際なしにしてね)。ここまで書いてしまうと、個人のプライバシーの漏洩かなあ・・。でも1つの映画をそこまで愛しきれる人がいる、そこまで愛されてる映画なんだ・・と知って私は心底びっくりしたんで、やっぱりふれずにはいられなかったのです。私、愛に関してはきっとおこちゃまなので、この愛の深さがわからないのかもしれないなあ、と思う次第です(←最近の口ぐせ)。 7点(2004-01-05 17:18:57)《改行有》 6. ボーイズ・ライフ エレン・バーキンは、ちょっとあらんだ感じの中にピュアな人間性をのぞかすことのうまい、いーい女優ですよねー。この人と、クセものデ・ニーロとのあいだで、ノビノビといい演技をしてましたっけ、ディカプリオ。やっぱりこの頃の彼がよかったですねー。デ・ニーロはまじにこわかったですよ。あんなふうに車に二人っきりになったシーンを見ても、「さほどこわくない」という感想の人は、私にはちと信じられません。ラストのさわやかさには、心底ほっとしたものでした。7点(2003-12-05 19:08:23) 7. ボディガード(1992) このころの2人はセクスィ~ということでは、2人ともダントツだったわけよ。このころはね。でもって「ボディーガード」だもん、ヒットしないわけがなかったっしょ。今見るとベタベタでわらっちゃうけどね。6点(2003-09-30 01:48:32) 8. 僕らはみんな生きている 「陰陽師」と同じ監督とは信じられないくらい、面白い。戦闘シーンなどチャチくてわらっちゃうけれど、そのチープさも含め面白いのダ。この監督にはCGのようなハイテクよりローテクのほうが合っているんでは? このご時世で、作りたいように作れないのであれば、お気の毒。でも低予算で面白い映画ができてお客さんが入れば、つまり原価率がよけりゃそれでオッケーでしょ? がんばってね、滝田監督!7点(2003-07-28 10:13:01) 9. ボクサー(1997) 「マイ・レフトフット」「父に祈りを」と同じ監督だったんですね。納得。ダニエル・デイ・ルイスも安心して仕事に集中できたのではないでしょうか。重たい名作ですが、名優二人の逢瀬のシーンは、ラブストーリーのファンにも十分に見ごたえがあるのでは? 地味とばかり言われているようですが、徹底的に役作りをするルイスのボクシングシーン、子どもの視点も絡んでくるストーリー展開、最後のクライマックスなどは、ちゃんとエンタテイメント好きにも満足行くのではないかと。冒頭、シャドウボクシングをしているシーンも、カッコいいし、その孤独な姿が次の展開を暗示していて、秀逸だと思いました。 口当たりのよい映画ばかりでなく、こういう映画も観たほうがいいですね。但し疲れすぎていないときに。 9点(2003-05-17 20:04:49)《改行有》 10. ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ エミリー・ワトソン、すごすぎ。大竹しのぶみたいなタイプだと思うけど、彼女以上ですね。私もこの邦題は適切なつけ方だと思う。欧米とは文化や情報量に差があるからね。逆に、原題がそういうハンディのないタイトルだったら、むしろ原題を生かしてくれ、と言いたい。英語力も含め、日本の観客もかなりレベルアップしてきているんだから。7点(2003-05-17 11:31:55) 11. ぼくの美しい人だから スーザン・サランドンを最初に好きになった映画です。スペイダーみたいなホワイトカラーのあたまでっかちさんが、サランドンのようにからだを張ってありのまんまに生きてきた女性に癒される、ってのはちょっとステロタイプの展開のように見えながら、ここまでリアルに描いた作品て、実はさほどなかったように思います。そこがとても新鮮でした。ところでサランドンは昔、「ブルーカラー女優」と言われてたんですってね。この映画も影響してのことでしょう。ただ、当時の彼女の年齢は役の年齢よりずっと若かったのよね、実は。後からそれを知ったとき、ちょっと反則ワザ?って思っちゃいました。・・と思い込んでいたら・・ 【anemone】さん、正しい情報をありがとうございました。何で読んだかもう忘れてしまったんですが、「うんと年上の役をやったが実は当時サランドンは30代後半」といった記事を何かで読んで、ちとガッカリしたことがあったんですよ。それが不確かな情報だったんですね。うのみにして、お恥ずかしい。ところで、本作の最高のよさは、彼女のように「率直に自分を偽らずに生きる」ことのステキさと、またそういう彼女を必要としている自分の本心に素直になった彼のステキさだと思うのですが、総じて女性に人気が高く、男性の中にはどうも本作のよさを認めたがらない人もいますね。(このサイトだけじゃなく、むしろほかのサイトで思ったことなんですが。)何ともったいないことでしょう。男も、あんまりヨロイに身を包まずに、ときにはスーザンみたいな女性に寄りかかったら、人生もっと楽しくなると思うんだけどなあ。 7点(2003-05-17 01:30:54)(良:2票) 12. ホーホケキョ となりの山田くん これを見て怒っていない人がこれだけいることに、わたしゃビックリ。ほかの人のコメントにも近いものがあったけれど、これを本気で商品として出したジブリの神経にも、ビックリ。とにかく、ビックリしたかったら、見てごらん。0点(2003-05-17 00:57:05)(良:1票)
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