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【製作年 : 1920年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  帽子箱を持った少女 《ネタバレ》 娘ナターシャ(アンナ・ステン)と青年イリヤ(イワン・コワル=サムボルスキー)の 出会いと再会のシーンを始めとして、画面にたびたび登場する「両足」が 一つの主題と云っていい。 足や長靴そのものは勿論、凍った架橋で何度も滑って転ぶギャグや、 テーブル下での駆け引き、雪原の白い地平線を歩む登場人物など、 足を使ったアクションの充実もそうした印象を強化する。 人物の表情のアップとスラップスティックのロングショットの使い分けも メリハリが利いている。 その中で、奥行きを駆使した二人のラブシーンの画が印象深い。 ソファに座った二人を、奥にナターシャ、手前にイリヤの横顔を配して構図を決める。 当初は偽装結婚だったが今は本当に結婚したいと告白する彼女と、 周囲から賞金目当てととられるためそれは受けられないと固辞する青年。 その対話が、手前と奥それぞれフォーカスを変えた同一構図でショットが反復される。 現在なら1ショットのうちに簡単にピントを送れば済むところを、 当時の浅い焦点距離の限界のなかで手間をかけてフォーカスを調整し 奥行きを作りだそうと健闘しているのが良く伝わる。 現在の特権的な立場から見れば、ぎこちない繋ぎに見えてしまうだろうが、 そこには二人のすれ違う想いが画面として強く表現されているゆえに感動的だ。 映画のラスト近く、ナターシャが間違って自分の指を針で刺してしまうと、 イリヤはその指を口に含む。 すると彼女は次にわざと自分の唇を針で刺して、 彼に一歩二歩とすり寄りながらキスをせがむ。 その彼女のお転婆な歩みの動作がとてもキュートで可愛らしい。 そしてラスト、想い叶ってキスし合う二人のツーショットが幸福感一杯だ。[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2012-06-20 21:46:24)《改行有》

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