みんなのシネマレビュー
レインさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 885
性別 女性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  僕らのミライへ逆回転 《ネタバレ》 ジャック・ブラックが、(「ハイ・フィデリティ」のように)古いお店の店員さん。 リメイクと称して名作映画を自分たち流に作り直すのが、(学園祭ノリでチープなれど)楽し~☆ 「エターナル・サンシャイン」の監督だけど、自主制作映画のパートだけでなく本編も素人っぽくて手際がイマイチなように見え、発端の店内ビデオの中身を全部消す方法もスゴク強引、商売からシネマ愛にいつの間にか移行してるといった弱点もなんのその、最後は急に「シネ・パラ」風に格調高くなり、妙に感動的なフィナーレ。(窓側にスクリーンを張ったのがアイディアでしたね) 前半のインチキっぽさからすると急転直下な感じはするものの、不思議な味がある。 店長ダニー・グローバーも年令を重ねて渋く、ミア・ファローは「カイロ」つながり? シガーニーは久々の悪役。 最後はやっぱりジャックの歌で♪[DVD(字幕)] 7点(2012-09-02 07:00:08)

2.  ぼくの好きな先生 「パリ20区」や「今日から始まる」の擬似ドキュメンタリーと違い、本物のドキュメンタリー。 保育園のような小さな学校の小さな教室に集う、学年さまざまな児童たちとロペス先生は大きな家族にも見える。 けっして声を荒げることなく辛抱強く一人ひとりに接する先生は、(「他の仕事はできない」というように)この仕事が天職なのだろう。 教室をとびだした野外授業も楽しいひととき。 でも自分の退職が近いことを先生が伝えた時の児童たちは不安を隠せない。 子供にとっての1年は長く、何年も教えてくれた先生がいなくなるなんて信じられないのだ。 先生とて同じこと、残された時間に残していく在校生、中学に上がる卒業生、新しく入学してくる新入生に何くれとなく心をくばる。 ドキュメンタリーは真実であるがゆえの強みと、素材だけで勝負しなけらばならずそれ以上の補強ができない弱みをあわせ持つが、大きな都会になればなるほど存在しがたいとは知りつつも、こんな先生はどこにでもいてほしいと思わせる。 タイトル(原題)は「BE AND HAVE」の意。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-11 06:11:15)

3.  ぼくの大切なともだち パトリス・ルコントっていうと女性をメインにした官能的な映画のイメージが強いですが、「タンデム」やこれは男のアミの話。 ダニエル・オートゥイユと「ミック・マック」のダニー・ブーンでパリの友情を描きます。 オートゥイユは誇張された友人のいない美術商フランソワをオーバーアクト気味に演じ、微笑ませる。(「私を「感じよく」してくれ」って…) ブーン(いつも髪短いのは欧米人にしては顔大きめだから?)は人当たりのいい、でも苦い過去のあるタクシー運転手ブリュノ。 対照的に見えながら「親友」というものにコンプレックスを持っている点は同じ。 「スラムドッグ$ミリオネア」のようにクイズ番組を使ってハラハラさせ、美術品も一役買う展開は好みが分かれそうですが、一度結ばれた糸は完全には切れず、一から出直しのラストシーンがさわやか。 これも好きですが、オートゥイユの友情シネマとしては、彼が偏屈な画家に扮したベッケルの「画家と庭師とカンパーニュ」がより好みかも。 素朴でひねりなどはない田舎の物語の中に個性の強いオートゥイユを置くことで、いい味が出ていました。 こちらは都会的で空気の色まで違いますが、どちらも美術に関係ある映画なのが面白い。 ルコントにも心の友はいるのでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-05 06:45:15)

4.  ぼくセザール 10歳半 1m39cm ジュール・シトリュックが「リトル・ランボーズ」でフランス留学生だったのは、この映画でもフランスからイギリスに渡る少年だからかな。 (「リトル・ミス・サンシャイン」のオリーブのように)ファットスーツでファットボーイになってるセザールの日常と冒険。 セザールもパパにとんでもない思い込みをするんだけど、心が柔軟な証拠でもあるよね。 同じヨーロッパでも南に下るにしたがって子供のマセガキ度は強まってるみたいで、親友に女の講義をされたり、大好きなサラと婚約したり。 究極は3人で親友の父親さがしに渡英を決行、さまざまな人々と出会う。 その中にはなんとアンナ・カリーナも!(かっこいいオバアちゃんだけど、歳月は美女により酷といおうか) たった一日の小旅行でも彼らには忘れられない旅。 空に舞い上がるカラフルな風船は、彼らの未来を祝福しているよう。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-04 17:30:44)

5.  ホルテンさんのはじめての冒険 冒険は若い人だけの特権じゃない。 「パリ空港の人々」の学者は急にせまいとこに入れられるのですが、小鳥と住んでいて長年の仕事を勤め上げたホルテンさん67歳の人生は、文字通りレールの上を走っていたのだけど脱線して広がりを見せる。 雪がちらつくノルウェーの冬、今まで持っていたものをなくし、かわりに新しいものを手に入れ、未知の人と語り合い、隕石の旅に思いをはせるささやかな冒険が続く。 あの男の子は突然の闖入者のことをずっと覚えているかもしれない、本人が忘れても。 心残りだった過去を塗りかえるあの勇姿、施設の母親の心にも届いたらいいな。 今の季節に見るとホッコリしていいかも。[DVD(字幕)] 6点(2011-12-18 09:00:17)

6.  ポリス/インサイド・アウト ミュージシャンのドキュメンタリー映画は少なくない。 コンサートに行けなくてもライヴに接することができる等の利点があり、07年のポリスの限定的なリユニオンを機に出されたこの作品もその1本だけれども、メンバー自身が自分たちの成長を撮った記録というのは他に例がないのではないかと思う。 ドラマーでありポリスのファウンダーでもある唯一のアメリカ人、スチュアート・コープランドがスーパー8で撮り続けた映像は経年劣化もあり粗いが、当時を直に伝えるフッテージの数々はファンには感慨深いものがある。 意外なほどステージが少ないのは「シンクロニシティ・コンサート」等の優れたライヴソフトが既にあるからだろうし、ツアーの移動やスタジオ・レコーディング時にひろった彼らの映像が中心。 初期ではバンやバスでの移動だったのが専用機に変わっていくのはそのまま彼らの急成長ぶりをあらわしつつ、バンドが大きくなるのはいい事ばかりではなく分散を招く要因にもなるのをも感じさせるが、一回り年長の小柄なギタリスト、アンディ・サマーズの大人の茶目っ気が多くのバンドが陥りやすい悲壮感からポリスを遠ざけていたのもまた事実であろう。 撮影者であるスチュアート自身の映像は少なくライヴの際にはマネージャーである兄のマイルスが撮っていると思われ、一番の悪たれはスティング。 罪もないアンディに襲いかかったりファンの女の子を抱きすくめたりと、カメラの前でもストレス発散をいとわない。 移動列車内で彼の横に同じプロデューサーを使っていたXTCのアンディ・パートリッジが座っていたりするのも意表を突かれるし、PV撮影現場では両方の素材をシンクロして多元的に見せたりとスチュアートが監督としての腕をふるう。 ロックバンドという呼び方が不似合いなほど個性的だった彼らの曲をコラージュした軽快で小気味よい時間は70分余と短いが、時を経て思いがけずポリスを内側から見る機会を与えられた。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-02 10:59:58)

7.  ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 しごく美意識の高い映画。 主役2人に対照的なルックスの子を起用し、構図も配色も細心の注意を払い、深度を浅くし対象を浮かび上がらせ、空気は緊張と弛緩を交互に繰り返す。 そういう感覚的な部分の神経が細やか。 ただ(「キャリー」もだけれども)極端なイジメの映画はいいと思わない、観客に容易に感情移入させてしまうので。 耽美的であるといっても陰惨なホラーには違いなく、イノセンスの名の下に庇護されるエリとオスカーにも愛しさは感じなかった。 日常の中で自分の爪を隠すことに倦む人々には礼賛されそうな作品であり、ホラーはそういった抑圧を開放する目的を含むジャンルでもあるのだろうと思う。 映像にボケが多いのも元々目が悪くない人間には苦痛であったし、鮮やかなプールのシーンは水中だけで終わらせた方がよかった気もする。 それでもハリウッド・リメイク(トレーラーのみ視聴)の普通っぽさに比べれば一見の価値ありの世界。 母の愛も父の愛も投げ捨てて運命のソウルメイトと旅立つオスカーは、時の果ての自分も知らず今の至福に微笑む。 (「フギャーッ」となるCGネコたんの顔を使い回すのはマズイぜ!バレバレだよ~ん)[DVD(字幕)] 7点(2011-05-16 16:37:55)

8.  僕のスウィング 《ネタバレ》 ロマの味わい深い音楽を聴かせるのが目的で、夏休みに少年がジプシーの少女と思い出を作るのは映画らしくするためなのだろうけれども、この二つが必ずしも結びついていないのがむしろ作為的でなくていいのかもしれない。 でも人によっては素っ気なくも感じられるだろう。 かき鳴らされる魂のこもったジプシーギターの調べと黒髪で少年のようなスウィングが国のない民の世界へエキゾチックに誘うが、別れにはいつも寂しさがつきまとう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-15 00:00:56)

9.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! この作品のすべてがいいとは思わないが、それを差し引いても欲ばりすぎなほどの密度。他国へのシンパシーという面では「ドニー・ダーコ」と好対照をなす作品でもある。英国の伝統をコケにし(「ロミ&ジュリ」はお笑いにされても仕方がない滑稽さを孕んでいるし、ナショナル・トラストに代表されるような景観保護を揶揄してもいて、優雅なはずの白鳥も家禽扱い)、ハリウッド映画への愛着を隠そうともしていない。バディ物であること自体がオマージュなのだろう。ブランシェットやナイの使い方も贅沢なものだし、ダルトンがここまでやる(笑)のも脚本が気に入ったのだと思う。「友情と正義」を盾にして(アメリカン・ポリスムービーのマネしたいだけ?)好き勝手やっているように見えるけれども、結果的にそれが「猟奇と過激」(R15)をカバーしている。(ビル・ナイの警部がロンドンからエンジェルを迎えに来た時に、2人の表情を映しているシーンがいいですね!)[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-12-16 15:23:14)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS