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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ホット・ゾーン 《ネタバレ》  愛すべきザ・B級映画。低予算。田舎町。見たことのない出演者たち。でもそれが良いんです。  ストーリーも演出も、どれも使い古されたものばかり。でもそれが良いんです。  チャチな演出ばかりですが、パニックものとしてはきれいにまとまっているほうじゃないでしょうか。住民の不満をきちんと描く丁寧さは大事。脱出しようとして軍に始末される住人のエピソードも大事。蛇も怖いが暴走した権力も怖い。  あ、それからこの映画では蛇がそれなりに怖く描けている気がします。蛇がたくさんいるときの気持ち悪さは言わずもがなですが、どこに潜んでいるかわからない恐怖、そこから生み出されるドキドキ感はなかなか良かったとおもいます。  予算をかければもっと壮大なスケールで派手な演出盛り沢山のスペクタクルなパニックムービーとなっていたかもしれません。  でもこのこじんまりとした感じ。これに何とも言えぬ味わいを感じてしまいます。[DVD(字幕)] 6点(2021-07-08 05:24:17)《改行有》

2.  ボーイズ・オン・ザ・ラン 《ネタバレ》  原作未読。こーゆー『頑張っても報われない』系の需要って何なんでしょう。少なくとも私は映画を見ているときくらい不愉快な気持ちにはなりたくない。いや、その過程において不愉快な気持ちや憤りやもどかしさを感じることはあっても良い。最後にカタルシスが得られるのであれば問題はない。最後まで仕事も恋愛も何一つ上手くいかない人生を見せれられても気が滅入るだけです。  ちはるは良かったのは最初だけで、その本性はクソ女でバカ女。だから恋愛は成就しなくても良い。でもせめて青山には勝ってほしかった。もしくは青山になんらかのペナルティを劇中で科してほしかった。青山のような人間が良い思いだけして終わる物語なんて不愉快極まりないです。  マンモスの社員達の常に人を見下したようなスタンスも気に入らない。おもちゃ屋のクソ生意気な店長を何も見返してやれないのも気に入らない。それがリアルだと言われればそーかもしんないけど、映画にそーゆー胸糞悪いリアルは求めていないんですよね。  振り返ってみれば、前半が一番面白かったかも。不器用ながらもちはるを慕い、少しずつ距離が縮まっていく二人の様子は若かりし頃の自分と重なり合って幸せな気分に浸れました。  ラストでちはるを電車の中に押しやったときの田西には共感できます。もはやちはるに未練があったわけじゃないんですよね。自分という人間の価値を見出しに行っただけなのです。  もう全編通して痛々しすぎる物語。そして性生活に関する生々しすぎるトークの数々。これを見るときは誰もいないことを確認して、 ヘッドホンをつけて鑑賞する必要があります。[DVD(邦画)] 5点(2020-12-24 13:36:47)《改行有》

3.  ボルト 《ネタバレ》  これは『犬版トゥルーマンショー』ですね。  好みでいくと、正直そんな好きなタイプではないです。勘違い系って、見ている間ずっともやもやしちゃうんですよね。  個人的にはこの作品のピークはプロローグ。予備知識なしで見たので、ボルトが本当にスーパードッグって思ってました。『実は違います』って言われたときの落胆。もしかするとボルトの気持ちに一番共感できたのは私かもしれない。  むしろ、スーパードッグっていう設定で、SFアクションまっしぐらのほうが面白かったんじゃないかと思えるほど、プロローグが素晴らしすぎましたね。現実世界に投げ出されたボルトがヒートビジョンやスーパーボイスを使おうとするたびに、なんか痛々しくて見ていられませんでした。  トイ・ストーリーのバズも勘違い系ではありましたが、あちらは楽しく見られたんですよね。この違いはいったい何でしょう。  ネコのミトンズは良いキャラクター。一番好きかも。最初のジャイアンみたいな登場の仕方がいただけません。あれのせいで、『弱者を虐げ、強いものに媚びる』というヤなイメージが途中まで抜けなかったのです。  ミトンズが自分の過去を告白。ボルトと自分の寝床を作り、暗に一緒に暮らそうと示唆するシーン。このけなげさと切なさは何気にぐっと来ます。この辺りから感情移入しまくっちゃって・・・そこからラストまでは素直に面白かったです。  ペニーのために火の中に飛び込むボルト。最後の力を振り絞ったボルトの遠吠え。あれはまぎれもなくスーパーボイスでした。ボルトを最後にホントのスーパードッグ、スーパーヒーローにするディズニー。こーゆー王道の演出をさせたらディズニーの右に出るものはいませんね。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2020-03-16 00:55:16)(良:1票) 《改行有》

4.  包帯クラブ 《ネタバレ》  『なんか思っていたより暗い映画借りちゃったなー。こりゃ失敗したかなー。』と思って見ていたら、包帯クラブ発足あたりから次第に面白くなり始めました。  『部活』や『サークル』といったノリで、『心の傷』を治療するというプロット。ささやかで、単純だからこその良さがあります。ワラやテンポが、『ばかばかしい』『何の意味があんの』と最初から賛同するわけではないのが良い。包帯クラブのメンバーが、それぞれ心に傷を抱えていて、活動を通して少しずつ自分たちの心の傷を軽くしていくのがまた良い。  心の傷は千差万別。『失恋』『オウンゴール』『逆上がり』『カットの失敗』のように、他人から見れば些細なこと。『レイプ』『性的虐待』『友人同士の刺傷事件』など重いもの。当事者にとっては程度の差は関係ありません。どの心の傷も平等に癒していくメンバーたち。そしてその活動の楽しそうなこと。誰かのために行動するっていうのは、かくも楽しく喜ばしいことなんだと、理屈ではなく感覚で共感させてくれるのが嬉しい。  ディノ、ワラ、ギモ、リスキー、それぞれが抱える『心の傷』が明らかにされるタイミングが絶妙。その順番も良い。ひとつひとつのエピソードは短め。ですが短いながらも、過去のシーンを必ず挿入し、丁寧に描写してくれたのが凄く良かった。個人的には『レイプ』の『お葬式』による供養がかなりぐっときました。自分自身辛い過去があるので、みんなが炎の前で祈ってくれている姿に涙がでました。そしてディノのエピソード。彼の秘密と彼が抱える『心の傷』に、ワラが寄り添ってあげたのが、ちょっとクサかったけど泣けました。  軽すぎず重すぎず。ちょっとドラマチック。ちょっと笑えてちょっと泣ける。後味爽やかな青春ムービー。  ※石原さとみがかわいすぎるので、2割増しくらいで高評価。『ドンマイ』。[DVD(邦画)] 8点(2019-05-30 12:23:12)(良:2票) 《改行有》

5.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》  正統派パニックムービー。オリジナルは未見。だからなのかもしれないですが、素直に面白かったです。  ビッグウェーブにより豪華客船が一瞬にして転覆。CGによるビッグウェーブの映像は圧巻。CG、特殊効果、大好きな私としては「これこれ!」って気持ちになります。豪華客船転覆のパニックが、まず最初の見所でしょう。  船がさかさまになって、きらびやかな世界が一転。これぞパニック映画の醍醐味。栄華が崩れ去る瞬間ってのは、ある種のカタルシスさえもたらしてくれます。これは一部のゾンビ映画なんかにも共通する感覚です。  後半は豪華客船からの脱出。船はさかさまになっているのでまともなルートはなし。つまりここからはアドベンチャーになるわけです。パニックムービーながら、広い豪華客船からの脱出はある種のわくわく感があります。広くて高さのあるエリアでの、奥行きのある映像は美しささえ感じます。  脱出メンバーが子供も含め、老若男女全員揃っているのが良い。エレベーターや排気口のルートは、手に汗握る難所。何度も水中に閉じ込められるシーンがあり、こちらまで息苦しさを感じる臨場感。ディランがややスーパーマンすぎるきらいはあるが、それをふまえてもスリルに満ち溢れたA級エンタメパニックムービーです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-05-30 01:11:39)(良:1票) 《改行有》

6.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》  中盤まではコメディなんでしょうが、笑いのツボが合わず。むしろイライラする場面ばかり。  中盤以降は妙にサスペンスホラーな展開。『スクリーム』のようなスラッシャー系+ポリスアクションといった、ありそうでなかったコンボ。この辺りは結構好きです。ミステリー要素もあって、ワクワクします。  そして後半から終盤。オチがわかってからが、もうしっちゃかめっちゃか。動機なんてあったもんじゃない。これじゃあ村ぐるみで『悪魔のいけにえ』やっているのと一緒ですね。  署長も警官達もみんな怪しいと思っていた私。だって、人がこれだけ死んでいるのに事故だって言い張って、にこにこ冗談言い合っている警官たちはかなり異常。これがイギリス流コメディなのか、自分の肌には全く合わず。でも黒幕は署長のみで、警官達はみんな関係なかったって、逆に無理がありませんか。更には、あれだけ散々バカにしてきたのに、突然警官たちが署長ではなくエンジェルを信じるってかなり不自然。そんなことを気にしちゃだめなんでしょうか。  そしてエンジェル。冒頭でスーパーコップみたいな紹介されていたので、結構期待しちゃってたわけですが、ラストのアクション、結構普通。もっと圧倒的な強さで天誅くだすもんかと思っていたので拍子抜けです。  要所要所ではもっと面白くなりそうな雰囲気をはらんだ作品。内容を見ても、万人受けするタイプではなく、見る人を選びそうな作品です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-11-18 04:25:58)《改行有》

7.  僕のピアノコンチェルト 《ネタバレ》  IQめっちゃ高くて、ピアノがめっちゃひけて、自分が天才すぎることを悩む少年の物語。  気に入らないことがあると、両親を家からしめだすなど、小さい頃からやりたい放題。  そんなこともあってか、正直主人公ヴィトスには共感できない部分が少なからずあります。その一方で、そこに人間味を感じもします。  プロットは面白いのですが、山場がないので、平坦なイメージが強い作品。  『親も医者もだまして、頭が悪くなったフリをする。』というのは面白いのですが、そこにたいそうな理由や目的意識がないため、いまいち盛り上がりに欠けます。むしろ中盤からは父親が会社で窮地に追い込まれていって、そちらのほうが見応えがあるくらいです。  また、両親が苦しんでいるのに、本人は才能と金を無駄遣いしてじいちゃんと遊んでいる様子が気に入りません。  もちろん、最後は両親を助けてあげるし、ピアノの先生のとこにも行くし、これ以上無いハッピーエンドではあるので、後味はいたって爽やかに仕上がっております。[DVD(字幕)] 6点(2017-08-25 08:50:36)《改行有》

8.  ホステル 《ネタバレ》  問答無用の殺戮ゲーム。かなりグロい上に悪趣味。だから人格を疑われそうで嫌なんですが、このハラハラドキドキ感は本物なので高得点。この作品はもう『脱出劇』として最高にスリリング。また、自分達を騙し、罠にはめた人間たちに逆襲するラストの展開は、爽快感さえあり胸のすく思いです。つまり、基本はスプラッタ要素の強いサスペンスホラー作品に違いない。ですが、ラストのバイオレンスアクション的ノリは、元来やられっぱなしで終わりがちなホラーの常識を、ちょっとだけ爽快なものに変えちゃっているわけです。  だらだらした前半も、『これから何が起きるのか』っていう不穏な空気を纏っているためそれなりに見れます。そしてオリーがいなくなった辺りから、俄然緊張感が増していくわけですが、その種明かしが『人間ハンティング』っていうのは、あまりにも安っぽかったですね。もっと意味のわからない狂気。もしくは国家権力がらみの狂気を想像していたので、少々肩透かし。  また、パクストンが助かるのであれば、パクストン以外の生贄の見せ方が大事だろうと思うのですが、そういった意味ではオリーやジョッシュといった数少ない登場人物を瞬殺しちゃうのはもったいない。  そういえば、ホステルの従業員は明らかにグルなんでしょうが、あの人達は何も制裁受けていないですね。[DVD(字幕)] 9点(2017-08-14 12:03:18)(良:1票) 《改行有》

9.  ホリデイ 《ネタバレ》  良く言えば丁寧な作り。悪く言うと丁寧なだけの作品。  『恋愛が上手くいかなかった二人の女性。傷心旅行を兼ね家を2週間交換。その2週間のうちに新しい出会いがあり、恋をする。』  たったこれだけのことを延々2時間以上。このスローテンポでいくのであれば、もっとドラマ性を持たせて欲しい。コメディ調で楽しくしたいのであれば、もっとテンポ良く、メリハリを利かせてほしい。この作品は、キャストの知名度、魅力、演技力におんぶにだっこ。それを巷では『手抜き』って言うんじゃないの?  キャメロン・ディアスもケイト・ウィンスレットも好き。だから見たといってもいい作品です。結果は期待はずれ。  出てくる人達は皆良い人。好感が持てる人達ばかり。逆を言えば、その好感度だけで2時間を押し切ろうとしている風にも見えます。  好きなシーンは結構あります。アマンダがグレアムの家を初めて訪ねるエピソード。娘達との交流。アイリスがロスにやってきたジャスパーを追い返すシーン。この辺は結構好き。素直に良かったと思えます。それぞれの人物の魅力が最大限に描かれている良いシーンです。  やっぱストーリーのつまらなさでしょうね。  根本的な解決がされないまま迎えるラスト。雰囲気だけで盛り上がるハッピーエンド。この作品に相応しい、中途半端な終わり方です。  全然関係ありませんが、ラブコメを敬遠される方って、『食わず嫌いな人』が多いと思っています。そんなラブコメと疎遠な方には、逆にウケるかもしれないですね。ラブコメ好きな方は目が肥えていらっしゃるので、今更この作品じゃ盛り上がれないんじゃないかなー。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-06-16 11:20:14)(良:2票) 《改行有》

10.  ドゥーマ 《ネタバレ》  ドゥーマとの出会い。父親の病気、死別。母親との新しい生活、新しい学校。  ドラマ性が強い序盤、正直面白いのはここまでだと思います。  主人公の男の子がドゥーマを自然に帰しに行ってから物語は失速。  そこから先は男の子一人とチーター一匹のロードムービーなわけですから、当然人間ドラマなんてないわけです。  ようやく出会った旅人、っていうかバイクドロボー?目的不明、素性不明で怪しさ満点。これはちょっとテイストが変わってくるぞ、と期待します。いったい何者?善人?悪人?ってね。で、結局どっちかつーとただの善人で凡人です。  つまり、序盤の人間ドラマから、中盤以降はアドベンチャー形式のロードムービーと移行するわけですが、このアドベンチャーがどうにも弱いんです。『ファミリー向け』という大きな壁が、この作品から『スリル』『緊張感』『刺激』、そういったものを根こそぎ奪っています。  よって映画としてはとても中途半端。腰が引けてると言い換えても良いでしょう。  友情や家族愛を訴えるドラマとしては浅く、アドベンチャーというにはあまりにもつまらない。  『激流』『ワニ』『ライオン』、危機という危機がすべてだだすべり。  唯一主人公パーティーをわかりやすく窮地に陥れたのは『虫』。虫か・・・。[DVD(字幕)] 5点(2017-05-24 02:55:27)《改行有》

11.  ポリーmy love 《ネタバレ》  なぜ出会ったばかりのポリーにそこまで夢中になれるのかがわからないため、ルーベンにまず共感できません。  寂しさを紛らわすためだけに、次の女に手を出しているように見えて仕方がないのです。  つまりは、ポリーである必然性が感じられない。もし会場で偶然出会ったのがポリーではない誰か別の女性であれば、その人にも同じようにアタックしたのではないでしょうか。  で、個人的には、ポリーにもそこまで魅力を感じることができません。  つまるところ、ヒロインには魅力が足りず、ルーベンには共感できないのです。  コメディとしてはどうでしょう?私は過剰な演出があまり好きではないので、この作品のコメディは肌に合いません。  下ネタも多く、下ネタが苦手な人にはウケないと思います。  これは作品の出来の良し悪し以前に、完全なる好みの問題です。  ちなみに、私の嫌いなシーンベスト3。(本当は10くらいあるのですが・・・)  3位。サンディがルーベンの代わりに会議で熱弁をふるうシーン。  2位。ルーベンがサルサを踊るシーン。  1位。ルーベンがトイレをつまらせるシーン。  もちろん、面白い部分もあるのですが、大筋のストーリーや全体のバランスを見ると、この作品は大して面白くないと思います。  ラストは一応ハッピーエンドなんでよかったのですが、なんとも煮え切らないまま終わったのでやや消化不良です。[DVD(字幕)] 5点(2017-03-26 12:06:29)《改行有》

12.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》  シリーズの中で、一番ついていくのが大変でしたね。  疲れた頭にムチうって、頑張ってついていった結果、『え?それで終わり?』っていうのが率直な感想でしょうか・・。  スパイ系アクションとしては見所満載で高水準。常に相手の一歩上をいく、爽快な頭脳戦は健在。  『記者と接触を試みようとする前半。』  『ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)と行動を共にする中盤。』  どちらも記者やニッキーを守りながらピンチを脱するという展開が今までにないパターンで面白い。  ジェイソン・ボーンはもう無敵感丸出しなので、『ボーンが守るべき対象を守りきれるのか?』というシチュエーションは、新たな緊張感を生み出すことに成功しているようです。  ただ、今までのシリーズと違い、後半からクライマックスにかけてが今いち盛り上がりません。  『迫りくる危機をどう回避するのか?』の1作目。  『最愛の人を奪った者達への復讐』の2作目。  それに比べると、この3作目の動機はパンチが弱い気がするのです。  正直言うと、3作目ともなると、『ボーンはいったい何者なんだ?』っていうのに、・・・そもそも興味が湧かない・・・。  前菜、メインディッシュは凄い良かったんですけどね!やはり〆のデザートも大事っていうことです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-01-30 04:14:02)(良:1票) 《改行有》

13.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》  まず冒頭でマリー(フランカ・ポテンテ)が射殺されちゃうのにびっくり。  自分を狙っているのは誰なのか。ボーンに罪をなすりつけようとしているのは誰なのか。  前作より明らかにミステリー色とドラマ性が強い。そして展開が早い。アクションも速い。カーチェイスは凄い。  少年漫画のようなノリはナリを潜め、完全なる『映画』になっていますね。  カメラワークの臨場感も前作を凌いでいる気がします。  手ぶれ撮影が平気、むしろ結構好みな私にとっては、迫力が感じられてとても良かったです。  特にカーチェイスのリアル感は凄い。  今までのカーチェイスであれば、『ありえないでしょ』の神業連発で、なんだかんだ言って切り抜けちゃうのがセオリーっちゃあセオリー。  ところがこの作品は違います。ぶつかる。ぶつかる。  いや、そりゃ急に道路に飛び出したり、車線変更すれば、そりゃそーなるのが普通なんですが、映画ではそーならないのが普通なのに、あえてそれをやっちゃうっていうね。あれ?何を言っているのかよくわからなくなってきました。  個人的にはカーチェイスであんま熱くならないのです。車やレースに興味が無いっていうのもあるんですが。私にとってカーチェイスって、どちらかというと退屈なシーン。であることが多い。  ところがところが。この作品ではもう目が離せません。  すべてのアクションが最高級のレベルで仕上がっていて、それでいて前作の雰囲気を少しも損なっていません。サスペンスアクションの最高級と言ってもいいくらいです。  恋愛要素が完全に排除されたのも、個人的な好みと合致しました。  トレッド・ストーン最後の生き残りとニッキーの使い方が、おいしいけど、ちょっと出番少なくてもったいない気がします。  そしてブライアン・コックス演じるアボット。唯一サプライズ演出をできたかもしれないのに、ステレオタイプの黒幕で悪いやつってのがばればれ。これじゃあダニーが殺されちゃうシーンだって全然驚けません。まさにダニーは無駄死にですね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-12-31 03:13:58)(良:1票) 《改行有》

14.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》  ストーリーはともかくとして、アクションは好き。  『静』から『動』へのシフトが鮮やか。アクションで大事なのはこのメリハリかも。  プロの殺し屋同士の戦いというのは、理屈抜きでワクワクします。少年漫画に慣れ親しんできた者であれば、この作品に心ときめく部分があるはず。  4,000万$(でしたっけ?)かけて作られた人間兵器。その強さの度合いも、比較対象があって初めてわかるというもの。その意味では、ジェイソン・ボーンと戦ったプロの殺し屋たちの強さは合格点と言えるでしょう。また、得意科目に個性が感じられるのも◎ですね。『異種格闘技戦』はこうでなくては。  よって、個人的には、この作品は『ヒーローもの』ではないかと思うわけです。少年漫画で使われても面白そうな題材。こーゆーシチュエーションは、いくつになってもわくわくしちゃいますね。  また、前半から中盤にかけての緊張感は、ミステリー要素が強くてここも◎。この辺りは一級品のサスペンス映画を見ている興奮が味わえます。中盤以降はジェイソン・ボーンの強さがはっきりしちゃって、爽快感は増すのですが、緊張感は半減。要は、『ボーンがこの連中にどう落とし前をつけるのか』ってのが後半最大の見所になるのでしょうが、その点に関しては『賛否』の『否』の意見が多いのもわかる気はします。ただこれは前半の面白さによる期待値の膨れ上がりも要因になっていそうですけどね。確かに大作映画としての深みはそれほどでもないかもしれません。  ですが記憶を亡くした超強い主人公が、機転とずば抜けた戦闘力で次々とピンチを切り抜け、敵を撃破していく。単純だけれども、それだけで映画は十分面白いと感じさせてくれる作品です。  マイナスポイントはやはり恋愛パートかな。個人的にフランカ・ポテンテという女優にあまり魅力を感じません。  だから彼女とのラブシーンも『はあ。』  お金を渡して『逃げろ』って言うシーンも『はあ。』  最後再会できたときだけは、ハッピーエンドで『良かったね。』とは思いましたが、それ以上の感情は湧かず。残念。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-12-25 14:49:43)(良:1票) 《改行有》

15.  僕のスウィング 《ネタバレ》  まるで教科書。いや、夏休みの日記。  エンターテイメントのかけらもない。  こーゆー特殊な教養、感性を要求してくる間口の狭い映画は、本当に苦手。  ってゆーか、『スウィング』って人の名前かよ。騙された。  平均点よ、下がれ。[DVD(字幕)] 1点(2016-07-04 02:14:41)《改行有》

16.  星ノくん・夢ノくん 《ネタバレ》  星ノくんと夢ノくんが、他の星から地球に修学旅行にやってきて、帰りの汽車に乗り遅れてしまうお話。  ある意味SFながら、二人の年齢をはじめとした様々なディテールがすべて省略されている潔さはなんか良い(笑)  まあ、ファンタジーの様相を呈してはいますが、どちらかと言えば第三者的視点から、人類を弁護するようなテーマ性のあるストーリに仕上がっています。  キャラづけや雰囲気は悪くないんですけど、人によっては好みが別れそうな作品です。なにせ、まったりだらだら進むうえに、大して大きなイベントもありません。ちょっと変な人が途中参加するくらいです。  個人的にはシュールすぎて苦手な部類に入るんですけど、何となくへんな魅力で最後まで見れてしまう不思議な映画。はっきり言って面白いとは思いませんけどね。[DVD(邦画)] 5点(2015-06-06 04:41:02)《改行有》

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