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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マルサの女2 予定調和なので、緊張感がありそうでないんですよ、残念ながら。伊丹ファンとしてはこう切り捨てるのが残念ではあるのですが。周防監督が撮ったメイキング編のほうがよっぽど面白い。[ビデオ(邦画)] 5点(2011-08-14 20:50:54)(良:1票) 2. 麻雀放浪記 正直言うと、私メはカケゴト全般、何が面白いのか、わけわからないんですよ。「人にとってはどうでもいいこと」に「自分は命賭け」、とかそういうことには共感できるんですが。「ラウンダーズ」なんかだとゲームはわからなくても雰囲気で十分楽しめた気がするんですけど、これはなまじ会話は日本語なのに何言ってるのかわからなくて、楽しさ半減でした。それでもこの点数ですから、ふつうにマージャンを知ってる人、好きな人だったらこれはきっとたまらない映画なんでしょうね。 6点(2004-06-06 12:35:37)《改行有》 3. 魔女の宅急便(1989) 《ネタバレ》 黒猫のジジが途中で「変わって」しまうことに、納得いかなかったですー。それがなければ、8点か9点、と思うんだけどなあ。あの設定に、何か深遠なワケでもあるんでしょうか? 私にはわかんないんですけど。7点(2003-09-30 01:38:51) 4. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 哲学的でありながら純朴なイングマル少年。 ハルストレム監督は、子どもの本質的な姿を描いたのだと思います。 いや、人間の本質というべきか。 悲しみや苦しみを、叫ぶのではなく、かといって抑えこむのではなく、ナチュラルに表現しています。 だから、映画の登場人物と同じリズムの息遣いで一緒にハラハラしたり、しんみりしたり、ユーモアにクスリとしたり。 つまり、わざとらしさがないのです。 そのかわりはっきりしたヤマ場はありません。 あえて挙げればボクシング場面? 人工衛星(?)の場面? どれもなぜかあっというまに「落っこちて」しまう「オチ」なので、カッコ悪いばかりでありますが。 ま、味のあるかわいい顔ですけど、アイドルとかヒーローというわけではないイングマル少年。 彼に共感が湧くか湧かないか、そこがこの映画を気に入るかどうかの分かれ目かもしれません。 不器用でドンくさい少年・少女時代を、ある程度客観的に見られるようになった世代にこそお勧めします。 (いやもちろん、不器用じゃない、ドンくさくない少年、少女の皆さんもいらっしゃるだろうけど、まあそういう人には、元々この映画は向かないでしょうな。)9点(2003-06-20 22:25:09)(良:1票) 《改行有》 5. マイ・レフトフット 母と息子を描いた映画で、これ以上すばらしい作品は思い出せない。障害者を描いた映画が苦手な人は多いと思いますが(それだけで安直な気がしてしまうの、よくわかります)、これだけはそういう先入観を捨てて、見てほしいと思います。アカデミー賞には私もときどき首をひねってしまうのですが、主演男優賞、助演女優賞、どちらもむちゃくちゃ納得できる作品です。 9点(2003-06-02 09:30:45)
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