みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 卍(1964) 《ネタバレ》 若尾文子・岸田今日子・船越英二の奇妙な関係を描く官能映画。岸田今日子ってこんな頃からホラー顔なのね...。それは置いといて若尾文子、相変わらずの魔女っぷりで狂気の世界を作り上げる。不信の連続で見てるほうも真実がなんなのかわからなくなる。関西が舞台だけど主用キャストみんな関東出身...。そこがまた変な感じ。[DVD(邦画)] 7点(2006-03-18 22:02:58) 2. マタンゴ あまり好きなジャンルじゃないので気持ち悪かった。キノコで変身するってのが漂流教室を少し思い出した。人間の極限を描いた傑作だろうけどドロドロしすぎてて好きになれない。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-11 23:30:22) 3. 瞼の母 大体は若山版を見てたので内容を知っていたけど、また違った面白さが見えた。若山版は活劇中心て感じだったけど、感動系なこっちのが好き。浪花千栄子や沢村貞子のエピソードなんかはとてもいい。お馴染みの東映の出演者なので楽しみも多い。忠太郎が母親と再会するシーン、台詞はほとんど同じなのに受ける印象が全然違う。錦之助の演技が素晴らしいかと。木暮実千代も勿論いいけど、若山版山田五十鈴の「忠太郎~!!」連発のほうがよかった。泣いてるシーンが母親よりも忠太郎が多いというのが錦之助っぽいなぁと思った。8点(2004-06-26 02:03:00)(良:1票) 4. 股旅 三人やくざ まず時代劇のオムニバスというのが珍しいと思った。秋→冬→春と移る景色を舞台に仲代達矢、松方弘樹、中村錦之助といった感じで進む。全体的に音楽がオーバー気味なのが気になる。それぞれの話の最初にディズニーのような変な合唱が聞こえてくるのが不気味におもしろい。仲代達矢のは竹林での殺陣、ラストシーンがとても綺麗。田中邦衛の存在感も凄い。松方弘樹のはいかにもってかんじな古いお話。雪の中の殺陣というのもなかなか見応えがあった。最後のトリは錦之助。メイクのせいか違って見える。それに意外にコメディなのが驚く。三枚目的な錦之助もまた素晴らしかった。タヌキが罠にかかったシーン、江原真二郎が一変するシーンなんかはかなりおもしろい。どれもそれぞれ良さがあるけど最後の錦之助のが一番好き。8点(2004-06-26 02:02:58)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS