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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マイ・フレンド・フォーエバー 《ネタバレ》 シンプルでいて、残酷だけど心温まる作品。難病による苦しみよりも、人が人と関わることで生まれる苦しみ、そして幸せに、目を奪われた。普通でいることが、どれだけ幸せなことなのか、それを普通でいる時に感じることが出来ないのが、世の常。デクスターの母親や、病院の先生を見て、愛とはどういうことかを教わった。[インターネット(字幕)] 8点(2018-06-28 22:37:15) 2. マディソン郡の橋 《ネタバレ》 人妻のフランチェスカが欲情しちゃって抑えきれなくなっちゃったのが良くも悪くも一番の原因。ロバートは結局振り回されているだけ。短時間しか一緒に過ごしていないのに「これが本当の愛」とか分かるもんかな?詐欺師っぽい台詞に聞こえてしまいました。一つ言えるのは、女性は現実的で、男性は未練たらしいということ。女性の方が男々しく、男性の方が女々しい。中年の不倫愛の燃え上がり方が良く理解できず、後半は鼻くそほじりながら見ました。あと印象的なのはメリル・ストリープの泣き顔が素敵だったこと。あの表情にはめっぽう弱いです。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-02 20:07:57) 3. マウス・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 夢を見ている時、たまに「これは夢だ!」って気付く時があると思います。それが怖い夢だった場合、早く目が覚めるように必死にあたふたします。もし仮に、夢から醒めることが不可能な場合、それを悟ってしまった時を想像すると、ゾっとします。だったらこれが夢だって認識しないほうがマシだろうな~。本作の主人公は、可哀想なことにホラー小説が現実になってしまっていることを認めたくないのに認めざるを得ない状況に追い込まれていきます。逃げることのできない現実をジワジワと知らしめる不気味なストーリー、救いのない幕の閉じ方など、とても上手です。ジョン・カーペンターが好きになりました。ただ、オープニングとエンディングの音楽が非常に残念。中途半端なハードロックはテンションガタ落ちです。ドロドロとした不協和音を低空飛行させるだけでお願いします。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-25 01:32:36) 4. マイ・ガール この映画に悪い人は誰も居ない。 でも少女に辛くのしかかる現実。この子、よく耐えてると思う。子供なのに。 自分も頑張らなきゃだめだな、なんて勝手に元気付けられた。 葬儀屋と無垢な少女の対比がお見事。 主役のベーダのおちゃめっぷりな性格は、世の女性が羨望する"少女像"。 天真爛漫、無邪気、意地悪、見た目可愛い、実は優しい子、みたいな。 想像してなかった展開に涙。 悪い人は誰も居ない、のに涙。 健気なベーダを見ていたら、悲壮感が残りました。[DVD(字幕)] 8点(2008-02-08 19:50:52)《改行有》
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