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プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
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1. マラソン マン
《ネタバレ》 ローレンス・オリビエが「ブラジルから来た少年」でユダヤ人博士をやってて、
この作品ではナチの医師をやってるとわかれば見るしかないでしょう。
うまい・・うますぎる。
主役からしてダスティン・ホフマンだし・・兄き役がJAWSのロイ・シャイダー。
このシャイダーの役は結構いいです。
何も考えず頭を使いまくってください。
「ゴッドファーザー」のような殺戮シーンもあり、
最初の東洋系の男はなかなか不気味だった。
マフィアやスパイものが好きな人は楽しめると思う。
当時かなり話題になったらしい拷問シーンはホラーより怖いかも。
最初は見世物みたいな感覚でこちらも見てたのにエスカレートしてくると、
精神的に来ますねこれは~!歯医者に行かない人増えたりして・・
歯医者=電気ドリル=宝石商
NYを散策してからビジネスに行く歯医者の行動は普通で、
街に溶け込んでこっけいであり不気味です。
さてここで冒頭と同じような場面になるところがうまいんですねぇ。
あの武器はスパイダーマンに使われてたみたいなかっこよさがある(爆)
こんなに悪いやつなのに尊厳さえ抱かせるこの歯医者とは・・?
そこらにいそうな医者か学校の先生か銀行員みたいだから怖い。
ラストの水道処理場(?)のようなところでのシーンなんかは、
歯をいたぶられたホフマンの報復みたいなもんですが、
あの終わり方は本当は違うらしいです。
でもああなったのはホフマン自身が監督に変更を頼んでのもの。
あれでよかったと思いますしあれしかないと思いました。
勧善懲悪だけが映画ではないしそれがハリウッド的なステレオタイプでも、
結果的にはいい子ちゃんになっても私はこれでいいと・・
「ブラジルから来た少年」も同じようなラストですが、
全て悪いものを撲滅しなければならないとは思わないのです。
目には目を歯には歯を(爆)を続けていけば戦争は終わりません。
[DVD(字幕)] 7点(2005-09-01 11:35:00)《改行有》
2. マーフィの戦い
《ネタバレ》 はっきりいってアクション映画と見れば大変面白いです。
ストーリーもわかりやすくてまさに娯楽作であり、緊迫感も味わえます。
でもねぇ・・あまりにも主役が身勝手すぎで腹立ってきた。
ドイツ軍に自分以外の乗組員を殺され復讐に燃え、
戦争が終わってもその潜水艦を爆破するのはいいんですが、
世話になった地元の人々まで巻き込み自分だけ復讐。
これもアクションが面白かったので許しましょう。
最終的には「激突!」のタンクローリーと化したひつこい悪魔に。
これも切れ映画の面白さということ許しても、
ラストが・・
ネタバレ
↓
↓
逃げてるんじゃないっ!?
玉砕覚悟でたったひとりで復讐なら「おおっ」と思うのだけれど、
逃げたの見た・・「フロドかお前は」
そして「戦争が好きなんだよ」というわりに、
あまりにも最初は優しい顔をしている・・
こういうやつが実は怖いと思う。
まあ映画なんだからとアクションは堪能できたんだけど、
喧嘩両成敗、復讐のあとに残るものとか、
後味が悪いことを期待していたのが間違い。
P・オトゥールは碧眼なので怖い顔はホラーです。
[DVD(字幕)] 4点(2005-05-07 08:07:23)《改行有》
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