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1. MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
あえて感想を言えといわれれば、フランス映画的な不条理な展開(実際はそれほど不条理でもないのだが)がどうこうということになるだろうが、正直言って、この作品を評する言葉を俺は持っていないのかもしれない、なんだかよくわからないけど胸に響く・・・いや違う、俺の胸なんか突き破ってどこかに飛んでいってしまった、そんな作品。ただひとつ確実に言えるのはネイティブな関西弁の恐るべきパワー、俺自身が関西弁ネイティブだからだろうが、現実離れしたシーンの数々にこの「言葉」が有無を言わせぬリアリティを与えている、これだけは間違いない。(関西圏以外の人がはついていけるのか、ちょっと心配)
先に書いたようにこの作品を評する言葉を俺は知らない、すなわち批判する言葉も持たない、それでも観て損をしたという気持ちは無い、少なくとも未知のものに触れることはそれがどんなジャンルのものであってもハッピーでスリリングだ、というわけで採点放棄の10点満点。 ps近いうちにもう一度劇場へ足を運びたいとおもう。10点(2004-09-04 20:01:42)(良:1票) 《改行有》
2. マイノリティ・リポート
あのどう見ても使いにくそうなインターフェイスやら、透明のモニターやら、背中につけるロケットやらがSFだと思ってるんでしょうねぇ、スピルバーグ御大は、「AI」とかを見ても明らかですが、結局あの人にはSF的なセンスは皆無のようで、つまらないだけならともかく、目玉コロコロやカビたパンなんかの、面白くも無く意味も無い「ネタ」で見るものをイラつかせてくれます、それでいてスタッフが豪華なのと資金が潤沢なおかげでパッと見は大作に見えてしまうんだからタチが悪い、いい様にコキ使われているスタッフに4点。4点(2004-01-20 01:12:45)
3. マトリックス
かなり期待して映画館に足を運んだ記憶がある。しかし期待していたものとは違っていたというのが正直なところ。まず電脳世界を現実の社会をなぞった形で表現しているところにガッカリした、まぁ映像的にはよくできていたが、できればここで新しい表現方法を見せて欲しかった。確かに完成度は高いが、評価されてるのは登場人物のファッションやアクションばかりというのはいかがなものか?こういう題材を扱うのなら「トロン」なんかのほうがよほど志が高いように感じる、(マトリックスのほうが映画としてはるかに完成度が高いし、面白いんではあるんだけどね)
まぁ期待したのは私の勝手ではあるのだが「ニューロマンサー」からのあからさまな引用なんかを見ると、どうしてもそんなことを思ってしまう。6点(2004-01-19 00:18:54)《改行有》
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2 | 1 | 1.03% |
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3 | 1 | 1.03% |
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4 | 6 | 6.19% |
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5 | 9 | 9.28% |
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6 | 16 | 16.49% |
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7 | 15 | 15.46% |
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8 | 12 | 12.37% |
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9 | 28 | 28.87% |
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10 | 5 | 5.15% |
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