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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マルタのやさしい刺繍 スイスの小さな村はハイジのデルフリ村のようなたたずまい、マルタおばあちゃんのかわいい刺繍入りの下着がハートをくすぐります。 保守的な村人たちがマルタの夢をつぶそうとするのだけど、若い頃の元気をとりもどしたマルタの情熱はそう簡単には吹き消せない。 息子や村人の悪役ぶりがオーバー気味でガミガミうるさいけど、裏でコソコソされるよりはイイかもね。 仲間のうち1人が欠けてしまっても、その分もガンバってあげてほしいな。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-08 07:00:04) 2. マリー・アントワネット(2006) ソフィア・コッポラが再びキルスティン・ダンストと組んで撮ったブルボン王朝絵巻。 ソフィアは「ヴァージン・スーサイズ」もそうですが少女趣味なのですよね。 デコラティヴなお菓子・ドレス・靴の向こうに空虚さが透けて見えそうで見えないもどかしさ。 「ベルばら」ファンでなくとも、「錠前屋」ルイ16世やフェルゼンはいてもオスカルやアンドレがいない…と思ってしまう不思議。 きれいなもの、おいしいものが好きな女性の小部屋。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-25 07:00:01) 3. マーサの幸せレシピ 米国リメイク「幸せのレシピ」にも当然似てますけれど、レストランの厨房でイタリア(系)の男性がかたくなな女性を口説くのは、「恋のためらい/フランキー&ジョニー」にも似て。 ゲルマンの女性との対比がいいのでしょうか。 ヒロインのギスギスした感じはこちらの方が出ているし、異国にいるイタリア人は濃さが中和されて陽気さが引き立ち、イタリア映画よりむしろ魅力が見えやすい気がします。(「ローマの休日」も美容師がいるからいいんですよね、奇しくも同じマリオ) 監督は「ドイツ映画には特色がない」なんてズバッといっちゃうクールな女性。 この映画の「特色」はイタリア色とともにマーサの姪っ子リナ。(美少女でないのがリアル) 寒冷なドイツと温暖なイタリアが地続きなのをうまく使い、リメイクと同じく気持ちのいい作品ですが、こちらの方が地味な分自然な感じがしました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-19 02:20:26) 4. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT お亡くなりになったからといって急に感慨深くなるものでもなくて。 ポップスターはパフォーマンスやヴィジュアルやメッセージが要で音楽は二の次に感じるので興味が少ないです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-27 01:00:03)(良:1票) 5. マレーナ 集団リンチより下着ドロの場面でイヤ~な気分に★ ジュゼッペ・トルナトーレの少年ノスタルジーは、お上品な「シネパラ」と赤裸々な「マレーナ」どちらが地なのでしょう? 女性は両極端に分けてますが、どっちもどっちだし女が多い世界はニガテ。 好奇の視線の中を闊歩し続けたマレーナの面影は、レナートの心象風景の中では朽ちることもなく。 最後はきれいにまとめて。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-25 01:20:33) 6. マンマ・ミーア! 「アバ/ザ・ムービー」は一度しか見てないし、CDも「アバ・ゴールド」とこのサントラしか持ってないけどABBAは好き♪ 一つのグループでこれだけ多くのポップな曲をもつのは他にはビートルズくらい? ヴァネッサ・パラディ主演、ドロン&ベルモンド共演の「ハーフ・ア・チャンス」に似たパパ探しのお話で、可愛いソフィーと婚約者以外はオジちゃん・オバちゃんばかりで絵的にはちょっと苦しい映画ですが、俳優さん入魂の歌とダンスをヘタレぶりをふくめて楽しめばいいと思うけど。 メリル・ストリープは「プレンティ」で共演したスティングのコンサートに招かれた時、「あなたがうらやましい!」と告げたそうで、映画俳優は観客のナマの反応を感じる機会が少ないから歌手への憧れがあってもおかしくない。 コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ピアース・ブロスナンの3人のパパたちはレコーディング・ルームで恐怖で固まってたそうで、(当然レッスンはしてきたでしょうけど)「恥をかきたくたい」「笑いモノになるんじゃ」との不安との闘いだったのですね。 CDにおさめられた歌の中ではメガヒット曲群をさしおき、彼らがフィーチャーされた「アワ・ラスト・サマー」が一番よかった気がします。 努力のたまもの! 舞台にはないギリシャの海・空・空気をパッケージングできるのも映画ならではの贅沢。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-12 06:07:32) 7. 魔法にかけられて 舞踏会で、ふたたび魔法が呼びおこされる。アラン・メンケンはやっぱり音楽(おと)の魔法使い。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-31 02:55:04) 8. マスク2 ハンナ&バーベラ版じゃない「トムとジェリー」を見てしまった時の気分に近いです。主人公がアニメーターなのは良かったんですけどね、パラパラマンガのトコとか。一生懸命作ってるのだけは感じられて、なんだか切なくなりました。SPERM(!)のシーンは本国ではカットされたのに、こっちではTVでもいいなんて…[地上波(吹替)] 3点(2009-05-08 04:09:57) 9. マイ・ブルーベリー・ナイツ 画のキレイな映画は好きだし素敵な作品なんだけど、なんでかあまり惹かれないんですよね…「恋する惑星」の時も思ったけど。インドの血をひくノラはPVでなく普通の映画だとあまり映えなくて、ジュードは逆に役にはカッコよすぎです。被写界深度の浅いボケ味はポートレイトなら美しいけど、映画で多用されると目が悪くなったみたいでちょっとイラつく。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-02 13:09:27)
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