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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マッドマックス 怒りのデス・ロード 前3部作のファンながら、今作を観たのはつい先日。 その完成度が高さに度肝を抜かれてまず思ったのが、惜しむらく、劇場の大画面・大音量で鑑賞出来なかったことだろう。 そこには、見紛うことなき、マッドマックスの世界が、ジョージ・ミラー御大の手腕によって現代に蘇っていたのですから。 マッドマックスと言えば、危険なスタントで有名なカーチェイス! 余分な前書きなく始まる逃避行、スタートから勿体ぶらずフルスロットル全開!これでもかと見せ尽くしてくれるんだから一瞬たりとも目が離せない。その凄まじいパワーたるや世界感、登場人物、衣装や小物などの細部に至るまで、一切の手抜きは感じられない。 リアルな狂気狂乱の世界が眼前に濛々と広がっていた。 主人公は、トム・ハーディ演じるマックスであるものの、今作はシャーリーズ・セロン演じるフュリオサの個性が強く、彼女の 独壇場のようにも感じられる。彼女が主役の映画でもよかったくらい彼女には自然と狂気の世界に溶け込んだ雰囲気や凄みが感じられた。 主人公たちの仲間に加わるニコラス・ホルト演じる狂信者もいい味付けだったし、逆に惜しいのは、悪の親玉イモータン・ジョー様。かのヒューマンガスにも引けを取らない異形な姿やカリスマ性は感じられるものの、何故あそこまで崇拝されたのか解せない(考えるだけ無駄?笑)執拗なまでに追跡してきた割にはあっけない最後。 砂嵐の中駆け抜けるアクションシーンも見事だったが、それに付随するカメラワークや撮影も素晴らしい。 印象的なのは、昼のギラギラ感と夜の冷めた風合のコントラストが、一夜にして変わるかもしれない人間の狂気と正気の狭間を表してるかのようでいて、そのギャップに、色使いに、ただただ圧倒された。 もう随分とお年を召したジョージ・ミラー御大ですが、いやぁホントお見事というしかないですね![ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-04-21 09:20:30)《改行有》 2. マスカレード・ホテル キムタクと長澤まさみの絡みやら、取り巻く多くの登場人物とのやりとち含めて、面白かったんですけどね.. ただ、癖のある客が出てきて云々..という繰り返しが続き、 伏線の紐解き、謎解き要素などもっと面白く出来たはず。 原作に忠実なのは良いけど果たしてそれで良いの? というわけで映画化するなら原作の昇華しないとね。演出・構成に課題有りかな〜 ぶっちゃけ、2時間ドラマのスペシャルでも良いよね[映画館(邦画)] 6点(2019-02-22 02:46:30)(良:1票) 《改行有》 3. マイティ・ソー 《ネタバレ》 ソーのキャラクターに尽きる。 ナタリーも3戦士もロキも氷の巨人のボスも脇役としての存在感が薄く、全てはソーの引き立て役に過ぎない。そのくらういい意味で尖った主人公だったと思う。 でも、父オーディン役のホプキンスは威圧感あったなぁ。 アスガルドの造形美や王道ストーリーと全体的によくまとまってるとは思いますが、デストロイヤー戦や兄弟対決も盛り上がりはいまいち。ソーの復活が1番かっこ良かったなぁ。 [映画館(字幕)] 6点(2011-07-04 17:25:45)《改行有》 4. マチェーテ デ・ニーロにセガール、ジェシカにミシェルとくればもう観ないわけには いかないでしょ。ここまでのキャストなら間違いなく主役のセガールで悪の親玉デ・ニーロの一択なのだが、なんせ今回はメジャーでありながらB級。なんちゃて映画の予告から生まれたダニー・トレホが主役だぜ。どうみたって主役の顔じゃないwでもそこがウケる。 で無敵の漢:セガール様が悪のボスとくれば鉄板級の胸熱。。切腹自害ってのはカッコ良すぎ!さすが無敗の男。ホントはもうちょっとセガールアクション堪能したかったが。。 こういう作品にツッコミは無用!ノリで楽しみましょう♪[DVD(字幕)] 5点(2011-05-24 09:23:25)(良:1票) 《改行有》
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