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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マイケル・ムーアの世界侵略のススメ 《ネタバレ》 映画かと言われれば、映画ではないような。2時間のお勉強バラエティー番組を観たような気がしています。後半は、侵略と称して、アメリカの国旗をおいてくる趣向はどうでも良くなってました。とはいえ、見ている間は次は日本にもきてくれないかなとか、思っていた次第です。[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-22 22:23:25) 2. 万引き家族 《ネタバレ》 例えばスイミーのエピソードのように、困難な状況にあるものたちがそれが故に深い絆で結ばれているっていうようなこの監督の得意技みたいですが、納得いかないんですよね。現実には、経済的に困難な状況の人たちほど、お互いの心を詮索し合っているのではないでしょうか。おそらく母親に愛されなかった信代が、りんを我が子のようにかわいがれるのもわからない。負の連鎖は続くものと思っていますので。しかし、今日は封切り日ですので書きませんが、リリー・フランキーが雪の晩、布団の中のセリフにまいりました。父親であろうという気持ちをあきらめるとき。オレもこういうことを、言わなければならない日がいつか来そうだ。また、絶対あり得ないけれど、りん(樹里)の視線の先に、バスを降りた祥太とお父さんが立っているなんて想起させるエンディングも良いと思います。そんなことは、絶対に絶対にありえないんだけれど。【追記】リリー・フランキー、なんか田中邦衛に似てきた?[映画館(邦画)] 7点(2018-06-08 13:31:01) 3. マネーボール 《ネタバレ》 なにか、観終わって釈然としない。弱小スポーツチームが何らかのきっかけで破竹の勢いをとげるというのは、映画界においてかこれ以上ないというくらいの黄金のフォーマットなのだと思う。しかし、本作のアスレチックスは、前期アリーグの地区優勝決定戦に出ているんですよね。確かに、主力メンバーがそこから抜けたという事情はあるにせよ。制作者は「黄金のフォーマット」に寄りかかろうとしすぎてないか?古い枠から新しいフレームを作ろうとしている主人公を描いた作品なのに。なんか、弱い者ぶってる。ずるくない?[DVD(字幕)] 2点(2018-04-27 22:57:18) 4. マネーモンスター 《ネタバレ》 爆弾が○○なのを大オチでバラさないところがウマい。彼女になじられ、憔悴する犯人をみてから、どうかこの馬鹿たれの悪夢を早く解いてやってくれと願っていました。イタむず痒いんだ。娯楽作品として観ていられないくらい。オレは稼いだ分だけで、コツコツやっていこう。[DVD(字幕)] 5点(2016-12-29 14:18:28) 5. マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 このシリーズは初見なのですが、過去作を見たら良いのか見ない方が良いのか迷ってしまいます。だってこれで完璧じゃないですか。「宇宙戦艦ヤマト」みたいで、「北斗の拳」みたいで、「風の谷のナウシカ」みたいで、「インディジョーンズ」みたい。アホっぽい感想でイヤんなりますけど、これは無茶苦茶面白いぞ。[DVD(字幕)] 10点(2016-06-12 14:36:42)(良:1票) 6. 舞妓はレディ 《ネタバレ》 上白石萌音は逸材だ。朝のあいさつの声の音色だけでも惚れ惚れする。でも、春子から作中ラストで岸部一徳のいうところの「一生懸命な若さ」のようなものが伝わってこないんだ。慣れない場所で困っている様子はうかがい知れるが。この作品自体が上白石の店出し(デビュー)なのではないかと思ってしまう。作中、やはり一徳の「小春の店出しでこんなにいろいろな人が脇を固めていてズルい」といった趣旨のセリフがあるが、そのまんまのことをワタシは本作に感じてしまう。また、そんな好待遇に上白石自身が困っているようにもみえるんだ。【追記】そして、あなたもメインテーマが頭の中でリフレインして困っているはず。[映画館(邦画)] 6点(2014-09-13 20:20:42) 7. マン・オブ・スティール んー、過剰だ。あんまり過剰なんで、ギャラクティカ・マグナムのいいのを2・3発いただいたみたいだ。つまり、少年マンガのテンションなんです。オレもくたびれました。[DVD(字幕)] 5点(2013-12-24 21:34:25) 8. マザーウォーター 《ネタバレ》 うーん、残念。やっぱり、雑なんだ。ワタシは赤ちゃんの扱いが、ちょっと悲しくなるくらいマズかったと思います。赤ん坊をあんなふうにベンチに座らせてはいけません。落ちちゃいそうで、怖い、怖い。必ず、だっこして座らせるはず。赤ん坊と移動するなら、ベビーカーか、おんぶ。立たせたまんまで、食物(豆腐)をあげてはいけません。ちゃんと座らせて食べさせること。スタッフは、ペットの犬ころかネコでも預かっているつもりかぁ!でも、そんな中。小林聡美ですが、ぎこちなくポプラを抱いてるシーンでは、私生活でもこんな風に幸せになって欲しかったなあ、と少し胸が熱くなりました(だって、ファンだから)。[DVD(邦画)] 4点(2011-09-03 00:00:40)
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