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21. マルコヴィッチの穴
《ネタバレ》 発想は素晴らしいと思う。異才ジョン・マルコヴィッチという人物の起用、7階と8階の間の奇妙な階、すっぴんのキャメロン・ディアス。全てがシュールで人を食ったようで奇想天外。観る前はその前評判から、「自分はこの作品は好きだろうな」と予想を付けていた。だけれど駄目でした。何が駄目だったって、マルコヴィッチ本人がマルコヴィッチの穴に入った時のオチですよ。何だちきしょう、ネタを考えるの放棄しやがったな、あんなんありかい、と思いました。でもあれも監督なりの狙いだったのかな…と観てから何年経っても考えたりはする。そういう意味では確かにかなり印象的な作品ではあります。4点(2004-03-30 20:21:49)
22. マイ・ライフ(1993)
重いテーマに対して製作側の技術とセンスが付いて行っていないと思う。間に10年挟んで2度観たけれど、2度とも感想は同じだった。エピソードの1つ1つがブツ切れと言うか、テンポが悪いような気がする。作品自体が何だかホームビデオ的な構成で、1つの物語を一貫する、というより、エピソードを連続させた、という感じ。何にせよ、私はこの作品に深みを感じなかったのでした。評論家にはこき下ろされたのが分かる気がする。4点(2004-01-07 16:17:18)
23. マレーナ
古い社会の閉鎖性と偏見、集団心理を描く為には必要だったのかも知れないけれど、町中の人々全てが絶対的に「男はマレーナに性的欲望を感じ、女は美貌にとことん嫉妬する」という、あまりにも画一的な、二極しかない人間描写にはとことん違和感と不快感を感じた。確かに男はあんなもので女もあんなもの。いやらしい部分だけ見れば。ただそんな男と女の嫌な部分だけを誇張して、それを見せ付けられても気分が悪い。確かに男はいい加減で無責任、女はねちねちと嫉妬深い…心当たりが沢山ある。そういう意味でこの映画は男と女の本質を描いた映画だとは、確かに言える。でもとにかく何だか考えるだけで気が滅入る。何とも私の個人的なトラウマを思い出させて、鬱にさせてくれる作品。だから多分、凄く良い映画なのだと思う。ベクトルは別としても、私の心をここまで掻き乱す訳だから。3点(2004-01-08 18:02:17)
24. マイキー
それにしてもこの子役は見事なまでに「クソガキ」を体現している。後味の悪さと、信じられないクソガキっぷりを逆評価して、この点数で。2点(2004-01-03 17:25:19)
0 | 2 | 0.25% |
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1 | 4 | 0.49% |
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2 | 29 | 3.56% |
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3 | 52 | 6.39% |
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4 | 87 | 10.69% |
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5 | 119 | 14.62% |
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6 | 151 | 18.55% |
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7 | 142 | 17.44% |
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8 | 106 | 13.02% |
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9 | 72 | 8.85% |
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10 | 50 | 6.14% |
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