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性別 男性
年齢 62歳
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1.  マカロニ 《ネタバレ》 タイトルに作り手の意気込みを感じる。何故に「マカロニ」なのか。多分、これぞ外国人に誇るべきイタリアといえる映画を作りたかったからではないだろうか。そして、それに成功しているように私には思える。だからこそ、文書保存室に部外者がすたすた入ってこれてしまうセキュリテイの甘さとか、わがままなVIPのために離陸を遅らせたりとか、あまり積極的には撮って欲しくないようなシーンを、ナポリ銀行やアリタリア航空が許容したのではないだろうか。ストーリーの語り口、伏線の貼りめぐらせ方はお手本のように見事。ジャーナリストの質問で航空機メーカーの重役がナポリを何十年も前に訪れていたことが明かされる点、文書保存室で仕事中にもかかわらず帽子を被ったままタイピングしているのをユーモラスに見せているところ、10時間で10年分の衝撃を与える飛行機の耐久テストの話を聞き、それを「ひどいな、人間に同じことをしたらどうなる。病気、喜び、悲しみ、恋愛、災難、それが一日に襲い、夕方には40才年を取っている」と人間に置き換えた何気ない車のなかでの会話。40年前にもらったZippoのライターをさりげなく取り出すエピソード、占いをする母親の御宣託、子供のころに泳ぎにきていた場所で明かされる1時という時刻の持つ特別な意味、などなど、それらこれらがすべて後の展開に効いて来るので、映画は脚本だと思っている人にはこたえられない作品ではないだろうか。ただひとつ難を言うなら、イタリア人の主人公は、しょっちゅう海外旅行に出かけていなかったとするなら消印の偽造に長けていたとしか考えられず、そのような技術をもっていれば500万リラ程度の金はなんでもないはず。という意地悪な感想をもったのは後知恵であって、観ている時は名優二人の演技にただただ魅了され、画面に引き込まれていた。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-02 15:01:56)

2.  招かれざる客(1967) 状況の設定が巧みで、役者の演技がうまければ、著名なコメディアンが出演していなくても、また、笑いを取りにいくようなおおげさなジェスチャーなどが使われなくても、極上のコメディができあがるということの見本のような映画。人は大勢の前になればなるほど、建前を言い、面と向かって一対一で話せる状況でなければなかなか本音をいわないものだが、そういう人間の特徴を巧みに衝いた脚本だった。登場人物が一堂に会して社交的な、あたりさわりのない、見ていてコミカルな会話をするリビングルームの場面と、シリアスな本音の交換をする書斎、テラスの場面をかわるがわるもってきたのが、非常にうまかった。特に、本音の交換をする空間として、議論の場としての閉塞空間たる書斎と、相互理解と説得の場としての開放空間たるテラスという対照的な2つが用意されていたところが、演出に立体感を与えていた。スペンサー・トレイシーが最後テラスからリビングルームに戻って行う大演説のなんといじらしいことか。自分の意見を変えるのに、いちいち格好をつけないと気がすまない男という生き物のもの哀しさを、見事に演じきっていた。9点(2005-02-17 23:25:34)(良:2票)

3.  マネートレーダー/銀行崩壊 名門ベアリングズ銀行を破産に追いやった先物トレーダーの回想録をもとにした作品。娯楽としてではなく、反面教師的な教訓を得るために鑑賞。「マーケットの魔術師」などの、およそあらゆる投資の名著といわれる本には、投資活動において守るべきこととして、過大なポジションを持たないこと、パーソナルな心配事がある場合は、取引を中断するか、取引のサイズを小さくすること、損切りを厭わないことが書かれているが、想像していた通り、この主人公は、それらの原則を守れなかったことがよくわかった。また、上司からの利益ノルマなど、機関投資家の運用者に特有のプレッシャーもよく描かれていた。機関、個人を問わず、投資活動をしている人なら、見ておいて損は無い作品だと思う。6点(2005-02-08 23:03:23)

4.  まぼろしの市街戦 《ネタバレ》 もちろん戦争を皮肉っている。あと、フランスは王制を終わらせてしまった国だが、自由になった精神病院の患者たちが築きはじめたのが共和国ではなく王国であったということは、フランス革命自体も皮肉っているのではないかという気がして面白く観ることができた。作り手がアンデルセン童話の「裸の王様」に着想を得たのかどうかさだかではないが、ある意味で、完全に「裸の王様」という話になっていた。8点(2004-03-18 13:37:09)

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