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1. 迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
「卒業」をネタにしたアイディアは良かった。アニストンはやはりTVの人で超大作の
ヒロインを演じられる人では無いがこうゆう作品にはその「普通」なところが生きている
と思う。
メグの後継者と言う人が居るが同じ年頃のメグと較べるとアニストンにはメグのあの「キュートな雰囲気」が無くとても後継者にはなり得ない。アニストンにはその「普通」さを生かした作品に出て欲しい。
しかしラファロはすっかりラブコメの「いい人」役に固定されてしまったが、本人はこれで満足なのだろうか?コスナーは昔の栄光は何処?でホントがっかりする。
もう開き直り? アニストンの頑張りも達者なマクレーンにすっかりさらわれてしまった
感じ。
[DVD(字幕)] 5点(2006-12-07 20:29:25)《改行有》
2. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 N・ケイジはこうゆう憎めない悪党を演じると実に巧い。ストーリーはなかなか面白いが
ケイジが娘を全財産の入った貸金庫へ連れて行く所とか、鞄のすり替えがやけに早く発覚
する所などで最後の落ちが読めてしまう。最後は予想通りだったが希望を持たせた終わり方だったので後味は悪くない。注目のA・ローマンだが14歳の娘を演じて実に巧い。
ただ、A・ローマンがこのままハリウッド・スターになれるかと言うと一つ気になる点が
ある。彼女は余りにも華奢で小柄過ぎる、女優にはある程度の肉体的魅力も必要と思う。
彼女が歳相応の女性の魅力を出せれば良いのだが、演技力は全く問題ないのだから。
全体として佳作だが、リドリー・スコット監督の作品としてはいかにも気分転換のために
お手軽に作った「小品」と言う感じがした。7点(2004-10-22 10:18:12)《改行有》
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