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プロフィール |
コメント数 |
330 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。 漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。 |
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1. 真夏のオリオン
《ネタバレ》 太平洋戦争を題材にした現代の邦画っていうと、どうしても現代の価値観が入った描き方をされてしまい、違和感を覚えてしまうことが多い。
もっとも、全く現代の価値観が入ってなかったら、「それは映画ではなくドキュメンタリーだろ」ということは、自分もイイトシなんで頭では分かってるつもり。
でも、体がついていかないとでもいうか、多少知識がある分、どうしても最初から「ケチをつけたい」という気分で見始めてしまう。
さて、この映画も、もちろん現代の価値観が入っている。
艦長の言葉遣いとか、部下への接し方とか。それと髪型も。
さらに最大の「現代の価値観」は、人間魚雷・回天を艦長が「使いたくない」と思っているところ。
これはない。こんな非人間的な兵器でも、使うために多くの人が苦労して載せているんだし、使うのが命令だし。
でも、これが意外と気にならないんだよね。
終戦間近だし、「戦後を見据えて、こんな考えになった軍人さんがいたかも」と思わされるだけの説得力がある。
妙に日本海軍に甘いアメリカ軍の艦長も、ありえないのかもしれない。
クライマックスで自分は「浮上した瞬間に白旗揚げろ!じゃなきゃ撃たれる!」って心の中で叫んでたけど、そうはならなかったし。
でも、「当時の史実とは違うけど、こういう軍人がいてもいい・いてほしかった」というこの映画のメッセージを受け取れた気がして、自分は最後、結構感動して見終わることができた。[DVD(邦画)] 8点(2013-08-12 01:23:56)《改行有》
2. マンマ・ミーア!
舞台から派生した映画って、自分にとってはハズレばかり。
脚本にこだわりすぎるあまり、映像がとにかく退屈で、それに引きずられて映画全体として退屈ってことが多い。
そんなわけで、アバは知っていたけど、この映画にはあまり期待していなかった。
ところがだ。
いやー、まさかこんな映画とは全然思わなかった。
だって、ストーリーがムチャなのはともかく、歌は結構ヘタだし、ダンスもそろってないんだもん。
若い嫁さんが可愛くて歌もうまいからもっと見たいのに、なぜか下品なオバチャンがしゃしゃり出てくるし。
でもね、見ているうちに気にならなくなってくる。
とにかくノリとテンポがよくて、強引だけど美しい風景も合わせてメチャ楽しいから。
そうなると、後半のムチャなストーリー展開さえ、大笑いして許せる。
映画って、こういうのでも全然アリだと思う。
見終わったあと、幸福感あるし、誰かと話したくなるし。
なら、この映画は、映画として王道でしょう。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-04 02:57:20)(良:1票) 《改行有》
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