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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  マダガスカル2 《ネタバレ》  前作とは打って変わって、子ライオンがハンターにさらわれちゃうスタート。しかもそれがまさかのアレックス。アレックスがニューヨークの動物園に流れ着いたのにそんな事情があったなんて。今作はもしかしてシリアス路線でいくのか?  いやいや、前作と同じノリでした。前作と打って変わっていませんでした。悪ノリ。悪ふざけ。やはりこのノリにはついていきづらいものがあります。中身のない会話やギャグもたまにはいいんですけどね。  ただ今作ではペンギンズをすんなり受け入れてしまった自分がいます。もうそーゆーペンギンを超越した存在として認識しちゃってます。だから抵抗感なく彼らの活躍を見守ることができました。確かに愛すべきキャラであり、なんかすごく頼りがいがあります。  親子愛。アイデンティティー。異種族間恋愛。様々なテーマが盛り込まれている今作。いや、盛り込みすぎたと言うべきでしょうか。おかげでどのエピソードも駆け足で薄味。それにアレックス、マーティー、メルマン、グロリアの4人は一緒に行動してほしかったので、最後を除いて結構ばらばらだったのがちょっと物足りなかったり。  例えばアレックスの両親の再会と跡継ぎ問題、それに水問題くらいに的を絞っても良かったんじゃないだろーかと。その問題に4人が力を合わせてサバンナの動物たちのピンチを救うみたいな、一本筋の通ったストーリーのほうが好みです。そうすればもう少し落ち着いて見られたと思います。親と出会うのもわりとあっさりで、もう少し感動的に演出できなかったものかと。  いずれにせよ話がとっちらかっているのがあまり好きではないので、点数厳しめです。  え?次作?もちろん見ます。面白いかもしれませんので。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-05-03 11:59:29)《改行有》

2.  マダガスカル 《ネタバレ》  当時かなり子供向けっぽかったので見るのを敬遠していました。でもどんどんシリーズ化されていくので、『もしかして面白いのか?このままその面白さを知らずに人生終わっていいのか?』との思いに駆られ見てみることに。淡い期待はありました。結果、あんま、いや結構つまらなかった・・・。  まずマーティがちょっと気に入らない。マーティーは草食だからいいでしょうけど、アレックスは肉食。マーティのせいで2日もご飯食べられずフラフラ。それなのにマーティーは『お前はアレックスだろう。キングだろう。』の精神論一点張り頑張らせようとする。目くじら立てるような映画でないことはわかっています。これは、え・い・が。あ・に・め。でもなんかマーティの無神経さがカンに障っちゃったんです。  徐々にアレックスが野生に目覚めていく過程は面白い。ですが結局その野生を克服するのもアレックスの心ひとつ。何だかなあという醒めた目で見ちゃいます。  で、巷でとても評判良いのがペンギンズ。そして私がちょっとついていけなかったのもペンギンズ。いや、そのキャラクター自体は好きですよ。動物の擬人化だって今や当たり前ですから気になりません。やたら交通アクセスに詳しいキリンなんて楽しいじゃないですか。  でもね、ペンギンたちの貨物船乗っ取りは、やはりいくらなんでもやりすぎじゃないかと思っちゃうわけですよ。それがOKならなんでもアリになってしまう。ギリギリ許容できる範囲を超えてしまっている気がするのです。  まあでもシリーズ化されるほどの人気の秘密を知りたいので、続編も見てみることにします。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-04-21 02:50:15)(良:1票) 《改行有》

3.  マンイーター 《ネタバレ》  『こんなジャングル・クルーズは嫌だ!』みたいな作品。  何かの陰謀とか、実験とか、生物兵器とか、遺伝子操作とか、そんな雑味はいっさいなし。ただでかいワニがいた。そして人を食う。それだけの映画。なんと潔いのでしょう。  このリアルワニワニパニックの巨大ワニの存在を、地元の人間が誰も知らない。なぜならこれはB級だから。  パニック映画としては一定の水準を満たしているのではないでしょうか。  『ジョーズ』の舞台を『ジャングル・クルーズ』に変えただけですね。  ホラーやパニックにたいして新しい風を求めない私とは、とても相性が良い。  ワニの巣穴に迷い込んでからの攻防はなかなかの迫力。リアルな恐怖心を感じられます。ワニが水中に入ってスーってこっちにやってくるときの恐怖はジョーズに通じます。  ただねえ。こーゆー映画ならではの『登場人物たちにイライラ』なーんて悪習まで踏襲する必要はないんです。その筆頭はケイト。ツアー客を自分の勝手な判断で巻き込むなんて非常識。更にはツアー客に死傷者多数。自身も大怪我して、みんなにこれからどう償っていくんだい、と心配していたら、そんな彼女がピートに一言。『ツアーはどうだった?』いやいやいや!これだけ死人を出しといてその冗談!こいつまじか!  ピートはピートで会ったばかりのガイドの女性のために、そこまで命をかけるかね。  何とも理解に苦しむ人たちです。今回ばかりは二人ともワニに食べられちゃっても良かったです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-12 21:12:57)(良:3票) 《改行有》

4.  マイアミ・バイス 《ネタバレ》  酒飲む。おどる。ボート乗る。身の上話する。いちゃいちゃする。本筋と関係ないやりとりがだらだらだらだら。あくびが出ます。  本編のストーリーは新しさがなくありきたり。でもそれでもいいんです。王道、正統派の『良さ』があれば、ありふれたプロット大歓迎です。ところがその『良さ』もない。  要所要所で目をひくシーンは確かにあります。イエロ達との交渉シーン。仲間の救出シーン。その緊迫感がなかなか良い。FBIの中でも、優秀なプロフェッショナル集団。それを窺わせる突入シーンは凄く良い。  でもそれくらいかな。野球に例えるなら、良いプレー、良いバッティングはあったけれど、単発ばかりで結局点に結びつかない感じなんです。  FBI、麻薬取締局、その他各機関にそれぞれ異なる曜日で情報を提供。内通者をあぶり出す、シンプルかつ合理的な機転の利かせ方が最高。結果FBIに内通者がいることが判明。これは面白くなってきたぞと思ったのに、そこはなぜか掘り下げません。なぜ?どうでも良いエピソードにはたっぷり時間を使ったくせに。  結局誰がどうやって何の目的で情報を流していたのかすべて不明。イエロは死んだけどモントーヤは放置。これだけの長尺を頑張って見た結果、なんだか全然すっきりしない終わり方。いまいちです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-04-27 04:31:01)(良:1票) 《改行有》

5.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》  見ているときは面白い。見ているときは興味をひかれます。でも見終わったあとは、『だから何?』という気持ちでいっぱいになります。  起承転結の『結』の部分が、期待していた着地点ではなかったです。ビンガム(ジョージ・クルーニー)がラストで自分が今求めているものに気付き、アレックスを追いかける。そしてアレックスと結ばれる。安易でも良いので、そっちのほうがよほどスッキリします。アレックスには自分と違って家族がありました。自分と同じだと思っていた人が実は違う人種だったなんてことはよくある話ですが、そんなドラマは見たくないです。  パソコンを使った解雇通告の新方式。採用されれば出張は廃止。出張が生きがいのビンガムにとって、出張の廃止は『クビ』を宣告されるのに等しいのかもしれません。今まで散々人に説いてきた『新しい人生』というのを、今度は自分が考える番がまわってきたわけです。だったらここで、『新しい生き方』『マイレージを貯める以外の幸せ』を劇中で示して欲しいです。  ただ逃げ場所と遊び相手を求めていただけのアレックス。クビにした人間の自殺がショックで退職するナタリー。新方式が凍結され、出張の日々に逆戻りするビンガム。こんな終わり方じゃあ消化不良と指摘されても仕方ありません。  それから、個人的に妹の結婚式のくだりは中だるみしました。退屈で仕方がなかったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-03-29 02:57:04)(良:2票) 《改行有》

6.  マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》  え?実話?みたいな終わり方なんですが、実際はどうなんでしょう。実話だとしたら、釈然としないあの終わり方にも一応の納得はできるというものですが。  それにしても前半がだるい。クリーシーとピタの心の交流や絆を描くために必要だというのはわかります。とは言え、尺に頼りすぎ。限られた時間のなかを、作り手側の工夫や演出で、共感させてほしいものです。  中盤、ピタがさらわれてからが、かなり面白いです。次から次へと悪党を芋づる式に釣り上げていく様子は痛快。復讐の仕方も徹底していて良い。クリーシーの怒りが伝わってきます。ただし、ピタが生きていたとなると、多少話は変わってくるかもしれません。もちろん誘拐に加担した人々は、ピタが生きていたとしても、ピタを救い出すために殺されちゃうのは致し方ないのでなんとも思いません。ただ父親はどうでしょう。確かに悪いことに加担したかもしれませんが、その動機は『借金まみれの家庭を守るため』というもの。せっかくピタが生きて帰れても、父親が死んでいたんじゃピタがかわいそうですよ。  それに、クリーシーの過去にいったい何があったのか、さんざんもったいつけておいて結局教えてはくれないのですね。過去のエピソードを明かしてくれないと、どれだけクリーシーがピタによって魂の救済をされたのかが伝わっきません。それってこの映画のいっちばん大事な部分だと思うんですけどねぇ。  と、ゆーわけで、気になる部分がなきにしもあらず。更にはラストがしっくりこなかった。ということで、やや辛口評価です。[DVD(字幕)] 6点(2017-11-08 01:41:52)《改行有》

7.  マーダー・ライド・ショー 《ネタバレ》  『悪魔のいけにえ』みたいなのを想像していたのですが、終盤はお化け屋敷状態。「誰?」っていうのが次から次に出てくる出てくる。更にはB級ホラーならではの、『理由』『説明』『動機』というものは一切ありません。強いて言うなら、欲望のおもむくままにやりたいことをやる人達、というところです。ノリと勢いでつっぱしる映画。個人的には嫌いではありません。  スプラッタ描写はたいしたことないですね。ただイカレタ家族の狂気というものはよく描かれていたと思います。  B級ホラーにはこーゆーテイストを求める気持ちが少なからずあります。つまり、私にとってのB級映画のある意味完成形とも言える作品。ただこの作品では被害者側の反撃というものが一切ありません。もちろん作品によってはなくても良いのですが、この作品には欲しいところ。このプロットでやられっぱなしというのは、欲求不満がたまるものです。  それにしてもやたらと画質やカラーの違う画を入れてきていましたが、これは個人的には好きじゃないです。[DVD(字幕)] 6点(2017-08-27 16:02:29)《改行有》

8.  マスター・アンド・コマンダー 《ネタバレ》  まず、長い。必要な尺ならまだしも、『アケロン号を追っかけるだけ』の2時間強、これを冗長と言うのでしょう。  そしてこれだけ時間をかけているのに、人物が全然頭に入ってきません。描き方が中途半端で、個性が足りません。  だから、『海に落ちた後見捨てられる人』『自殺する人』『最後の戦いで命を落とす人』と、描かれている戦の悲劇が、観ている側にほとんど伝わりません。それこそが最大の悲劇と言えましょう。何か起こっても、『そもそもあんた誰だっけ』状態です。  で、その分ストーリーで盛り上げてほしいところなのですが、これがまたつまらない。本当に面白くない。  私はラッセル・クロウが好きで、更にはポール・ベタニー演じる船医が凄く良かったので、何とか最後まで見ることができたという感じです。  それに、冒頭とラストの戦闘シーンは緊迫感があって良かったです。  ただ、正直映画として見る価値はほとんど無いようにも思われます。どちらかと言えば、製作サイドの自己陶酔型映画と言えそうです。  ラストのオチも好きじゃない。  こーゆー作風だからこそ、爽快な勝利を信じて最後まで見ていたこちらの気持ちはどーなんの、っていうオチでした。[DVD(字幕)] 5点(2017-07-27 13:16:08)(良:1票) 《改行有》

9.  魔法にかけられて 《ネタバレ》  ディズニーの懐の深さが味わえる作品。ディズニーアニメの住人が現実の世界へ。こーゆーの大好きです。わくわくします。夢があります。  実際、ロバートの娘はジゼルに夢中。あれぐらいの年頃の女の子は皆プリンセスに憧れるものなんだと改めて実感。プリンセスは何も容姿だけで、プリンセスなわけではないみたいですね。『心の在り方』みたいな、そーゆーものもプリンセスにとって大事なようです。こーゆー描き方は、ディズニーの一番良いところかもしれません。  とにもかくにも、この作品はとにかく面白い。ファンタジーだけでなく、コメディとしても抜群に面白いです。ジゼルとエドワードが、『ディズニーのノリ』で、ニューヨークを駆け回る様子がおかしくてたまらないです。  『真実の愛に気付き、ニューヨークに残るジゼル』  『もう一度、真実の愛を信じることができたロバート』  『最初から最後まで王子であることがブレないエドワード』  『現実主義と見せかけて、ロマンチスト、その本質はプリンセスのナンシー』  最後に求めたものは、それぞれ違えど、そのどれもが『正解』であると言ってくれるラスト。素晴らしいぞディズニー。皆それぞれのハッピーエンドを迎えられて良かったねと、素直に思える良作。更には斬新なアイデアと、コメディ色豊かなエンターテイメントをプラスしたことで、もう傑作と言っても良い作品に仕上がっています。  好きなシーンは数多くあれど、一番好きなシーンは排水溝からわらわらと出てくるゴキブリたち。それに悲鳴をあげる妻。普段は『掃除される側の生き物たち』に掃除させるそのセンス。脱帽です。[DVD(字幕)] 8点(2017-06-28 00:36:55)(良:3票) 《改行有》

10.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》  カンフー、というかムエタイですが、かなり真面目なアクション。  スピード感あり。アイデアあり。迫力もまあまあ。ストーリーはいまいち。なにせ『盗まれた仏像の頭を取り返す』というだけのものです。  それに、ハムレイが序盤かなりイライラさせる。ムエは悪くないのですが、なんだかいてもいなくても良い感じ。姉が死んだときもハムレイが死んだときも同じリアクションで、死ぬのは姉だけでいいんじゃないでしょうか。  ハムレイが死に、ティンが出家して、で、ムエはどうなったかわからないラストはかなり中途半端です。  つまり、アクションは凄い、けど、シナリオの練りはいまひとつ、といったところです。これだったら、『正義』や『人情』で戦うジャッキー映画、ジェット・リー作品のほうが、カタルシスが得られて良い。『怒り』を私達が一緒に感じられるかどうか、これはアクションにおける重要なポイントだと思うのです。  また、『スローモーション』と『リプレイ』が好きじゃないです。個人的に。この作品も他のカンフー映画同様かなり多用されています。その結果、軽快なテンポを犠牲にしています。たとえ『凄いアクション』であっても、『映画作品』であるならば、ストーリーの一部として見せるべき。もっと言うなら、当たり前のようにそーゆーアクションを見せるのだから、人に感動を与えることができるのだと思います。  いつまでたっても『スローモーション』と『リプレイ』は作り手の自己満足と自意識過剰が目についちゃって、好きになれませんね。  『曲芸鬼ごっこ』『なんちゃって天下一武闘会』など、見所が多いのは確か。  とは言え欠点も多いため、良作と言えるかどうか微妙なラインの良作です。[DVD(吹替)] 6点(2017-06-01 12:48:05)(良:1票) 《改行有》

11.  マッスルモンク 《ネタバレ》  前半から中盤にかけては面白かったのに。普通に楽しめるサスペンスアクション。クライムムービー。テンポもよく、ノリも良い。  その人の『業』が見える。『業』が見える人は死期が近い。『業』によってその人の死に方も推測できる。面白い試みです。  『サイコメトラー』とか、それに近いテイストになりますね。  『前世がカブトムシってどうなん?』とかも思ったけれど、よく考えると面白い。  女刑事とコンビを組んで、『業』を見て、『筋肉』『カンフー』ふりまわし、悪い奴をやっつけちゃうぜ、っていうよくあるパターン。嫌いじゃないです。むしろ大好き。  犯人も個性的で良い。バッグの中に人を引きずり込むインド人はインパクト大。出だしの相手としては完璧。2番手のウナギのような泥棒も、箸休め的な意味として最適。これは面白い作品に出会ったものだと、非常に満足。  『そしてここから一気にクライマックスのエピソードが始まるわけね。』と勝手にわくわく。  ところがところが。後半は全く違う映画になっちゃいました。  前半であれだけ盛り上がったこの気持ち。いったいどこへ持っていけばいいのやら。  変な宗教観。変な精神世界。アクションはなくなり、女刑事は殺される。女刑事が殺されるところだけが、やたらグロい。  生々しくて、趣味が悪くて、爽快感が無くて、カタルシスもなくて、意味もわからない。  ずっと前半のテイストでいってくれれば、最高に面白い作品になれたのに。  なんでこんなことになってしまったのか、理解に苦しみます。  とてもラストのアンディラウみたいな、爽やかな気持ちになれないんですけど![DVD(吹替)] 3点(2016-12-18 22:15:07)《改行有》

12.  マイ・ビューティフル・ジョー 《ネタバレ》  救いようの無い母親ハッシュに終始イライラしちゃうんですが。自制心がなく、情緒不安定で、ギャンブル依存で借金作って、全部自分が悪いのに被害者面する人って大嫌いです。『実は・・・』って設定があることを期待したのですが、最後まで見てもそれは無く、本当にただのダメ女です。にもかかわらず、金融屋?のほうが無条件で『悪』とされちゃうことにものすごい違和感を感じます。  ジョーの『一見強面だけど、実はとっても真面目で優しい人』っていうギャップは確かに面白い。ですが、それが活かされたのって冒頭だけじゃないですか?冒頭以降は、ただの優しいだけの人に見えなくも無い。これといった取り柄が見当たりません。  それに、ジョーは本当の意味では全然ハッシュという人間を変えられていない気がします。結局ラストも棚ぼたみたいな感じでラッキーのみで乗り切ってしまいます。もちろんそれは、ジョーの人柄がもたらした人との絆によって得られたラッキーではあるわけですが、それが頭では理解できても、心には響いてこないのです。  登場人物に共感できず、物語に全く乗れないまま、突然子供が話し出し、病院で感動の再会を演出されても寒いだけなんですけど・・・。[DVD(字幕)] 3点(2015-05-22 12:49:01)《改行有》

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