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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. 真昼の決闘
《ネタバレ》 一人でも敵を恐れず立ち向かうスーパー保安官ではなく、必死で仲間を集めるところがとてもリアル。
殺されるのを恐れて加勢しない状況もそう。
協力しようとする者もいるが、形勢が悪いのを知って辞退したり、何だかんだで結局共闘する仲間は無し。
孤立無援の主人公の焦燥感が伝わってくる。
ただ、大騒ぎの割りに悪党一味は4人だけというスケールの小ささ。
しかも、その一人を新妻が背後から撃って片付けるとは、従来の西部劇とは随分様子が違う。
決闘までの時間がそのままリアルタイムに描かれているのも、今では『24』などでお馴染みだけど当時としては斬新。
従来の西部劇にないリアルな面白さはあったが、ヒーローに求められるようなカッコ良さや爽快感はない。
一貫したアンチヒロイズムとリアリズム。
主人公は新妻と一緒に逃げれば良かったのに、背中を見せられない性分から留まってしまった。
教会で住民たちから協力を得られず逃げることを勧められながら、それでも留まる義理などなかったのに。
仕事への信念は立派だが、そもそも守るべき住民の支持を受けていなかったし、新妻のことを考えれば意固地すぎるように思える。
結局、新妻に助けられて人殺しにしてしまったし、プライドを捨てて退くのも勇気だったと思う。
そうなると、アンチヒロイズム、リアリズムが行き過ぎて、ドラマにはならないけれど。
決闘が終わった後、保安官を見捨てた住民との微妙な空気が印象的。
グレース・ケリーが若く美しすぎて、初老のゲイリー・クーパーとでは父娘にしか見えない。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-19 22:46:12)(良:1票) 《改行有》
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