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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. 幕間
《ネタバレ》 モンタージュを駆使した前衛的なコメディ映画。
パリの街並み、ひとりでに前進したり後退する砲台、それにスローで飛びかかる二人の男。
砲塔を倒し、砲弾を込め、ぴょんぴょん飛びはねる男たち、砲弾の行き先は・・・?
斜めになったり逆さまで次々とうつされる街並み、萎む人形たちの顔はまた膨らむ、バレリーナが踊る下からの視点が時折現れる、突きあうグローブ、パリの街並み、夜。
男の頭の上の棒切れの山、そこに火をつけられて頭をかきむしる、遺跡の柱、チェス。
チェス台に注がれる水、雨のイメージ、荒れ狂う海を進むように浮かぶ紙の船。
徐々に現れるバレリーナの全身、脚元だけが光に包まれる海、交わされる腕、どんな美女かと思いきやオッサンww
海原と二つの眼、口元、向けられる銃口が狙うのは噴水の上の丸いもの、水がなくても浮かんだり分裂したり、鳥が漁師の頭の上にとまる。それを狙うもう一人の狙撃手。
派手な馬車・・・いや駱駝車をスローで追いかける人々、まるで踊るように町を行く人々もスローモーションに駆ける。
再び現れるバレリーナの脚、駱駝車の後をゾロゾロとついてく人々、いつの間にか後ろの霊柩車だけ離れてしまう、それを追いかける人々も全力で駆ける。
やがて坂道を下るように早回し・すべてのスピードが上がる、車の列、自転車の列、飛行機、船まで猛烈なスピードで進む。木々や河川、街中を横切る視点・ジェットコースター。
延々と走り続ける、激しいカットバック、あまりのスピードに振り落とされる棺桶は原っぱを転がり、追いついた人々が棺を取り囲む。ひとりでに棺の扉があいて・・・タラーン♪
目撃者は全員消されてしまう。自分自身も。
「FIN」だと?誰が終わらせるものかっ!うるせー終わりっつったら終わりなんじゃ!逆再生で戻されるオッサンたち。わけがわからんがとにかく楽しい映画だった。[DVD(字幕)] 8点(2015-07-28 17:02:41)《改行有》
2. 魔女(1922)
《ネタバレ》 デンマークのベンヤミン・クリステンセンによる驚異的な作品。
今見れば恐怖はまったく無いだろう。終始ゆったりした展開で退屈に感じるかも知れない。ただその映像の凄さに酔えるか酔えないかだけだ。
冒頭からしばらく流れ続ける不気味な悪魔のイラストや解説。悪魔に対する歴史的考察は中々勉強になる。
そこからオムニバス形式で悪魔に取り憑かれた人間たちの狂乱の連続。
悪魔に誘われ犯されていく女性たち、サバトの醜悪な宴、気の触れた修道女たちの醜態・・・異様な光景の数々。
その異様さは何処かユーモアさえあるのではないだろうか。
特殊メイクによって作られた悪魔の造形も凄い。
魔女狩りや異端裁判といった中世の呪われた歴史も絡んでくる。
傑作だ。[DVD(字幕)] 9点(2015-01-28 05:43:08)《改行有》
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