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プロフィール |
コメント数 |
678 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録) |
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1. マスク(1994)
久しぶりに見ましたが最初から最後まで安心して見ていられます。キャメロン・ディアスのデビュー作というのには驚きました。堂々として自然な演技、そしてこのお色気!デビュー作でこの風格は凄いですね。。また、ジム・キャリーのマスクを着けていない時の顔芸&仕草のほうが断然面白いのも25年ぶりにみて再発見できました。ドリアン(ピーター・グリーン)もパルプ・フィクションのゼッド役、ユージュアル・サスペクツのレッドフット役と、とても印象深い役者さんで好きでした。
キャスティングは過不足なく、それぞれのキャラ立ちもしっかりしているので混乱せずスッキリ見られます。また途中の踊り(ミュージカル風)も、ラ・ラ・ランドのような鼻につくようなこともなく、とても自然に組み込まれています。皆さんおっしゃるようにマイロ(犬)の演技力がやたらと高くて驚きます(かなりのレベルでしょこれ?)。
緑のマスクやアニメ調の動き(CG)ばかり批判される流れがありますが、この映画はCG以外のメインのストーリー部がとてもよく練られています。あくまで実写不可能なアニメ表現をCGが担当したという感覚です。(動きも自然だし嫌味がない) 個人的見解ですが、私の中ではやはり1990年代まで(およそマトリックスより前)が映画=スクリーン作品としての一つの時代だったような気がしますね。「The Mask」もそんなイイ時代の作品の一つだと思います!文句なし![インターネット(字幕)] 8点(2018-09-01 10:55:33)《改行有》
2. マディソン郡の橋
《ネタバレ》 何十年ぶりに再見しました。ロードショー当時はやたら退屈な映画だと思っていましたが、今見ると深さというか良さが少しわかります。私は独身なので本当の意味では理解していないのかもしれませんが、これはなかなか落ち着いた大人の映画です。
大人になると知り合った相手が既婚者ということが当たり前になります。私にも過去一度だけ映画のような出会いがあり、同じような感情になったことがありました。今もたまにお相手の女性とお話しますが、今でもお互いに強く好意があったであろう確信があります。しかし私は絶対に不倫ダメ派なので、この映画のようにはゆきません。
手を触れあうだけ、食事をするだけ、それだけで心がつながってくれたらもう最高でしたが、それじゃあまりにも映画として面白くないですよね(笑) 原作を読んでから映画を見たせいもありますが、やっぱり「あかんやろ」という気持ちが付きまとって高得点が出にくい映画です。[DVD(字幕)] 5点(2018-08-09 16:08:17)《改行有》
3. マトリックス
《ネタバレ》 流行り物に反発する性格でロードショー未鑑賞でしたが、空前の大ヒットで猫も杓子もイナバウアー状態。本当にレンタルを心待ちにした映画です。借りたその夜、、心底感動して2度続けて鑑賞しました(深夜27時)。。こんな映画初めてで興奮しまくりました。
当時から難解な映画だといわれていましたが、私は割と簡単に理解できました。要するに養殖豚と同じで電池要員として人間が機械に飼われている図式ですが、人間が食物連鎖の頂点から転落したならば、これは十分に考え得る構図だと思われます。
その他、ファミコンゲーム世代なので架空世界でルールを無視する感覚も難なく理解できましたし、脳の電気信号で現実と夢を区別するならば私の住んでいるこの世界もマトリックスなのかもしれんな、と、真剣に考えたほどです(汗)
この作品はマトリックスが何なのかよく判っていない所からスタートしますので話が回りくどくて難解になりがちですが、人間自身が飼われている状況に気付かないよう工夫されている点などが素晴らしくも恐ろしかったりします。ただ、ここまでの状態に持ってゆくまでにはかなり長い年月と莫大な設備投資、人間の反発などがあったハズで、それらの複雑な部分がサクッと端折られている点はやはりご都合主義だなと感じてしまいました。
続編を熱望した映画でもありましたが、続編の出来栄えは「迷走」の一言でした(汗) とにかく、この一作目は名作として語り継がれるべき本物の哲学&SF映画の最高傑作です![ビデオ(字幕)] 9点(2014-09-03 13:59:38)(良:2票) 《改行有》
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