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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 宮本武蔵完結篇 決闘巌流島 《ネタバレ》 稲垣浩の「宮本武蔵」三部作の完結篇。前作に増してメロドラマ度上がってます。三船武蔵を獲り合う岡田茉莉子・八千草薫のバトルが凄い。1作目では可憐な印象しかなかった八千草薫もなかなか嫌な女演じてると思う。散々好き好きとストーカーしておきながら武蔵がその気になるとお預け。武蔵の気が離れると見ると私死にます作戦で困らせる。対する岡田は色気で迫るも失敗。思うようにいかないのなら邪魔者お通を消して、武蔵も野武士に襲わせちゃえと...。巌流島の戦いなんかよりもこっちの戦いのほうが凄まじかった。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-22 23:47:59) 2. 宮本武蔵(1954) 《ネタバレ》 稲垣浩の「宮本武蔵」三部作の第一作目。原作はお馴染みの吉川英治で、主演は三船敏郎。この時代にカラー作品というのは結構凄いと思う。個人的には東映版のほうが好きだけどこっちもなかなか面白い。特に八千草薫の可憐さは特筆。三船武蔵は本来の豪快さ・荒々しさに加えて、中村錦之助のようにめそめそと泣き出すといった意外なシーンもある。東映版では沢庵役の三國が又八ってもの驚き。ただやっぱり沢庵は三國のほうがよかった。尾上九朗右衛門(どこか三島雅夫に似てるw)の沢庵は深みも凄みも足りない。[ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-22 23:47:52) 3. 水戸黄門(1957) 月形龍之介の映画生活38周年記念とかいう東映オールスタア作品。名前は見覚えあっても実際顔わかるのは5・6人なのが辛い。それでもこのキャストは震える。月形黄門は貫禄があっていいけど、いきなりお犬様の皮を剥げとか言うので驚く。印籠がお守り袋なのもおもしろい。7点(2004-04-30 01:11:11) 4. 道(1954) なんかよくあるような感じかなと思ったんですけど、当時としてはどうなのかな。やっぱラストシーンが悲しい。7点(2003-02-08 20:41:14)
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