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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 ホラー映画は観ようとは思わないけどポーラ・パットンとエイミー・スマートの美人女優二人がでてるので観にいったら結構怖かった。鏡って最も身近にある神秘的な題材だから恐怖も一層リアルに感じられた。オリジナルは未見だがこのジャック・バウアー版ではシリアス路線からラストは一変し、サービス度満点(主人公が完璧にジャック化するのも含めて)のアクション&スペクタクルと、ハリウッドらしいおなかいっぱいの映画になっている。ジャックがただただ家の鏡にペンキを塗る地味な映画ではないのだという、いかにもハリウッドライクな作品だ。ところで、最初にキーファーが出てきたところで映画館のどこからか「ジャック・・・。」という呟きが聞こえてきた。自分もキーファーが銃を出してからはジャックに見えて仕方がなかった。ラストシーンのOPEN24HOURではちょっと笑った。[映画館(字幕)] 6点(2009-01-03 17:09:40) 2. ミスト 《ネタバレ》 予告編から「霧たちこめるだけでどうやって2時間以上話をもたせる気なんだ?」と思ってたら虫やら糸やら触手やらが出てきてクローバーフィールド状態であせった。クローバーフィールドとまではいかないが序盤からカットが長く臨場感やシンクロ感を盛り上げる演出が巧く十分機能していた。しかしなんといっても突然極限の絶望感に放り込まれた人々のドラマがこの映画の面白いところだったと思う。狂信者を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンの存在が秀逸で、危ないのは異次元から来た奴等だけでなく人間の精神もそうであると感じた。仲間において行かれ、仲間となるはずの人間から殺された軍人がその結末である。色々な意見もあると思うが、ラストは凄まじいものとなっている。スーパーからの脱出に成功し希望を得た一団だが超巨大生物との遭遇やガス欠から死を余儀なくされる究極の絶望を味わい、一転し軍隊の攻撃によって霧は晴れる。知人だけでなく守ると約束した息子まで殺すしかなかった主人公にとって霧が晴れる事は死よりもつらい経験となり非常にやるせない気もする衝撃的な終焉だった。[映画館(字幕)] 7点(2008-05-17 21:37:07) 3. M:i:III 《ネタバレ》 またも監督が交代した事がよかったのではないか。1のサスペンスと2のアクションを調和させバランスの良い仕上がりになっている。背信者の存在、爆弾のタイムリミットなど緊迫間のある展開にド派手なアクションが加わり娯楽作品としては非常に満足ができる。P・S・ホフマンが演じた敵役も存在感があってよかった。それにしてもトムは最高にかっこいいね。[映画館(字幕)] 7点(2008-03-11 08:57:14) 4. M:I-2 《ネタバレ》 監督が交代してスケールがかなり大きくなった。そしてジャンルがスパイ映画からトムのアクション映画に変わった。トムは最高にかっこいい。サングラスを投げるトム、バイクに乗るトム、タンディ・ニュートンと絡むトム、ダグレイ・スコットやリチャード・ロクスバーグが変装したトム、格闘するトム、砂浜から銃をヒョイってやるトム・・・。トムは最高にクールだ!それだけ!!ちなみに僕も偉大なトム先生のサドルに乗らないバイク走行の真似事をレッツ4パレットというスクーターでやってみたが彼の偉業を真似した先輩達同様に玉砕された。[DVD(字幕)] 5点(2008-03-11 08:46:00)(笑:1票)
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