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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ミニミニ大作戦(2003) スピード感があって爽快。いいよね、特技持ってて使えるヤツって。カーチェイスシーンもワクワクした。不評の邦題ですけど、アクション映画があまり得意じゃない私がこの映画を見たのは「ミニ」を見たかったから。ツレがクラシック・ミニに乗ってるんだけど、夏は暑すぎるとクーラーをかけられないし、うるさいし、荷物もあまり乗らないし、こまめにメンテしなけりゃすぐ故障する。そんな英国らしくて不自由なこのクルマが私は大好きだ!ちっちゃいくせに誇らしげで不遜なツラ構えは大きなクルマの中にあって益々絵になるんだよね。けど、この映画で使われているBMWミニはミニであってミニにあらずって気がするのでちょっとガッカリだったな。出番も思ったより少ないし。この欲求不満はオリジナルを見てはらすとしよう。6点(2005-02-14 13:49:42) 2. ミスティック・リバー 《ネタバレ》 原作はは2001年の「このミス」では10位、「ベスミス」では2位に選ばれている作品なので、ミステリーファンは期待したと思う。私はショーン・ペンが苦手なので長らく敬遠してたんだけど。映画全体の印象は良く磨き込まれた古い家具のようで、イーストウッドの趣味の良さを感じる。何故デイブは妻にさえ真実を打ち明けられなかったのか?それはデイブが少年に欲望を感じたから。なんと言う業の深さだろう。でも幼い頃性的虐待を受けると得てしてある事らしい。彼は目の前の幼児性愛者に自分を見て、自分が少年をレイプする日が訪れる予感が恐ろしくて、自分自身を殺したのだ、25年前地下室に残してきた「少年(誘拐される前の自分)」と一緒に。小説にはそう書いてある。読んでいると溺れて息が出来なくなるような気がする登場人物達の心理描写が売りの小説なのだけど、映画からはそこまでは伝わって来ない。かなり原作に忠実なだけにそれでも良い作品なのか?イマイチ判断できない。ただ、私は自分をコケにした人間の事は許したりできない。ただ忘れるだけだと思ってる。なのでお腹の中には澱みたいなものが残る。あるいは心に受けた傷や大きな悲しみは、時がたてばそれは薄れはするが決して消える事は無い。この小説で一番共感する所はその部分で、それは映画からも感じられた。7点(2005-01-27 13:09:26)(良:1票) 3. ミスター・ルーキー 私は関西生まれでありながら30年来の巨人ファンですが、神宮に阪神戦を見に行くこともあれば、月曜日はパリーグの試合中継も見ているし、毎朝出勤前にはメージャーの野球中継も見るという野球ファンです。なので実はこの映画ちょっと期待してたんですが・・。ホンモノの野球選手を使ってるところや、甲子園の雰囲気、対戦相手のユニフォームなど、プロ野球が好きなことは見てとれて好感持てますが、いかんせんストーリー、脚本、一茂ともにお粗末すぎる。もうすこし関西らしいテンポをベースに、落とすところは劇的に落とすという作りにした方がよかった気がしました。それにしてもバース。太りすぎ・・。3点(2003-08-26 12:58:18) 4. ミリオンダラー・ホテル ヴェンダースのファンとしては、この映画のヴェンダース的映像とU2の音楽にやはりやられる。コメントを聞かれれば「私は好き」と答えるが、他人に薦める気には慣れない映画。7点(2002-03-26 16:34:28)
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