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1. 未来少年コナン
テレビ版なら10点。当時はビデオも普及していない時代だったので、人気作品はよく”編集映画”として復活したものだった。宮崎駿の原点とも言える作品で、私にとってはこれ以上面白い作品は無い。最大の見所はやはり生き生きしたキャラで何度観ても見飽きない。今振り返ると、天才宮崎駿といえども地位を確立するまでが最高潮で、それからは何時までも正攻法ではいけないと暗中模索になり、晩年は好き嫌いに分かれる作品ばかりになってしまったように思われる。現在「ゲド戦記」がボロカス叩かれているが、息子は先ずテレビの「コナン」を100回見て、作品を創るにしても先ずテレビぐらいから始めるのがよかったのではないだろうか。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-05 03:43:38)《改行有》
2. 未知との遭遇
自然が創り出した芸術”デビルズタワー”と比べ、UFOのデザインのショボイこと。どう見てもパチンコの看板である。それに、あの5音はどうだろう、苛立たせる何かを感じる。スピルバーグはやはり「激突」「ジョーズ」の様なストレートな映画に限る。このような迷走とも読みとれる、中途半端で回りくどい展開は観ていて気持ちの良いものではない。せめて誘拐=悪ぐらいははっきりしておいて欲しいものだ。テレ朝には、お馬鹿アクション映画にはもうウンザリなので、今後も過去の名作を放映してい貰いたい。3点(2004-07-03 17:07:27)
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